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灰色文献の検索結果1 - 19 件 / 19件

  • 奈文研が脱「灰色文献」 考古学資料をネット公開 (産経新聞) - Yahoo!ニュース

    一般に流通していない専門誌などに掲載され、インターネット検索でヒットしないことなどから「灰色文献」とされる発掘調査や考古学の資料を公開して“白色”にしようと、奈良文化財研究所(奈良市)が、保有する関連資料から約5万7千件のデータベースを作成し、ネット上で一般公開を始めた。対象は、明治29年の専門誌や現在は入手困難な郷土史など幅広く、担当者は「成果を広く還元したい」としている。 「灰色文献」は原文献がどの程度利用できるかを色で表したもの。非公開資料や秘密資料は黒色、一方で、商業出版ルートにのっている入手が簡単な資料は白色と呼ばれる。 官公庁の報告書や出席者しか入手できない会議資料、非売品の図書・雑誌などが「灰色」に区分けされ、収集や整理、提供のあり方などをめぐって1993年から国際会議も開催。近年は米グーグルの検索機能でヒットしなければ、「灰色」とされる傾向もあるという。 発掘調査報告

    • インターネット時代の灰色文献 灰色文献の定義の変容とピサ宣言を中心に

      インターネット時代における灰色文献の動向について,灰色文献の定義の変容,灰色文献資源の政策策定に関するピサ宣言の2つの視点を中心に,さまざまな角度から考察する。まず,灰色文献の定義について整理する。次に,定義に関連して,インターネット時代における灰色文献の現状や課題について触れる。最後に,2014年に公表された,灰色文献資源の政策策定に関するピサ宣言を取り上げ,灰色文献をめぐる最新の動向について紹介する。 2014年12月に米国議会図書館で開催された第16回灰色文献国際会議の中で,イタリア上級衛生協会のPaola De Castroは,灰色文献を次のように言い表した。 「『灰色文献』は,出版物のシンデレラのような存在。価値があるのに,灰をかぶっている」 この灰かぶりというフレーズは,価値があることはわかっていてもそれ自身を見つけることが困難であるという,灰色文献の特性をうまく表現している。

      • CA1952 – 灰色文献のいま~2010年代の動向を中心に~ / 池田貴儀

        CA1953 – 「常識のカバーをはずそう」~札幌市図書・情報館が変えたこと、変えなかったこと~ / 淺野隆夫 灰色文献のいま ~2010年代の動向を中心に~ キハラ株式会社:池田貴儀(いけだきよし) 1. はじめに 灰色文献国際会議(International Conference on Grey Literature;以下「GL会議」。会議毎にGL+開催回数で表記)(1)の最近の話題は、磯本のGL17(E1787参照)や熊崎のGL20(E2108参照)等の報告(E1382、E1612参照)(2)にもあるように、オープンサイエンス、オープンアクセス、研究データである。これは、GL20(3)と2019年10月に開催されるGL21(4)の全体テーマや、「灰色文献資源の政策策定に関するピサ宣言(以下「ピサ宣言」)」(5)で謳われるオープンサイエンスやオープンアクセス推進の文言からもうかがい知る

          CA1952 – 灰色文献のいま~2010年代の動向を中心に~ / 池田貴儀
        • 大学紀要というメディア : 限りなく透明に近いグレイ?(<特集>灰色文献) | CiNii Research

          JaLC IRDB Crossref DataCite NDL NDL-Digital RUDA JDCat NINJAL CiNii Articles CiNii Books CiNii Dissertations DBpedia Nikkei BP KAKEN Integbio MDR PubMed LSDB Archive 極地研ADS 極地研学術DB 公共データカタログ ムーンショット型研究開発事業

          • 灰色文献 - なぶんけんブログ

            2016年10月 灰色文献と言っても、本が灰色なわけではありません。書店で簡単に購入できたり、多くの図書館に所蔵されたりしていて、誰でも読むことができるのが白色文献、関係者以外まったく入手できないか存在自体が公表されていない文献を黒色文献と呼ぶ時に、その中間にあたるのが灰色文献です。 考古学の分野には灰色文献がたくさんあります。遺跡について詳しい情報を提供している発掘調査報告書は発行部数が少なく、公共図書館にはほとんど所蔵されていません。考古学に関する論文も、大規模な学術誌だけではなく、歴史好きな人たちが同人誌のような小規模な雑誌に投稿しているものもあり、発行部数が少なく流通範囲も狭いために入手が困難となっています。他の文献で引用されたり、参考文献として挙げられていても元の文献を見ることが難しいこれらは、灰色文献と呼んでいいでしょう。 奈文研では考古学分野での灰色文献を減らすために、文献へ

            • E1382 – 灰色文献の最前線―研究データの収集・管理・提供<報告>

              灰色文献の最前線―研究データの収集・管理・提供<報告> 2012年11月29日と30日に,イタリアのローマにおいて「第14回灰色文献国際会議(Fourteenth International Conference on Grey Literature:GL14)」が開催された。灰色文献に関する国際的なネットワークGreyNetの主催によるものである。筆者も含めて17か国から約50名が参加した。 今回は「灰色文献によるイノベーションの追跡」というテーマのもと,「研究のライフサイクルを追う」「灰色文献の追跡方法」「新しい技術の適用」「灰色文献の再利用」という4つのセッションが設けられた。基調講演に続き,17本の口頭発表と15本のポスター発表が行われ,研究者の灰色文献の利用状況に関する最新の調査結果,灰色文献の収集・管理・提供の試みの中で明らかになってきた課題,またそれらの解決に向けた取組み等に

                E1382 – 灰色文献の最前線―研究データの収集・管理・提供<報告>
              • E2108 – 第20回灰色文献国際会議<報告>

                第20回灰色文献国際会議<報告> 第20回灰色文献国際会議(Twentieth International Conference on Grey Literature:GL20)が2018年12月3日と4日の2日間にわたって米国のニューオーリンズで開催され,13か国から約40人が参加した。 主催するGrey Literature Network Service(GreyNet)は灰色文献に関する研究およびその実践,コミュニティ醸成のために活動する国際的な組織である。灰色文献は,会議録やテクニカルレポートといった資料種別でイメージしがちである。しかし,GreyNetは2014年のピサ宣言において「膨大な知識と情報は,幅広い主題領域と専門分野の組織,政府および産業界において生み出されるが,商業出版のような流通ルートには乗らない。これらの出版物,データおよび資源は灰色文献と呼ばれ,学術コミュニケ

                  E2108 – 第20回灰色文献国際会議<報告>
                • インターネット時代の灰色文献 灰色文献の定義の変容とピサ宣言を中心に

                  インターネット時代における灰色文献の動向について,灰色文献の定義の変容,灰色文献資源の政策策定に関するピサ宣言の2つの視点を中心に,さまざまな角度から考察する。まず,灰色文献の定義について整理する。次に,定義に関連して,インターネット時代における灰色文献の現状や課題について触れる。最後に,2014年に公表された,灰色文献資源の政策策定に関するピサ宣言を取り上げ,灰色文献をめぐる最新の動向について紹介する。

                  • 欧州における多分野の灰色文献を収録したリポジトリ“OpenGrey”

                    欧州における多分野の灰色文献を収録したリポジトリ“OpenGrey”が立ち上がったそうです。OpenGreyの収録対象は、自然科学、社会科学、人文科学、生物医学、経済学、工学などの分野における、会議録、学位論文、レポートといった灰色文献だそうです。2011年6月22日現在、14のパートナー機関から提供された690,211件のメタデータが収録されており、そのうち253件は電子化されたフルテキストが提供されているようです。フルテキストが提供されてない文献については詳細情報画面の“Get a copy”に示された各所蔵組織へドキュメントデリバリーを依頼できるようです。ヘルプによると、検索エンジンはフランスの“Exalead”を使用しているようで、多様な検索オプションが提供されています。 OpenGrey http://www.opengrey.eu/ GreyNet Internationalの

                      欧州における多分野の灰色文献を収録したリポジトリ“OpenGrey”
                    • 欧州における多分野の灰色文献を収録したリポジトリ“OpenGrey”に、英国の学位論文のデータが追加

                      2014年8月27日、欧州における多分野の灰色文献を収録したリポジトリ“OpenGrey”に、英国の電子学位論文データベース“Electronic Theses Online Service:EThOS” から英国の2003年以降の学位論文11万3千件が追加されたとのことです。 今回のデータ追加は、英国図書館(BL)とフランス国立科学研究センターの科学技術情報研究所(Inist-CNRS)の提携により実現したものとのことです。 OpenGreyから、EThOSの対応するデータへのリンクにより、学位論文のフルテキストのダウンロード、もしくは、各機関の所蔵資料へのリンクやBLへの学位論文のスキャニングデータの入手依頼が利用できるとのことです。33,000件のデータについては、電子版の学位論文のフルテキストにリンクしているとのことです。 OpenGrey http://www.opengrey.

                        欧州における多分野の灰色文献を収録したリポジトリ“OpenGrey”に、英国の学位論文のデータが追加
                      • 問題提起; 灰色文献定義の再考

                        Overview; Rethinking the grey literature's definition 池田 貴儀 Ikeda, Kiyoshi 灰色文献は、一般の商業出版ルートでは入手が困難な文献である。最近は、機関リポジトリの普及等により、灰色文献もWeb上に全文情報が公開され、容易にアクセスが可能になりつつある。しかし、灰色文献のアクセシビリティは既に解決されているのだろうか。本稿では、灰色文献国際会議(International Conference on Grey literature)における議論の中で提案された灰色文献の定義を紹介し、灰色文献に関する論点整理と問題提起を試みた。灰色文献のアクセシビリティには今日に至っても多くの課題が存在することを示すとともに、Web上の情報源は永続的なアクセスが保証されていないという新たな課題も示した。灰色文献のアクセシビリティに関する課

                        • 灰色文献に関する国際的なネットワーク“GreyNet”が20周年を迎える

                          灰色文献に関する国際的なネットワーク“GreyNet(Grey Literature Network Service)”が結成20周年を迎えました。その端緒は、1992年6月にオランダ王立図書館で会合が開かれ、第1回の灰色文献国際会議(International Conference on Grey Literature)の開催が決定されたことにあるそうです。以来回を重ねてきた灰色文献国際会議は、2012年11月にイタリアで第14回目(GL14)が開催されます(プログラムによると日本からは日本原子力研究開発機構の職員が参加するようです)。GreyNetでは、その他にも、灰色文献関連機関のダイレクトリの管理、“The Grey Journal”の刊行、メーリングリストの開設等の活動を行っています。 About GreyNet http://www.greynet.org/greynethom

                            灰色文献に関する国際的なネットワーク“GreyNet”が20周年を迎える
                          • 問題提起 : 灰色文献定義の再考(<特集>灰色文献) | CiNii Research

                            JaLC IRDB Crossref DataCite NDL NDL-Digital RUDA JDCat NINJAL CiNii Articles CiNii Books CiNii Dissertations DBpedia Nikkei BP KAKEN Integbio MDR PubMed LSDB Archive 極地研ADS 極地研学術DB 公共データカタログ ムーンショット型研究開発事業

                            • E2362 – 第22回灰色文献国際会議(GL2020)<報告>

                              第22回灰色文献国際会議(GL2020)<報告> 国立情報学研究所・池田貴儀(いけだきよし) 2020年11月19日,第22回灰色文献国際会議(Twenty-Second International Conference on Grey Literature:GL2020)が,GreyNet(E2108参照)主催で開催され,24か国から約60人が参加した。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で,会場は当初予定していたイタリアのローマから初の試みとなるオンライン会議へと変更になり,会期も2日間から1日に短縮された。また今回から,会議の略称表記のGL+開催回数(2019年の第21回はGL21)がGL+西暦に変わり,GreyNetの運営元で出版事業も担うTextReleaseが会議出版物の発行責任は維持しつつも編集を外部委託に移行するなど,現体制になった2003年の第5回から続いて

                                E2362 – 第22回灰色文献国際会議(GL2020)<報告>
                              • E1787 – GL17,GreyForum4.1:多様化する灰色文献への取組<報告>

                                GL17,GreyForum4.1:多様化する灰色文献への取組<報告> 2015年11月30日から12月2日にかけて,オランダのアムステルダムにおいて,灰色文献の国際会議である第17回灰色文献国際会議(Seventeenth International Conference on Grey Literature:GL17)及びGreyForum4.1が開催された。 GL17は,灰色文献に関する国際的なネットワーク“Grey Literature Network Service”(以下GreyNet)と,その事務局であるTextReleaseが主催する国際会議である。2014年のGL16において,当時日本原子力研究開発機構(JAEA)の図書館職員であった池田貴儀氏が,福島第一原子力発電所事故関連の情報の収集,整理,発信に関する活動が評価され,GreyNet Awardを受賞された(E1612

                                  E1787 – GL17,GreyForum4.1:多様化する灰色文献への取組<報告>
                                • 株式会社ブレインテック、一般財団法人機械振興協会 BICライブラリとのOpen Book Cameraを用いた灰色文献の一括遡及データ入力実証実験の開始を発表 | カレントアウェアネス・ポータル

                                    株式会社ブレインテック、一般財団法人機械振興協会 BICライブラリとのOpen Book Cameraを用いた灰色文献の一括遡及データ入力実証実験の開始を発表 | カレントアウェアネス・ポータル
                                  • 灰色文献に関するオンラインリソースのリンク集“GreySource Index”

                                    GreyNetが、灰色文献に関するオンラインリソースのリンク集“GreySource Index”の2012年版を公開しています。 GreySource Index http://www.greynet.org/greysourceindex.html GreySource Index “Your First Base to Grey Literature”(DIGLIB 2012/9/12付けメール) http://infoserv.inist.fr/wwsympa.fcgi/arc/diglib/2012-09/msg00021.html 参考: 灰色文献に関する国際的なネットワーク“GreyNet”が20周年を迎える http://current.ndl.go.jp/node/21506

                                      灰色文献に関するオンラインリソースのリンク集“GreySource Index”
                                    • インペリアル・カレッジ・ロンドンにおける灰色文献の機関リポジトリでの公開(文献紹介)

                                      2021年1月11日付で、The Serials Librarian誌に英国のインペリアル・カレッジ・ロンドン・中央図書館のRobyn Price氏とJohn Murtagh氏による共著論文”An Institutional Repository Publishing Model for Imperial College London Grey Literature”が公開されました。論文では、インペリアル・カレッジ・ロンドンの機関リポジトリでの灰色文献の公開に関する取り組みが紹介されています。 取り組みの契機として、インペリアル・カレッジ・ロンドンの著者が各自のウェブサイトを通じて灰色文献を出版していることに気がついたこと、このことによって機関リポジトリが灰色文献公開の場として選択されるためには改善する必要があることを認識したことが挙げられています。DOI、ORCIDといった識別子と引用

                                        インペリアル・カレッジ・ロンドンにおける灰色文献の機関リポジトリでの公開(文献紹介)
                                      • 紙からデジタルへの灰色文献と図書館サービスとの関係をめぐる法的諸問題(<特集>灰色文献) | CiNii Research

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