東京都の都市計画道路のうち、渋谷区千駄ヶ谷と新宿区内藤町を結ぶ新たな区間が整備され、3日に開通しました。新宿駅周辺の交通渋滞の緩和が期待されています。 新たに整備されたのは、東京都の都市計画道路「環状第5の1号線」のうち、渋谷区千駄ヶ谷5丁目から新宿区内藤町までの805メートルの区間です。 3日午後2時の開通に先立って、午前中は現場で記念のセレモニーが開かれました。 新たな区間は、内回り、外回り、いずれも2車線あり、外回りの一部は地下のトンネルになっていて、地上部分には歩道も整備されています。 都によりますと、新たな区間の開通によって、新宿駅周辺での慢性的な交通渋滞の緩和や、渋谷と新宿、それに池袋が南北で結ばれ利便性の向上が期待できるということです。 新たな区間を含む「環状第5の1号線」では、現在、雑司が谷地区などで既存の道路を4車線化する工事などが進められています。