歌舞伎俳優・四代目市川猿之助(47)=本名・喜熨斗孝彦=と両親が自宅で自殺を図り、両親が死亡した事件から5月25日で1週間。女性誌にセクハラ問題を報じられ「生まれ変わろう」と決意した親子の壮絶な1日が、取材で浮かび上がってきた。澤瀉屋の「生き字引」と称される古老の証言も交え、梨園を揺るがした事件を振り返る。 【画像あり】中学時代の猿之助の写真と猿之助が普段から利用していたゴミ捨て場(5月25日撮影)、ビニール袋や薬の包装は既に処分したと主張しているという 両親の顔にかけたビニール袋も薬の包装もすでに焼却か「猿之助は5月15日に女性セブンの直撃取材を受けて厭世気分になり、両親に打ち明けた。歌舞伎や芸能の仕事もやり切り、趣味のギャンブルも満喫して現世に未練がないという猿之助と、十年以上肝臓がんを患いステージ4まで進行していた父の段四郎、その介護に疲れ果てた母、家族全員の『思い』 が一致したこと