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自動テストの検索結果1 - 7 件 / 7件

  • テストサイズで再考する「テストピラミッド」 Googleが提唱する効率的な自動テスト戦略

    ソフトウェアエンジニアリングの第一人者・和田卓人氏が、効果的な自動テスト戦略について解説しました。ユニットテストの定義の曖昧さから生じる問題点を指摘し、Googleが提唱する「テストサイズ」の概念を紹介。さらに、テストピラミッドの再解釈と最適化について論じ、テストサイズに基づくアプローチがビルドパイプラインの効率化にもたらす利点について解説しました。前回の記事はこちら。 短時間でのテスト実行 和田卓人氏:ということで、じゃあ、次にいきます。短い時間で到達するというアジェンダ、3ポチ目ですね。 「信頼性の高い」、これはテストの結果に嘘がないという話でした。「実行結果」、これは信号として、また問題箇所の絞り込みとしてのテストの実行結果にこだわろうという話でした。そういったテストを、短い時間で到達する、信頼性の高い結果に短い時間で到達する状態を保つ。短い時間で。 ユニットテストの定義の曖昧さ と

      テストサイズで再考する「テストピラミッド」 Googleが提唱する効率的な自動テスト戦略
    • 和田卓人氏が考える“自動テストの真の目的”とは?  コスト削減ではなく「変化に対応する力」を得るためのベストプラクティス

      ソフトウェアエンジニアリングの第一人者である和田卓人氏が、自動テストの本質と望ましい姿について語りました。コスト削減ではなく「変化に対応する力」を得るための自動テストの重要性や、信頼性の高い自動テストを実現するための具体的な方法論を解説。まずは、偽陽性や偽陰性の罠を避け、持続可能なソフトウェア開発を実現するための洞察に満ちた講演内容を紹介しました。全4回。 和田卓人氏自己紹介 和田卓人氏:よろしくお願いします。 (会場拍手) お招きいただきましてありがとうございます。「望ましい自動テストとは」というタイトルで、自動テストに関するお話をさせていただきたいと思います。和田卓人と申します。インターネット上ではだいたい「t-wada」さんと呼ばれていて、t-wadaアカウントが下にいろいろ並んでいるんですが、ソーシャルアカウントをいろいろやっていますという感じです。 本日の講演、私の講演はいつもス

        和田卓人氏が考える“自動テストの真の目的”とは?  コスト削減ではなく「変化に対応する力」を得るためのベストプラクティス
      • アイスクリームコーンからテストピラミッドへ 和田卓人氏が考える効果的な自動テスト戦略の構築法

        ソフトウェアエンジニアリングの第一人者・和田卓人氏が、効果的な自動テスト戦略の構築について解説しました。アイスクリームコーン型からテストピラミッド型への移行の重要性を強調し、その実践的な方法を提示。E2Eテストの過剰投資への警鐘を鳴らすとともに、テストダブルの適切な活用法や良質な設計の必要性に言及しました。前回の記事はこちら。 アイスクリームコーンからピラミッドへの移行 和田卓人氏:ということで、「じゃあ、どうやってピラミッドを作っていこうか?」っていう話になるわけですね。多くの現場では、最初はアイスクリームコーンから始まります。別にそれは悪いことじゃありません。 いきなり最初からきれいにピラミッドを作れる組織ばっかりかというと、そんなことはないですよね。基本的に、難しいです。テスト容易性とは何かってわかっていないとピラミッドは最初から作れません。なので、最初は自動テストをがんばっていると

          アイスクリームコーンからテストピラミッドへ 和田卓人氏が考える効果的な自動テスト戦略の構築法
        • 【実践的ユニットテスト入門】自動テストの応用的な使い方は? リファクタリングとTDDを紹介

          はじめに BASE株式会社でシニアエンジニアを務めているプログラミングをするパンダ(@Panda_Program)と申します。本連載はPHPカンファレンス2022での発表「実践!ユニットテスト入門」を再構成して記事としたものです。 対象読者 本連載の対象読者は、自動テストの必要性をわかっているもののまだテストコードを書いたことがない開発者の方です。さらに本記事では、テストコードを書く習慣が身についている中級者の方にとっても自動テストに対する理解を深める助けになるでしょう。 テストを上手に活用してソフトウェア開発を加速させる 前回は、Dev(開発)のみならずOps(運用)にまで視点を広げることにより、ソフトウェア開発の全体像におけるテストの位置付けを説明しました。ここからは視点をDev(開発)の自動テストに戻しましょう。 本連載を通して、自動テストの意義は開発者がリリース前にバグを見つけるこ

            【実践的ユニットテスト入門】自動テストの応用的な使い方は? リファクタリングとTDDを紹介
          • テスト駆動開発の専門家が話す「自動テストは“信号機”」  テスト結果を“情報”として活用し、開発生産性を上げる方法

            ソフトウェアエンジニアリングの専門家・和田卓人氏が、自動テストの実行結果の重要性について解説しました。ここでは、テスト結果を単なるデータではなく、開発者の行動を促す「情報」として捉える重要性を強調。さらに、テストの成功・失敗を信号機に例え、失敗の種類とその対応方法の違いを詳説。効果的なアサーションの書き方にも触れ、テスト失敗時の情報の質が開発生産性に与える影響を具体例を交えて解説しました。前回の記事はこちら。 自動テストの実行結果 和田卓人氏:では、2つ目のメニューにいきましょう。1つ目、「信頼性の高い」にいきました。2つ目は、実行結果の話です。自動テストの実行結果。 自動テストの実行結果は何かっていうと、ただ単に自動テストの結果というだけではなくて、私は、自動テストの結果は情報であってほしいと思っています。データではなくて情報。情報って何かっていうと、人間に行動を促すもののことです。情報

              テスト駆動開発の専門家が話す「自動テストは“信号機”」  テスト結果を“情報”として活用し、開発生産性を上げる方法
            • 【実践的ユニットテスト入門】ソフトウェア開発における自動テストの位置付けを考察する

              「テストを書くと開発に時間がかかる」。こんな話を一度は耳にしたことがあると思います。実際はその逆で、テストを書かないとむしろ開発の工数が増えてしまうのです。本連載では、テストの基本知識はあるが今まで実際のプロダクトでテストを書いたことがない人や、自分が書いたコードのどこをテストしたらいいのかわからない人を対象に、まずはテストを書く→質のいいユニットテストを目指すことを目的として、足がかりとなるポイントを解説します。第2回となる本稿では、ソフトウェア開発における自動テストの位置付けを考察します。 はじめに BASE株式会社でシニアエンジニアを務めているプログラミングをするパンダ(@Panda_Program)と申します。本連載はPHPカンファレンス2022での発表「実践!ユニットテスト入門」を再構成して記事としたものです。 対象読者 本連載の対象読者は、自動テストの必要性をわかっているものの

                【実践的ユニットテスト入門】ソフトウェア開発における自動テストの位置付けを考察する
              • 【DXD2024】望ましい自動テストとは: どのようなテストが開発生産性と開発者体験を共に高めるのか(7/16 16:00〜16:45)

                Developer eXperience Day 2024 #開発者体験で世界をエンパワメントする #dxd2024 ◾️ イベントページ https://cto-a.org/dxd2024/session-day1-sp ◾️ セッション情報 自動テストの目的や、開発生産性に与える影響を明確に言語化し、認識できている組織はまだ多くはありません。語彙の混乱も正しい理解を阻害しています。 本講演では、雑誌WEB+DB PRESSのコラム「サバンナ便り」の連載で得られた自動テストに関する知見をあらためて体系的にまとめます。自動テストの目的をまず再定義し、望ましいテストの姿を明らかにします。次に、自動テストの理解を段階的に再構築していきます。講演終了時には参加者の皆様の中に理想的な自動テスト群のイメージが明確に存在する状態を目指します。 ◾️ 登壇者情報 和田 卓人 / タワーズ・クエスト株

                  【DXD2024】望ましい自動テストとは: どのようなテストが開発生産性と開発者体験を共に高めるのか(7/16 16:00〜16:45)
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