TBSラジオ『荻上チキ・Session』(平日午後3時半~生放送)『荻上チキ・Session-22』から続く、新世代の評論家・荻上チキと南部広美がお送りする発信型ニュース番組。▼2021年8月12日(木) Main Session 特集「日航機墜落事故 から36年~当時、現場取材
https://www.videonews.com/ インタビューズ(2021年8月19日) ゲスト:熊野英生氏(第一生命経済研究所首席エコノミスト) 司会:神保哲生 新型コロナウイルス感染症の感染拡大に歯止めがかからず、今年に入ってから日本、とりわけ首都東京ではほぼ恒常的な緊急事態宣言が続いている。緊急事態と言ってもその内実は飲食店などの深夜営業や一般市民の外出や旅行に対する自粛のお願いが主眼であり、基本的な感染対策については無策の状態が続いているため、感染の拡大は一向に衰えを見せないばかりか、むしろここにきてデルタ株の感染拡大は加速する様相を呈している。 先行きが見通せない中、経済への影響は日に日に深刻の度合いを深めており、中でも協力金を人質に営業制限を事実上強制されている飲食店や、一般市民の移動の自粛によって売り上げが激減している観光業がとりわけ大きな打撃を受け続けている。そ
https://www.videonews.com/ マル激トーク・オン・ディマンド 第1147回(2023年4月1日) 復活!マル激ライブ 日本が沈むからどうだっていうんだ。自分はやるべきことをやればいいじゃないか その月の5回目の金曜日に特別企画を無料放送する5金スペシャル。今回は3月25日に東京・神保町の「日本教育会館 一ツ橋ホール」で約700人の観衆を前に開催された「復活!マル激ライブ」の模様をお届けする。 このライブは元々、年末恒例の公開収録イベントとして昨年12月に予定されていたものだった。しかし、その直前に司会の宮台真司氏が襲撃され大怪我を負ったため、4ヶ月間の延期を余儀なくされていた。幸いなことに宮台氏もほぼ全快し、事件も一応の解決を見たことから、満を持して今回このイベントを「復活!マル激ライブ」としてお送りできる運びとなった。 過去4半世紀にわたりまったく変わ
https://www.videonews.com/ インタビューズ(2023年1月31日) ゲスト:飯田哲也氏(環境エネルギー政策研究所所長) 聞き手:神保哲生 ここにきて、日本が本気で再生エネルギーを増やさなかったことの痛いツケが回ってきてしまった。 岸田政権の原発回帰には、2011年の福島第一原子力発電所のメルトダウン事故の後、原発を安易に利用できなくなった日本が、エネルギー源を化石燃料に依存してきた背景がある。元々日本の火力発電依存は地球温暖化の原因となるCO2排出を理由に国際社会から厳しい目で見られてきたが、特に昨年のウクライナ戦争を機に、化石燃料価格が高騰したため、輸入される天然ガスや石油、石炭に依存したエネルギー政策は経済的にも日本にとって大きな負担となっていた。 しかし、日本にとって根本的な問題は、原発事故を機に日本は再生可能エネルギーを推進していく方針を決めた
『薬物依存症』(ちくま新書) [今月のゲスト]松本俊彦[国立精神・神経医療研究センター薬物依存研究部部長] ――著名人による違法薬物事件が相次いで世間をにぎわせている。無論、違法薬物は違法である以上、取り締まりは必要だ。だが、薬物依存症の治療に取り組む松本俊彦氏は、薬物依存症は治療が必要な病気だが、日本では社会のスティグマがあまりにも強いため、薬物に手を出した人間はおのずと社会から排除されることになると警鐘を鳴らす――。 ◇ ◇ ◇ 神保 今回のテーマは薬物問題です。有名人の逮捕が相次いでいますが、僕がアメリカのオピオイド問題を取材していることもあって、社会のリアクションやメディアの報道も含めて、一度薬物と依存症の問題をきちんと整理しておきたいと思います。 宮台 特にテレビなどで、例えば痴漢や万引きなども含め、「依存症」という概念がさまざまなものに適用でき、非犯罪化して治療の対象にすること
https://www.videonews.com/ マル激トーク・オン・ディマンド 第1112回(2022年7月30日) 映画はカルトをどう描いてきたか その月の5回目の金曜日に、神保哲生と宮台真司が特別企画を無料でお届けする5金スペシャル。今回は映画がカルト問題をどう描いてきたのか、をテーマに、カルトに関連した日本と海外の映画を5本取り上げた。 今回取り上げた作品は『ビリーバーズ』、『ザ・マスター』、『星の子』、『カールと共に』、『息衝く』の5本。 『ビリーバーズ』は2022年7月8日から公開が始まり、現在も劇場公開中の映画。山本直樹の原作漫画を城定秀夫監督が映画化したもの。ニコニコ人生センターと呼ばれる宗教団体に所属する主人公3人が、無人島で始めた信仰を深めるための共同生活が、性愛に目覚めることによって、崩壊していく様が描かれている。この映画では性愛とカルトの境界線が描か
https://www.videonews.com/ マル激トーク・オン・ディマンド 第1186回(2023年12月30日) 年末恒例マル激ライブ 壊れゆく日本を生き抜くためにはホームベースが必要だ その月の5回目の金曜日に特別企画をお送りする5金スペシャル。今回は12月17日に東京・大井町「きゅりあん」で行われた「年末恒例マル激ライブ」の模様を無料放送する。 今回のマル激ライブでは、パーティ券裏金問題を入口に、もはや日本の政治や経済、社会の底が抜けているのは明らかなのだから、日本という沈みゆく船の中で他の人たちを踏み台にしながら少しでも上に行こうとするのではなく、この船がこれ以上沈まないように何をすればいいか、そして日本を再浮上させるために自分たちに何ができるかを一緒に考えていこうではないかという議論をした。 目下、永田町を揺るがしているパーティ券裏金問題では、メディアは
https://www.videonews.com/ マル激トーク・オン・ディマンド 第1160回(2023年7月1日) ゲスト:松谷創一郎氏(ジャーナリスト) 司会:神保哲生 宮台真司 その月の5回目の金曜日に特別企画を無料でお送りする5金スペシャル。 3月以来3ヶ月ぶりとなる今回は、映画や芸能に詳しいジャーナリストの松谷創一郞氏をゲストに招き、5金恒例となった映画特集とジャニーズ性加害問題のダブルタイトルをお送りする。 取り上げる映画はずばり、現在ネットフリックスで配信中の『サンクチュアリ-聖域-』とカンヌでも話題となった是枝作品『怪物』の2つ。そして、それと同時に、ジャニーズ事務所の性加害問題とその背景にある日本の芸能界やスポーツ界に蔓延る人権無視の前時代的な風土とそれに平然と乗っかって商売をし続けるメディアの責任などを議論した。 BBCのドキュメンタリーをき
https://www.videonews.com/ インタビューズ(2022年9月17日) ゲスト:川人博氏(弁護士・高橋まつりさん代理人) 聞き手:神保哲生 電通社員の過労自殺事件の遺族代理人を務めた川人博弁護士が、ビデオニュース・ドットコムの取材に応じ、かつて裁判で対峙した電通の体質などについて自らの経験を語った。 川人氏はそれぞれ1991年と2015年に過労自殺した大嶋一郎さんと高橋まつりさんの遺族代理人を務め、裁判で電通を争った経験を持つ。その川人氏は裁判を通じて、電通は売上第一の体質が強い体育会気質を持った企業で、精神主義がまかり通っていたという印象を強く持ったという。 1991年の大嶋一郎さんに続き、2015年に高橋まつりさんを自殺に追い込んだ原因の一つとして、川人弁護士は若い社員が人権を無視した苛酷な労働を強いられていたにもかかわらず、労働組合や産業医な
https://www.videonews.com/ ニュース・コメンタリー 『インターネットがなくなるかもしれない事件の審理が米最高裁で始まった』(2023年3月4日) 司会:神保哲生 宮台真司 アメリカの最高裁でインターネットの未来を決定付けることになるかもしれない重大な裁判の審理が先週(2023年2月21日)に始まった。 なぜこの裁判がそれほど重大かというと、この裁判の帰趨によっては、これまでわれわれが当然のように享受してきたインターネットというものが、事実上まったく別のものになってしまう可能性があるからだ。いや、インターネット自体がなくなってしまうかもしれないと言っても大袈裟ではないかもしれない。 この裁判は2015年にパリで起きたISIS(イスラム国)によるテロで亡くなったアメリカ人のノエミ・ゴンザレスさん(23)の遺族が、グーグル社を訴えていたもの。ゴンザレスさんの
地盤培養行為について >この動画をYoutubeで見る 警察・検察はこれまで地盤培養行為は摘発の対象にしてこなかった >この動画をYoutubeで見る むしろ解明されるべきは首相の関与ではないか >この動画をYoutubeで見る マル激トーク・オン・ディマンド 第1004回 (2020年7月4日) 『河井夫妻逮捕で問われる検察の本気度と「政治活動」再定義の是非』 ゲスト:郷原信郎氏(弁護士) 司会:神保哲生 宮台真司 【掲載ページ】 https://www.videonews.com/marugeki-talk/1004/ 東京地検特捜部は2020年6月18日、河井克行前法務大臣とその妻案里参議院議員を公職選挙法の買収容疑で逮捕した。現役の国会議員が夫婦揃って逮捕され、しかも夫の克行氏は前法務大臣にして安倍首相の補佐官を務める側近中の側近だったことから、安倍政権の発足以来、政治が絡む事件に
https://www.videonews.com/ 永田町ポリティコ 第1回(2022年11月2日) 司会:角谷浩一(政治ジャーナリスト)、神保哲生(ジャーナリスト) 装いを新たに再スタートを切った新番組永田町ポリティコ。この番組では政治ジャーナリストの角谷浩一とジャーナリストでビデオニュース・ドットコム代表の神保哲生が、最新の政治状況とその背景や舞台裏などを議論していく。 第1回目の今回は、国民の強い反対を読み違えた安倍元首相の国葬の強行に始まり、目を覆うばかりの稚拙な旧統一教会問題への対応、そのさなかに政治未経験の長男の唐突な秘書官への任命等々、政治の初心者かと疑いたくなるような拙い政権運営が続いている岸田政権に、今一体何が起きているのか。またそのような状況下で政権の支持率は急落し、従来の基準では既に危険水域に入っているとまで言われているにもかかわらず、一向に岸田降ろしやポス
https://www.videonews.com/ ニュース・コメンタリー 『自民党総裁選における党改革への本気度の見極め方』(2021年9月27日) ゲスト:角谷浩一氏(政治ジャーナリスト) 司会:神保哲生 事実上次の総理大臣が決まる自民党の総裁選が2日後に迫った。 これまで河野太郎、岸田文雄、高市早苗、野田聖子の4候補がテレビ上で活発な政策論争を繰り広げることで、自民党の支持率も回復してきている。しかし、連日テレビは総裁選関連のニュースを時間を割いて報じているが、総裁選挙の投票権は日本の人口の1%にも満たない公称110万人の自民党員と、382人の自民党所属の国会議員にしかないため、われわれ一般の国民は選挙の帰趨を見守るしかない。 そうした中で行われる総裁選挙を、われわれ一般国民はどう見たらよいのだろうか。 政治ジャーナリストの角谷浩一氏は、現在の自民党は安倍、麻生元首
ビデオジャーナリストの神保哲生氏(59)が4日未明、ツイッターを更新し、同日午前に行われる菅義偉首相の年頭の記者会見への出席を予告した。 政府は新型コロナ対策の分科会を週内にも開き、首都圏を対象にした緊急事態宣言を発令するか議論する。菅首相が分科会を前に対応方針をどう示すのか、会見に注目が集まっている。 神保氏は「明日(4日)午前11時からの総理会見の抽選に当たったよ」と報告。「菅政権は安倍前政権以上に事前通告のない質問がNGと見えて、菅政権になってから記者クラブ非加盟社の質問枠は1人かせいぜい2人まで減らされてしまった」と明かした。 そのため質疑応答では質問を申し込んでも「当たる確率は低そう」というが「とにかく行ってきます」と決意を示した。
https://www.videonews.com/ マル激トーク・オン・ディマンド 第1119回(2022年9月17日) ゲスト:本間龍氏(著述家) 司会:神保哲生 宮台真司 かねてより批判が集まっていた電通に、とうとう司直のメスが入った。東京地検特捜部は7月26日、東京都港区汐留にある電通本社に家宅捜索に入ったのだ。 今回の捜査は、東京五輪・パラリンピック組織委員会の高橋治之元理事が、大会スポンサーから賄賂を受け取っていたとされる問題で、高橋氏が電通の元専務であり、また組織委との間でマーケティング専任代理店契約を結んでいた電通からは多くの社員が組織委に出向していたことなどから、スポンサー選定に関わる証拠集めの一環と見られる。 電通については、2015年に高橋まつりさんの自殺などの不祥事が相次いだほか、持続化給付金やマイナポイント、キャッシュレス還元などの補助金の中抜きで
https://www.videonews.com/ マル激トーク・オン・ディマンド 第1186回(2023年12月30日) 年末恒例マル激ライブ 壊れゆく日本を生き抜くためにはホームベースが必要だ その月の5回目の金曜日に特別企画をお送りする5金スペシャル。今回は12月17日に東京・大井町「きゅりあん」で行われた「年末恒例マル激ライブ」の模様を無料放送する。 今回のマル激ライブでは、パーティ券裏金問題を入口に、もはや日本の政治や経済、社会の底が抜けているのは明らかなのだから、日本という沈みゆく船の中で他の人たちを踏み台にしながら少しでも上に行こうとするのではなく、この船がこれ以上沈まないように何をすればいいか、そして日本を再浮上させるために自分たちに何ができるかを一緒に考えていこうではないかという議論をした。 目下、永田町を揺るがしているパーティ券裏金問題では、メディアは
そうじゃないでしょう。仕事は食いぶち。楽しみは趣味活動。これでいいはずです。どうしてそこまでして「仕事での自己実現」を求めるのか。昔の地域社会があれば――沖縄はいまもそうですが――所得が低くても夕方六時以降は泡盛パーティで盛り上がるような生活がありました。仕事でも消費でも自己実現しないけど、人生は楽しいぞ、みたいなね。 「仕事での自己実現」幻想から抜けだすには、絶えず他人を見て羨む「田吾作平等主義」の態度を克服せねばなりません。どうでもいい他人様から「ひとかど」に見えるかどうかなんてどうでもよい。親しい者たちが集うホームベースで感情的安全が保障されることのほうがずっと大切です。さもないと悪循環から抜けられません。 (神保哲生、宮台真司『格差社会という不幸』春秋社、2009) おはようございます。昨日、アベノマスクが届きました。いざ手元に届くと落ち着かない、なんてことは全くなく、社会の単元『
経済界は教育に「新しい産業構造に合った人材をくれ」と言いだします。利害関係者として当然の要求です。問題は、それにどの程度応じるべきなのか。あるいは、どの程度拒絶すべきなのか。経済が回らないと、社会は回りません。でも経済を回すために社会を犠牲にすれば、社会が回らなくなって、やがて経済も回らなくなります。 (中略) ところが日本では、経済界が「経済を回すこと」しか考えていないのに加え、教育界が「人間教育」しか考えていない。教育を思考するとき、社会システムに準拠する仕方と人格システムに準拠する仕方があります。社会のあるべき姿との関係で教育を問題にするか、生徒の幸せとの関係で教育を問題にするかです。社会学者として言えば、前者でなければなりません。 (神保哲生、宮台真司、他『教育をめぐる虚構と真実』春秋社、2008) こんにちは。昨日、神成淳司さんと宮台真司さんの共著『計算不可能性を設計する』をブロ
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