2013年5月14日の日本ハム戦で7回表を終え、ベンチで腕組みをして井端(右)に険しい表情で話しかける高木監督 中日、巨人で活躍した井端弘和氏(44)が18日、急性心不全で死去した高木守道さんをしのび、思い出を語った。井端氏が忘れられない出来事は、高木第2次政権だった2013年5月15日の日本ハム戦。7回2死二塁、稲葉の中前への同点打の処理に関して、高木監督は中継に入らなかった井端の守備に激高。本来は一塁手のクラークが入ることになっており、井端もこれに反発した。帽子を脱ぎ捨てベンチ裏で消えると、壁を蹴り上げて大騒動となり、この模様がテレビ中継でも流された事件だ。 井端氏は「プレーに関しては、今も自分の判断に自信を持っている」と前置きしながらも「ボクも冷静さを欠いたので監督に謝りにいったら、高木さんは『オレなんか試合途中に帰ったこともあるんだから、いちいち気にするな』と…。本当に心の広い方だ