2015年に全国に広がった「安保法制に反対するママの会」の肩書きが、いまやどこぞの党派活動家の政局に利用されているわけです。悲しいかな、これが社会運動の末路です。 https://t.co/uHGRRgPgoT
何人かが一軒家で共同で生活してて、そのうちの一人が「リビングが汚い。もっとちゃんと掃除すべき」と同居人達に訴えます。 リビングはみんなで掃除してて、その人以外は現状で問題なく清潔に保たれていると思っていますが、その人だけは全く満足していなくて「もっともっと、埃ひとつ無いくらいに徹底的に掃除しないと駄目。汚くて気持ち悪い。あなたたちの基準のほうが変」ときつめの言葉で要求します。 その人の訴えはエスカレートしていきます。 「ハウスダストが原因で病気になったらあなたたちの責任」 「リビングが気持ち悪くて怒りに震えて涙が止まらない」 「こんなリビングが平気なあなたたちは不潔でみっともない」 「掃除するのがいけないことなのか」 「一切掃除するなと言うのか」 「このままだと掃除をしない家になりかねない」 みたいな。 しかしその人は同居人から全く同意を得られません。 理由はいくつかあって、まずその家はト
━━あの人はなぜ反ワクチン運動に駆り立てられたのか 著者:X、ハラオカヒサ はじめにこの大変なコロナ禍に、あの人はなぜ陰謀論に取り憑かれてしまったのか、あの人はなぜ社会全体にワクチンを打つなと叫びつづけているのか。これまで数回にわたり論考してきました。 今回はタイトルにあるように「母親」という立場に注目し、社会運動を通じ思考や言動が先鋭化して周囲の人々との関係が崩壊するケースと、なぜそこまで進むのか社会運動で得られる報酬としての快楽を考察します。 ・ コロナ禍にあってワクチン接種を拒み、非科学的な主張を根拠にしている人を取材すべく接触を重ねてきました。この人物から取材を拒否されインタビューを取れなかったものの、交渉の過程でさまざまなことがわかりました。 これとは別に、被曝デマ(原発事故後に流布された健康被害を煽るデマ)の影響で自主避難した人々と支援団体の貴重な情報がFさんから提供されました
富永京子|社会運動において遅いインターネットは可能か :「速すぎる」ハッシュタグ・アクティヴィズムを弛めるオンライン・プラットフォーム SNSの普及に伴って、「声を上げる」という行為がより一層広がっていった2010年代。オンラインと組み合わさったかたちでの「社会運動」は、いかにして世界を変えてきたのでしょうか? SNS活用を前提とした2010年代の社会運動の成果と課題について、社会運動研究者の富永京子さんが総括します。最新の社会運動研究の成果にも目配せしながら、ソーシャルメディア型社会運動の困難を乗り越える、「手間」と「面倒くささ」ありきのプラットフォーム型活動の可能性に迫る試論を寄せてもらいました。 社会運動における「出来事」と「日常」 ここ数年で定着した社会運動と言えば、日本と海外とを問わずやはり「ハッシュタグ・アクティヴィズム」に代表されるようなインターネット、とりわけSNS上の活動
反原発,反ヘイトスピーチ,ハラスメント対策など,日本のさまざまな社会運動を総覧できる基本テキスト。具体的な事例の検討を通して,社会学のものの見方を提示するとともに,海外の事例と比較することで,日本の社会運動を相対化し,課題を分析する。 ◆書斎の窓の「自著を語る」コーナーにて,著者が本書を紹介しています。 →記事を読む ◆有斐閣書籍編集第2部のnoteで,『社会運動の現在』『問いからはじめる社会運動論』『ロビイングの政治社会学』の著者による座談会「2020年代の社会運動論」を連載しました。→noteを読む 第1章 社会運動の現在(長谷川公一) 第1部 環境とくらし 第2章 環境教育をめぐる運動(李 妍ヤン) 第3章 脱ダムと地域再生をめざす社会運動(帯谷博明) 第4章 里山保全をめざす運動(高橋知花) 第5章 原子力施設をめぐる社会運動(青木聡子) 第6章 よりよい食をめざす運動(中川恵)
はじめに 小林哲夫による『平成・令和 学生たちの社会運動 SEALDs、民青、過激派、独自グループ』という本が刊行された。 平成・令和 学生たちの社会運動 SEALDs、民青、過激派、独自グループ (光文社新書 1113) 作者:小林 哲夫光文社Amazon 「本書が次の世代が社会と向き合うときの資料として、のちに学者が社会学や政治学の観点から参考にできる記録集として、活用していただければ嬉しい。」(p.11) とある通り、2000年代後半の社会における学生の様々な運動を網羅的に記述した本である。 面白そうだったので読んでみたところ、ちょっとこれはどうなのかと疑問に思うところがあった。なので、二、三指摘したいと思う。 はじめに お前は誰だ&注意事項 事実誤認、端的に誤り、不足が認められる箇所 「要請するなら補償しろ!デモ」について 「アナキズム研究会」について 直接行動(学生ハンスト実)に
トップ > Chunichi/Tokyo Bookweb > 書く人 > 記事一覧 > 記事 【書く人】 社会運動が政治変える 『未来への大分岐』大阪市立大准教授・斎藤幸平さん(32) Tweet 2019年9月8日 経済学者カール・マルクスの研究で国際的に高い評価を受けている。哲学者のマイケル・ハート氏や経済ジャーナリストのポール・メイソン氏といった欧米の名だたる知識人と語り合い、未来への指針を探ったのが本書だ。 人と同じ進路を歩むことに疑問を感じ、高校卒業後は米国の大学に進んだ。資本主義の欠点を指摘したマルクスの思想に興味を持ち、福島第一原発事故の発生後にさらに関心を強めた。 マルクス研究が盛んなドイツに渡り、博士号を取得。「人と自然との持続可能な関係と、マルクスが理想とした社会主義って明確に結びつくんだと気づいた」。マルクスの視点から環境問題を論じた本を英語などで刊行し、昨年、マルク
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