【阿嘉島=座間味】沖縄県座間味村阿嘉島の沖合で19日、直径5メートルほどの巨大な漁網と見られる網が浮遊しているのが発見された。同島在住で、琉球新報通信員の村石健一さん(56)がシュノーケリング中に発見した。 ウミガメの2割ごみ誤食 ビニールや釣り糸 沖縄近海 村石さんによると、阿嘉島西岸のヒズシビーチの沖合150メートルで確認された。漁網は人よりも大きく、サンゴに絡まっており、人の手では動かせないという。 「早急に撤去しないと、島の大事なサンゴにも影響が出る上、遊泳客にも危険を及ぼす。台風で漁網がちぎれたら、スクリューに入り込むなどして船にも影響が出るのではないか」と不安視した。 漁網の回収等について村は「ダイビング協会や漁協などと相談しながら対応したい」と話した。