その中でも圧倒的人気のいちご大福。 甘い大福の中にさわやかな酸味のいちご。 ベストマッチです。 このいちご大福はいつ頃生まれたのでしょうか。 歴史のある和菓子の中で、いちご大福は比較的新しいものになります。 登場したのは昭和後期の1980年代。 和菓子界には珍しい、甘酸っぱさが際立った味わいが、 またたく間に人々を魅了しました。 どのお店がいちご大福の発祥となったのかについては諸説ありますが、 昭和の後半に、複数の和菓子店から登場しています。 実はわたしの家の近所にも、 『いちご大福発祥の店』と言うのぼりがかかった和菓子屋さんがあります。 いちご大福を売り始めたお店については、 東京新宿の「大角玉屋」、群馬前橋の「金内屋」、 三重県津市の「とらや本家」、この他にも複数店舗あり、地域もさまざまです。 大阪市旭区にある御菓子司『松福堂正一』では、 昭和50年代終わりにはすでに販売していたと言い