「おやつ」を愛し「おやつ」と共に生き「おやつ」と共に死ぬと豪語する、Facebookにその日の「おやつ」ネタを投稿することを唯一の生き甲斐としている小中学校の同級生でもある通称「おやつ爺い」から、しつこく「おやつ」に付き合えと連絡があったので致し方なく付き合ってやることにした。 その誘い方が「ブータローでどうせヒマをしているだろ」、とか「その心のスキマ時間を埋めてやる」、とか「ネタを提供してやるよ」とか、さも「お前の為を思ってのことだ」と言いたげな内容だったが、決め手になったのは「おごってやる」の一言だった。おごってくれる友は良い友だち。 そこで足のない彼をわざわざ自宅にまで迎えに行ってやった。自宅からは約6kmの距離にある。目的地はそこから更に6km先の岐阜市茜部(あかなべ)という場所にある「HORI KAJITSUKOBO(ホリカジツコウボウ)」だ。 すぐ隣にある「フルーツHORI」と