常識がなければ人の心を動かすものは作れない理由 コンセプト考案に必要なのは、「一般的な消費者感覚を踏まえた上で、これまでになかったことを創造する大喜利力」だと思います。 人はよくそれを「クリエイティブ力」と呼びます。 「一般的な消費者感覚を踏まえた上で」というのがミソで、「これまでになかったことを創造する」には「これまでにあったこと」を熟知している必要があります。 意図的にモラルを逸脱するにはモラルを知っている必要があるように、意図的に人を驚かせるにはどこまでが常識かを知らなければできません。 この世界で事業を作る上で、一般的な消費者感覚は無視できません。 毎日「人々が“良い”と感じているもの」や「そのとき流行しているもの」は、常に吸収できるように意識しましょう。 その上で、自分だけの独特な体験を持っていると、そこから学んだことが強みになります。 他者の体験からヒントを得るのもいいですが、