アレルギーを引き起こすおそれのある食品の表示について、消費者庁は新たに「アーモンド」を表示が推奨する品目に追加し、できるだけ表示するよう求めています。 これについて、消費者庁が最近の4800件余りのアレルギーの症例を調査したところ、アーモンドに関わる報告が21件あったということです。 このため、消費者庁は「アーモンド」を表示が推奨される品目に新たに追加し、都道府県や各地の自治体などに通知しました。 表示が推奨される品目が追加されるのは平成25年の「ごま」と「カシューナッツ」以来、6年ぶりで、これで合わせて21品目となりました。 消費者庁の伊藤明子長官は「アレルギーのおそれがある消費者には、必要な情報であるため事業者には早期に表示するよう働きかけていきたい」と話しています。