夕方、あっという間に暗くなるこの時期、運転していると、特にヒヤリとさせられるのは、自転車の動きだ。しかも雨など降っていたら最悪である。 ITARDA(交通事故総合分析センター)の2011年~2019年の数字を見ると、一番多い事故形態はクルマと自転車の出会い頭によるもので。この間の死傷者数は49万5197人。 ただ、この場合の致死率は0.4%であり、出会い頭事故の場合は軽傷が多いことがわかる。では、致死率の高い事故形態はなにかというと、追突事故だ。自転車の後方からクルマが追突するもので、件数こそ少ないものの致死率は5.35%と、ダントツの高さである(ほかのものは、すべて1%に満たない)。 夜はもっと目立つよう道路工事の人が見につけるような反射材付きジャケットを着てほしいとか、片手運転はやめてほしいなど自転車に対して思うことは多々あるが、そんな折、ちょっとびっくりするような実験の結果を見つけて