「Cross the Boundaries」を旗印に、日本最大級のスタートアップカンファレンスIVS(インフィニティ・ベンチャーズ・サミット)が2024年も昨年に続いて京都で開催されました。今回のセッション「哲学・思想なきイノベーションはありえない!起業家がめざすべき思想とは?」には、京都市長の松井孝治氏やソラコムCEOの玉川憲氏、taliki代表の中村多伽氏、そして京都哲学研究所の野村将揮氏が登壇。早稲田大学大学院教授の入山章栄氏がモデレートし、シリコンバレーにおけるテクノロジーと思想の現状や、京都が今後世界の思想に影響を与える可能性などが語られました。 前回の記事はこちら 未来のほうが良くなるという西洋的「進歩主義」に挑む、京都の思想 松井孝治氏(以下、松井):今の話で野村さんに聞きたいなと思って。発展史観という考え方がありますが、例えば人間の寿命が130歳になることが本当に良いことな