並び順

ブックマーク数

期間指定

  • から
  • まで

1 - 5 件 / 5件

新着順 人気順

食文化の検索結果1 - 5 件 / 5件

  • 新刊無料公開『新しいカレーの歴史 上』 「謎の幻視と『美味しんぼ』から始まった、間違いだらけのカレー史研究」その1|近代食文化研究会

    新刊では海外の最新研究動向をふまえ、嘘・間違いだらけの日本のカレー史研究を全面的に刷新します。 それでは『新しいカレーの歴史 上』、冒頭部分をお楽しみください。 第一章 謎の幻視と『美味しんぼ』から始まった、間違いだらけのカレー史研究1.ガラパゴス・デマが跋扈する日本のカレー史研究 ・イギリスに初めてカレーをもたらしたのは、初代インド総督ヘースティングズ ・初めてカレー粉を商品化したのは、イギリスの会社C&B これらの史実は、カレーの歴史に関する日本語の書籍において繰り返し述べられてきた、ありふれた史実である。カレーの歴史に少しでも興味あるものならば、これらの史実は誰でも知っていることだろう。 ところが、これらの史実が載っていないカレー史の書籍がある。リジー・コリンガムの『インドカレー伝』と、コリーン・テイラー・センの『カレーの歴史』だ。 この二冊だけではない。英語圏で出版されたカレー史の

      新刊無料公開『新しいカレーの歴史 上』 「謎の幻視と『美味しんぼ』から始まった、間違いだらけのカレー史研究」その1|近代食文化研究会
    • 新刊無料公開『新しいカレーの歴史 上』 「謎の幻視と『美味しんぼ』から始まった、間違いだらけのカレー史研究」その2|近代食文化研究会

      新刊では海外の最新研究動向をふまえ、嘘・間違いだらけの日本のカレー史研究を全面的に刷新します。 『新しいカレーの歴史 上』冒頭部分無料公開 その2です。 第一章 謎の幻視と『美味しんぼ』から始まった、間違いだらけのカレー史研究2.謎の幻視と『美味しんぼ』から始まった、間違いだらけのカレー史研究 ヘースティングズ総督がイギリスに初めてカレーをもたらした、C&Bが初めてカレー粉を商品化したといった日本人だけが騙されている嘘情報は、1989年に出版された新書版・森枝卓士『カレーライスと日本人』によって提唱された(ただしヘースティングズ伝承説は2015年の文庫化の際に撤回)。 そして翌年1990年に出版された当時の国民的人気マンガ『美味しんぼ』第24巻にこの本が取り上げられたことで、嘘情報が日本全体に拡散され、定着してしまったのである。 『美味しんぼ』第24巻には森枝本人が登場し、マンガの登場人物

        新刊無料公開『新しいカレーの歴史 上』 「謎の幻視と『美味しんぼ』から始まった、間違いだらけのカレー史研究」その2|近代食文化研究会
      • 新刊無料公開『新しいカレーの歴史 上』 その3 アングロインディアンとカレー粉|近代食文化研究会

        新刊では海外の最新研究動向をふまえ、嘘・間違いだらけの日本のカレー史研究を全面的に刷新します。 『新しいカレーの歴史 上』冒頭部分無料公開 その3です。 3.アングロインディアンとカレー粉 インドからイギリスにカレー粉がもたらされた18世紀後半は、イギリスがインドを半植民地化していった時期に当たる。 当初貿易会社であったイギリスの東インド会社は、1757年の「プラッシーの戦い」以降、「会社」とは名ばかりの、半植民地化したインドを統治するための軍事・行政組織へと変貌し、巨大化していく。 “the numbers of British soldiers in India increased from a few hundred in the 1740S to 18,000 by 1790” “1740年代には数百人しかいなかったインドのイギリス兵は、1790年までに18,000人に増加した”

          新刊無料公開『新しいカレーの歴史 上』 その3 アングロインディアンとカレー粉|近代食文化研究会
        • 浜松の食文化と歴史の断絶についての考察

          生粋の浜松人からみた浜松の食文化の貧困さと、その背景にある歴史の断絶について考察します。 浜松周辺の経済活動と生活文化の急激な変化の一影響をマクロ視点でまとめました。かなり古いtweetを寄せ集めただけなので、文章構成/校正はされていないのでご容赦ください。 あくまで一般人による一考察ですので、そういう歴史もあるのね程度にご覧ください。

            浜松の食文化と歴史の断絶についての考察
          • 京の祇園祭り🍧と京都の食文化・・・夏を感じるハモとアユと猫 - いげのやま美化クラブ

            2024年京都祇園祭もたけなわ・・・・祇園祭と言えば梅雨末期盛り上がってるようです・・・京都の祇園祭では、各山鉾町で販売されている「ちまき」を厄除けとして授与する風習があります。ちまきは食べ物では無いんですが縁起物として、祭りを主催する八坂神社の神が疫病や災難から守ってくれるとされています。ちまきは1本あたり800円から1000円ほどですが今年は値上がり?1200円だったとかでも凄い人気で大行列~昨年のちまきを返却し新たに購入というスタイル・・・ 今年は私はいろいろやることが有ったので妻だけ行ってきました去年の祇園祭記事は↓こちらから・・・ 昼の祇園祭を覗いてきました・・・やっぱり人は多かった~夜はもっと多いかも - いげのやま美化クラブ 今日は猛暑の京都・・・でも祇園祭・・・宵山(前祭)・・・7月14日(金曜日)~16日(日曜日)屋台露店・・・7月15日(土曜日)~16日(日曜日)・・っ

              京の祇園祭り🍧と京都の食文化・・・夏を感じるハモとアユと猫 - いげのやま美化クラブ
            1