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高柳昌行の検索結果41 - 80 件 / 96件

  • Nobuyoshi Ino “Mountain”

    井野信義 Mountain Better Days (Japan) 1981 YF-7015-ND (LP) インサート sleeve : VG+(角擦れ,薄い汚れ) media : EX-/EX-(わずかにチリノイズが入る箇所あり) 高柳昌行との出会いによりジャズ・ミュージシャンとして歩みはじめ、日野元彦との度重なる共演や2000年代以降は橋本一子、藤本敦夫とのUb-Xなど先鋭的な活動を続ける日本のトップ・ベーシスト、井野信義がギタリストの渡辺香津美プロデュースのもと1981年にリリースしたアルバム。Dave Liebeman(ts,ss)、山木秀夫(ds)参加。渡辺が演奏するArp OdysseyやProphet 5などの新セイザーによるコスミックなサウンドとともにベース・ソロを奏でるディープ・スペースな世界を創造した傑作。同年にBetter Daysから発表されたColored Mu

      Nobuyoshi Ino “Mountain”
    • インプロヴァイザーの立脚地 vol.5 秋山徹次

      Text and photos by Akira Saito 齊藤聡 Interview:2023年1月29日(日) 下北沢にて ギタリスト・秋山徹次は独特極まりないスタイルを持っているようでいて、その一方でスタイルなるものとは対極にいるようにも思える。かれの演奏を予めイメージすることは困難であり、まさにそのことが秋山徹次という個性を特徴づけているようだ。 即興演奏を始めた 1964年、東京生まれ。13歳のときにエレキギターを買い、あるきっかけで16歳のときに即興演奏を始めた。そのあと1981年にミルフォード・グレイヴス(パーカッション)、田中泯(ダンス)、デレク・ベイリー(ギター)からなるMMD計画やフレッド・フリス(ギター)の来日公演を観に行ったときも、まだ高校生だった。そのころに観たグンジョーガクレヨンや白石民夫(サックス)も印象に残っているという。 1986年にシンガーソングライタ

        インプロヴァイザーの立脚地 vol.5 秋山徹次
      • 大友良英・細田成嗣 対談「内田修ジャズコレクションの価値とは」 - ドリーミー刑事のスモーキー事件簿

        私の住む愛知県岡崎市は「ジャズの街」を自称していて、駅前の地下道の壁にジャズを演奏する人が描かれていたり、年に一度ジャズフェスティバルが開かれたりしている。 なぜ「ジャズの街」かと言うと、1960年代から自身が経営する病院の中にスタジオを作るなど、日本のジャズミュージシャンを支援してきた内田修さん、ドクター・ジャズという通称で知られるお医者さんがいたから。なので「ジャズの街」という呼称は正確ではなく、「すごくジャズを好きな人がいた街」という表現の方が正しい。こんな風に書くと揚げ足取りのように思われるかもしれないけど、この根本的な前提が少しずれていることが、内田氏が市に寄贈した貴重な資料がいまひとつ活用されていない状況を生んでいる一因のように思えるのだ。内田氏も亡くなられた今、このままでは資料の陳腐化が進んでしまうのではないか。ジャズ・ファンではないものの、音楽を愛する一市民として、図書館に

          大友良英・細田成嗣 対談「内田修ジャズコレクションの価値とは」 - ドリーミー刑事のスモーキー事件簿
        • 八木橋恒治(of Tropique)インタビュー−そっくりじゃつまらない− – of Tropique

          Gentle Forest Jazz Band をはじめ、スイング・ジャズ系のギタリストとして知られる八木橋恒治。実はその音楽性は幅広く、ルーツ・ミュージック全般からワールド・ミュージック、テクノから実験音楽まで網羅していることは、意外に知られていない。それまでの活動とは全く音楽性の異なるオブ・トロピークへの参加に驚いた人もいたはずだ。 常に新しい音楽への好奇心を持ち、その都度ハマっている音楽について嬉しそうに話す顔は、ミュージシャンというより生粋の音楽ファンだ。この秋から神戸に拠点を移すというその前に、知られざるバックグラウンドを探るインタビューを敢行。多くのミュージシャンに愛される吉祥寺の名店World Kitchen BAOBAB にて、好物のベトナム産ウォッカを片手に、話を聞かせてくれた。 [取材・写真:近藤哲平] エア・ドラム期 八木橋:ドラムがやりたかったんだよね。小学校で鼓笛

          • 届き物(TBMのTee & Company: 高柳昌行の緩蒐集) - K’s Jazz Days

            TBMも無理せずゆっくり蒐集。それにしてもTBMは高くなったなあ。 Sonnetは2000円せんかったぞ、中古で。つい15年くらい前じゃないかな。Tee & Companyは4アルバムがあるが、レコード時代は3枚。

              届き物(TBMのTee & Company: 高柳昌行の緩蒐集) - K’s Jazz Days
            • #091 『アート・クロッシング 第2号:豊住芳三郎』

              text by Kenny Inaoka 稲岡邦彌 書名:『アート・クロッシング 第2号:豊住芳三郎』 筆者:豊住芳三郎 白石かずこ 副島輝人高橋悠治 間章 佐藤允彦 原尞 他 編集:末冨健夫 河合孝治 ChapChap Records 版元:TPAF 初版:2018年4月17日 判型:Paperback  / 208頁 定価:¥2363 タスキコピー 豊住芳三郎は1960年代から今日まで、世界屈指のフリージャズ/フリー・インプロヴィゼイションのドラマー(二胡奏者でもある)として世界中を日夜飛び回って演奏を続けています。1960年代の日本のフリージャズ黎明期には、そのパイオニアとして高柳昌行、吉沢元治、佐藤允彦、山下洋輔、高木元輝らと行動を共にし、70年代では阿部薫とのユニット、自己のユニット等での活躍。80年代以降は、Wadada Leo Smith、John Zorn、Misha Me

                #091 『アート・クロッシング 第2号:豊住芳三郎』
              • 7038634357 | ele-king

                米国・ヴァージニア州を拠点とするネオ・ギブソンによるプロジェクトの名称である。実に記号的な名前だが、どうやら携帯電話の番号らしい。本当なのだろうか。軽いジョークだろうか。もちろん真意のほどは定かではない。 ではこの名のとおり、本作が「記号的・抽象的な電子音響作品」なのかというとそうではない。確かに実験的な作風ではあるが、ネオ・ギブソンのヴォーカルが入った曲もあるし、聴きやすい旋律のミニマルな音楽もある。 しかし一方、ノイズが炸裂する展開もある。持続「しない」アンビエントという不思議な曲もある。かといって、アルバム全体がカオスかといえばでそうもない。どこか慎ましやかで、奇妙な人懐こさもあるアルバムなのである。実験的ではあるが他人を拒絶するような作風でもないのだ。 何より非常にパーソナルな音楽に思えた。アルバムには7曲が収録されているが、「ネオの7曲」という意味でのアルバム名『Neo Seve

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                • 南里文雄賞 - Wikipedia

                  この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。(このテンプレートの使い方) 出典検索?: "南里文雄賞" – ニュース · 書籍 · スカラー · CiNii · J-STAGE · NDL · dlib.jp · ジャパンサーチ · TWL(2015年3月) 南里文雄賞(なんりふみおしょう)とは、かつてジャズ情報誌『スイングジャーナル』が主催していたジャズの賞である。過去1年間を通じて日本ジャズ界の発展に最も大きく貢献した人に対して贈られていた。 ジャズ・トランペット奏者南里文雄が亡くなった1975(昭和50)年に設立され、『スイングジャーナル』が休刊となった2010年(平成22年)まで続いた。同誌の事実上の後継である『Jazz Japan』では、年1回「Jazz Japan Award」を選定して掲載している[1]

                  • 高柳昌行・阿部薫~ニュー・ディレクション - 解体的交感 (サウンドクリエーターズ, 1970) - 人生は野菜スープ~usamimi hawkrose diary

                    高柳昌行・阿部薫~ニュー・ディレクション - 解体的交感 (サウンドクリエーターズ, 1970) Full Album : https://youtu.be/4zPjFQQpbu4 Recorded Llve at 新宿厚生年金会館, 6月28日, 1970年 Originally Released by サウンドクリエーターズ INC. SCI-10101, 1970 録音エンジニア - 剣持幸三 ディレクター - 高柳昌行 (Side A) A1. (Untitled) - 30:53 (Side B) B1. (Untitled) - 26:50 [ New Directions ] 高柳昌行 - electric guitar 阿部薫 - alto saxophone, bass clarinet, harmonica * (Original Sound Creators "解体的

                      高柳昌行・阿部薫~ニュー・ディレクション - 解体的交感 (サウンドクリエーターズ, 1970) - 人生は野菜スープ~usamimi hawkrose diary
                    • 高柳昌行、井野信義、菊地雅章:Live at Jazz inn Lovely 1990 驚くべき音源が - K’s Jazz Days

                      高柳昌行、井野信義、菊地雅章:Live at Jazz inn Lovely 1990 (NoBusiness Records) NoBusiness Records NBCD 135 1. Trio III 18:04 2. Duo I (Takayanagi - Ino) 15:21 3. Duo II (Takayanagi - Ino) 11:53 4. Trio I 20:57 5. Trio II 11:10 高柳昌行(g)、井野信義(b)、菊地雅章(p) Recorded live by SONY TC-DM at jazz inn Lovely, Nagoya, Japan, October 9th, 1990. --------------------------------------------------------- 驚くべきディジタル音源(CDとDL)が欧州のN

                        高柳昌行、井野信義、菊地雅章:Live at Jazz inn Lovely 1990 驚くべき音源が - K’s Jazz Days
                      • SKETCHES OF ISRAEL "BEAUTIFUL" Guitars - Vol.1

                        美しいギター名演特集。 Fred Frith。イギリスを代表するアヴァンギャルド・ギタリスト、フレッドフリス。HENRY COWの創設メンバー。デレクベイリーと比較されることも多く、即興によるソロ作品から前衛ロック、Tzadik盤等、多彩なギタースタイル。 Keith Rowe。イギリス出身のAMMの創設者でありテーブルトップギターの先駆者、キースロウ。電子音響即興のゴッドファーザー的存在。 Eugene Chadbourne。アメリカ出身のジャンルを超越したギタリスト、ユージンチャドボーン。歌あり、叫び声あり、バンジョーも弾きこなすユニークなフリー音楽家。初期作は「Parachute」から数枚出ている。 Eivind Aarset & Marc Ducret 他。ECMからもリーダー作を出したノルウェー出身のギタリスト、アイヴィンオールセット。フランス出身のフリージャズ系ギタリストのマー

                        • #2055 『Masayuki Takayanagi | Nobuyoshi Ino | Masabumi Kikuchi / Live at Jazz-inn Lovely 1990』『高柳昌行|井野信義|菊地PUU雅章/ライヴ・アット・ジャズイン・ラブリー 1990』

                          text by Yoshiaki ONNYK Kinno 金野ONNYK吉晃 NoBusiness Records NBCD 135 Masayuki JoJo Takayanagi – guitar Nobuyoshi Ino – bass Masabumi PUU Kikuchi – piano 1. Trio III  18:04 2. Duo I (Takayanagi – Ino)  15:21 3. Duo II (Takayanagi – Ino)  11:53 4. Trio I 20:57 5. Trio II 11:10 Track 1,4 & 5 improvised and composed by M.Takayanagi, N.Ino and M.Kikuchi / Track 2 & 3 improvised and composed by M.Takayana

                            #2055 『Masayuki Takayanagi | Nobuyoshi Ino | Masabumi Kikuchi / Live at Jazz-inn Lovely 1990』『高柳昌行|井野信義|菊地PUU雅章/ライヴ・アット・ジャズイン・ラブリー 1990』 
                          • 東京発20:00 『天使の死』と『天使の復活』の大衆論

                            今でこそジャズのライブを聴きに行くと、アストル・ピアソラのタンゴ・ナンバーが演奏レパートリーにすんなり入っていたりするが、これはまだピアソラ・タンゴが世間に知られてなかった近過去の話だ。 1994年3月7日の毎日新聞紙上に、西麻布「ロマーニッシェス・カフェ」で行われたライブの模様が文化欄に掲載された。前月2月19日にベースの斎藤徹をリーダーに、ピアノの板橋文夫、ギターの廣木光一、ベースの飯田雅春が奏した「プレイズ・A・ピアソラ」をライブ・レポートした中川ヨウ(当時燿)の記事だった。一介の店のライブが記事になるのは素直に嬉しかった。しかも、俺が圧倒的な牽引力で身柄を拉致されていたピアソラだったから尚更だった。引き出しか何処かに閉まってあるのだろうが出てこなくて、細かくは記憶がないので残念ではある。 だが、タンゴの、否音楽の偉大な革命児・アストル・ピアソラが1992年7月4日に亡くなった訃報を

                            • #1125 『内田修ジャズコレクション /人物VOL.1 高柳昌行』

                              岡崎市立中央図書館 OUJC-002 2000円(税込) 1. Portrait(作曲:高柳昌行/富樫雅彦)10:48 高柳昌行(g) 富樫雅彦(ds) 1984.4.28 ヤマハ・ジャズ・クラブ第110 回20 周年記念コンサート 2. Improvisation(作曲:高柳昌行)8:07 高柳昌行(g) 井野信義(b) 1991.4.7 ヤマハ・ジャズ・クラブ第129 回“For Jo-Jo” 3. All the Things You Are(作曲:Jerome Kern)7:47 4. Peace(作曲:Horace Silver)7:24 5. Israel(作曲:JOHNNY CARISI)6:36 高柳昌行(g) 渡辺貞夫(as) 1981.10.18 ヤマハ・ジャズ・クラブ第100 回記念コンサート 6. Tokyo Dating(作曲:渡辺貞夫)7:17 7. One F

                                #1125 『内田修ジャズコレクション /人物VOL.1 高柳昌行』
                              • #36 『INSPIRATION & POWER 14』

                                紙名『INSPIRATION & POWER 14』 発行人:SF企画 発刊日:1973年6月15日(金曜日) 定価:一部30円 1973年6月27日(前夜祭)から7月12日にかけ2週間にわたって開催された「フリージャズ大祭〜インスピレーション・アンド・パワー14」をPRする機関紙で、イベントの約2週間前に刊行された。タブロイド版4Pの見開きのPR紙だがその内容は驚くほど示唆に富んだものになっている。 まずは、プロデューサーとして名を連ねる副島輝人と二見暁連名の宣言文である。 <宣言文> 今、アートシアター文化劇場で十四夜にわたるフリージャズ 大祭が開かれようとしている。 題して「インスピレーション・アンド・パワー14」。 それは、魂の叫びと意識のスピードが織りなす音空間であり、音 を創る者と聴く者との交感が創出する新しい地平への展望となるだ ろう。ジャズは、沈滞した文化状況の中にある<今

                                  #36 『INSPIRATION & POWER 14』
                                • 「Jazz。豊穣の海。」

                                  text by Yoshiaki Onnyk Kinno  金野Onnyk吉晃 1)異端者の不在 Jazz Tokyo #242に「追悼。CT考」と題する小論考を掲載していただいた。 その文末に、こう書いた。 「いでよ、今一人の異端者!今一人のセシル・テイラー!」 しかし、これは全く絶望的な呟きにしかならないことを私は知っている。 既に「異端者」など出て来よう筈も無い。 ジャズに話を戻せば、西欧音楽史の滋養と、電子的テクノロジーの成果を吸収して変容、発展して来たジャズが、新たな要素を取り込んで文脈を変えうるか否かという問題になる。 もし今一人の異端者が現れるなら、彼は何をジャズに移植するだろう。あらゆる様式が乱立し、技術がITに、AIに、ネットに依存するいま、そしてミュージシャンのテクニックも数十年前に比較して、まるでスポーツの記録を塗り替えるように向上したいま、どこに異端者が現れるという

                                    「Jazz。豊穣の海。」
                                  • NHK-FMジャズ・トゥナイト/アルバート・アイラー、そして細田成嗣「AA 五十年後のアルバート・アイラー」(カンパニー社)時代の手垢を落としたアイラーの再評価年 - K’s Jazz Days

                                    プレーヤー | NHKラジオ らじる★らじる --------------------------------------------------------- テレビもラジオも、他人に時間管理されるような感じが嫌いで、見たり聴いたりする習慣は、この30年くらいなかったように思う。 ジャズを聴きはじめた頃は、「session 79」、油井正一の「aspect in jazz」と本多俊夫の「Golden live stage」、たまに渡辺貞夫の「My dear life」を聴いていたかな。油井正一が先生だったことは間違いない。 最近になって、大友良英のジャズ・トゥナイトがネットで聴き返しができることを知り、楽しんでいる。ラジオ放送でアルバート・アイラーがかかる2021年って、面白いなあ、としみじみ。aspect in jazzでは、コルトレーン・チェリーのアヴァンギャルドくらいが、最前衛だっ

                                      NHK-FMジャズ・トゥナイト/アルバート・アイラー、そして細田成嗣「AA 五十年後のアルバート・アイラー」(カンパニー社)時代の手垢を落としたアイラーの再評価年 - K’s Jazz Days
                                    • (株)文遊社|書籍詳細 阿部薫2020 僕の前に誰もいなかった

                                      書名 阿部薫2020 僕の前に誰もいなかった 著者 大友良英、他=著 定価 2,700円+税 判型・造本 四六判変形、上製、320頁 ISBN 978-4-89257-125-1 夭折のフリージャズサックス奏者・阿部薫。 阿部の音楽は、21 世紀をどう「生き延びる」のか――大友良英、不破大輔など、現代の音楽シーンの第一線で活躍するミュージシャンら総勢 43 名が<阿部薫は何をし、何をしようとしていたのか>を語り、考察する! 執筆者: 大友良英、不破大輔、柳川芳命、吉田隆一、橋本孝之、纐纈雅代、吉田野乃子、沖縄電子少女彩、剛田武、大谷能生、 ペーター・ブロッツマン、クリス・ピッツィオコス(以上、ミュージシャン)、スズキコージ(画家)、田中啓文(作家)など 「『お前らに殺されてたまるか!』阿部薫があの世でこの本を読んだらきっとそう叫んだに違いない」……大友良英 装幀 佐々木暁 (2020年12

                                      • 「普通のお客にハーモニーはわからない。彼らはメロディーが聴きたい」、まあそうなんだよね。 -岡田&ストレンジ『すごいジャズには理由(ワケ)がある』を読む- - もちつけblog・はてなブログ版(仮)

                                        岡田暁生&フィリップ・ストレンジ『すごいジャズには理由(ワケ)がある』を読んだ。 すごいジャズには理由(ワケ)がある──音楽学者とジャズ・ピアニストの対話 作者:岡田暁生,フィリップ・ストレンジ 発売日: 2014/05/26 メディア: 単行本 内容は紹介文の通り、 「ジャズがわかる」って、こういうことだったのか! 名演の構造がわかる! 分析的ジャズ入門 誰もが知る名演を題材に、ジャズの奥義を学ぶ! というもの。 分析的にモダン・ジャズがわかるという優れもの。 以下、特に面白かったところだけ。 アート・テイタムのすごさ アート・テイタムの弾き方は、左手のスタイルがかなりビバップ以後のピアニストと違いますね。 (25頁) アート・テイタム*1*2の場合、左手の親指が雄弁だという。 ビバップのピアニストは、右手がサックスで、基本左手は伴奏であることが多いのに対して、アート・テイタムはそうでは

                                          「普通のお客にハーモニーはわからない。彼らはメロディーが聴きたい」、まあそうなんだよね。 -岡田&ストレンジ『すごいジャズには理由(ワケ)がある』を読む- - もちつけblog・はてなブログ版(仮)
                                        • #975 クリス・ピッツィオコス JAPAN TOUR 2017 札幌公演『大友良英スペシャル3days』

                                          Reviewed by 定淳志  Atsushi Joe Photos by 小牧寿里  Yoshisato Komaki  except * by 吉田野乃子  Nonoko Yoshida クリス・ピッツィオコスがついに待望の来日ツアーを果たした。思い返せば、YouTube で彼の動画を初めて見つけてツイッターでつぶやいたのは、2013年8月2日のことであった(https://twitter.com/JOE_as/status/363267012400656384)。当時、日本語による彼の情報は、ほぼ皆無だったと記憶する。きわめて影響力の小さいツイートながら、すごいアルトサックスがいる、と誉め続けていたら、徐々に賛同者が増えていき、やがて吉田野乃子さんと友達であることも分かった。決定的だったのは同時期に剛田武さんが、自身のブログや JazzTokyo で大々的に紹介したことだろう。そこ

                                            #975 クリス・ピッツィオコス JAPAN TOUR 2017 札幌公演『大友良英スペシャル3days』
                                          • Interview #248 吉野弘志 bassist

                                            photo above:Maki Nakano Interviewed by Maki Nakano 仲野麻紀 2022年5月20日 東京・西荻窪 photo:©高木真希 ーコントラバスくらい弾けるじゃろうがー 今年ソロによる新作アルバムを発表された吉野弘志さん。 楽器、音楽との出会いから高校時代のドロップアウト、芸大時代からプロ活動、長きキャリアの中にある吉野さんがつくる音楽の幅の謎解き、ジャズ、ミュージシャンの大先輩にインタビューする機会をいただきました。 広島で生まれ育った吉野さん。楽器との出会いは友達が弾いていたヴァイオリンだったとか。 「僕は市営住宅に住んでいまして、そこで同い年の子がヴァイオリンを弾いていたのです。僕も弾きたい、なんて親に申し出まして、5歳から始めました。広島カープの山本一義さんの家族も同じ住宅にいらして、彼の弟さんに遊んでいただいたりしましたね。音楽の方向へ行

                                              Interview #248 吉野弘志 bassist
                                            • 岡田拓郎のこと。そのルーツと人|Ta_Utah(タユタ)

                                              はじめに 岡田拓郎。この生粋の音楽家/ギタリスト(…時に文筆家でもある)は、デビューしてから10年ほどのコンパクトなキャリアの中で、綺羅星のような珠玉の作品たちを世に送り出し、また、今を映した時代の音楽の探求者として、誠実な葛藤を続けてきた稀有な存在だ。エリック・クラプトンやデュアン・オールマンといった、在りし日のギター・ヒーローたちをルーツに持ちながら、はっぴいえんどを端に発する日本語でのメロディーと作詞の融和性/調和性へこだわり、ジム・オルークを通して出会った数々の実験音楽/インプロ/アンビエント/ノイズなどの『非音楽的音楽』へのアプローチなど、彼の華奢で繊細な指先から紡ぎ出されるうつくしいフレーズとそれを取り巻くアトモスフェリックなアンサンブルには、多様で幾重にも折り重なった複合的な音楽背景が見え隠れする。森は生きている〜ソロ〜サポート/プロデュース活動などを通底して流れる、たとえそ

                                                岡田拓郎のこと。そのルーツと人|Ta_Utah(タユタ)
                                              • Interview | 丸山康太&大久保仁(踊ってばかりの国) 『moana』で到達した究極のサイケデリア | ギター・マガジンWEB|Guitar magazine

                                                Interview | 丸山康太&大久保仁(踊ってばかりの国) 『moana』で到達した究極のサイケデリア 2021-06-21 Pops Rock 踊ってばかりの国が、約1年半ぶりとなる新作『moana』をリリースした。2017年に丸山康太(ex.ドレスコーズ)と大久保仁が加入し、トリプル・ギター体制になったバンドは独自の進化を遂げ、ギター・ロック・ミュージックのレベルを引き上げ続けている。特に前々作『光の中に』、そして前作『私は月には行かないだろう』は、個人的には日本の音楽史に輝く名盤だと断言してもいいくらい、その完成度の高さに驚かされた。もちろん今作『moana』も素晴らしい出来。1年という長い制作期間で丸山と大久保のギター・アンサンブルに変化が起こり、ジャズ、ボサノヴァ、レゲエ、ブルース、サイケデリック……あらゆるジャンルを飲み込んだ唯一無二のサウンドに進化した。今回その変化を深堀

                                                  Interview | 丸山康太&大久保仁(踊ってばかりの国) 『moana』で到達した究極のサイケデリア | ギター・マガジンWEB|Guitar magazine
                                                • 第13話 展示作品って? |ぼくはこんな音楽を聴いて育った・東京編|大友 良英|webちくま

                                                  お待たせしました、連載再開です! 久々に山口市に長期滞在して展示作品を作っている。この文章も市内の湯田温泉にある小さなビジネスホテルで夜中に書いている次第。パンデミックでステイホームの最中は、いくらでも時間があったはずなのに、そんな時には何一つ書けず。忙しくなった今になって急にバタバタと書きたくなるって一体どういう神経なのやら自分でもさっぱりわからない。ま、いいや。とにかく今度こそバリバリと書くぞ~。 「ところで音楽家の展示作品って?」 って思う人もいるかな。展示と言っても絵を描いたりとか、彫刻を作ったりするわけじゃない。一言で言えば音が出る展示作品なんだけど、サウンドインスタレーションって呼ばれたり、21世紀になったあたりからサウンドアートなんて言い方もされてるかな。でも、ここだけの話、自分が作るもんはどっちの言い方も微妙にしっくり来てなくて、やっぱり、ただいつものように「音楽」を作って

                                                    第13話 展示作品って? |ぼくはこんな音楽を聴いて育った・東京編|大友 良英|webちくま
                                                  • INTERVIEW #191 豊住芳三郎

                                                    Interviewed by Akira Saito 齊藤聡 Photos by m.yoshihisa Movie by 宮部勝之 Katsuyuki Miyabe 2019年7月20日(土) 埼玉県・山猫軒 日本フリージャズの勃興時から活躍したドラマー/パーカッショニスト、豊住芳三郎(通称サブ)。その活動領域は日本にとどまらない。若き日から世界を旅し、シカゴではAACM(Association for the Advancement of Creative Musicians)と行動を共にし、またヨーロッパ即興シーンの猛者たちと国内外で共演を積み重ねてきている。 2019年7月20日、埼玉県の山猫軒において、照内央晴(ピアノ)、庄子勝治(アルトサックス)との演奏を行う前に、豊住にインタビューを行った。 ◆ ― 1943年、横浜で生まれる。和光学園から堀越学園を経て、芸大打楽器別科を2年

                                                      INTERVIEW #191 豊住芳三郎
                                                    • #1368 『内田修ジャズコレクション CHRONICLE』

                                                      『内田修ジャズコレクション CHRONICLE』 text by Kenny Inaoka 稲岡邦弥 岡崎市/岡崎市立中央図書館 3,000円(税込) 四六判上製本/108ページ(+付属CD「カタログVOL.3」) 付属CD「カタログVOL.3」収録内容:全14曲(合計時間69分23秒) “Dr.Jazz”こと内田修先生の訃報と時を同じくして届けられた。岡崎市制100周年の記念事業として編まれたものだから、刊行が先生の死と相前後したのはまったくの偶然だろうが、先生はこの労作の完成を目にされたのだろうか。 クロニクル、「年代記」「編年史」。先生が1960代から1990年代まで約40年の長きにわたって収集、記録された日本のジャズ・アーカイヴのなかから厳選された14曲。膨大な記録を試聴、選別し収録時間を念頭に置きながら意味のあるクロニクルを編む作業を担当した佐藤允彦氏の労苦は想像を絶するものだっ

                                                        #1368 『内田修ジャズコレクション CHRONICLE』
                                                      • 850113/MASAYUKI TAKAYANAGI/高柳昌行/常に過激であることを条件に活動したアングリー・ウェイブズグループが残した唯一の作品|JAZZ|ディスクユニオン・オンラインショップ|diskunion.net

                                                        レーベル DEEP JAZZ REALITY、AKETA’S DISK、OCTAVE-LAB 国(Country) JPN フォーマット CD 規格番号 UVWA-3032 通販番号 XAT-1245766340 発売日 2023年01月18日 EAN 4526180638773 商品詳細情報 常に過激であることを条件に活動したアングリー・ウェイブズグループが残した唯一の作品が1985年録音の本作。アケタズ・ディスクのアナログ最終作として世界に有名な傑作 高柳昌行(g) 井野信義(b) 山崎弘(ds) 1988年録音

                                                          850113/MASAYUKI TAKAYANAGI/高柳昌行/常に過激であることを条件に活動したアングリー・ウェイブズグループが残した唯一の作品|JAZZ|ディスクユニオン・オンラインショップ|diskunion.net
                                                        • INTERVIEW #175「望月由美」

                                                          望月由美 Yumi Mochizuki 東京生まれ。 FM番組の企画・構成・DJと並行し、1988年までスイングジャーナル誌、ジャズ・ワールド誌などにレギュラー執筆。 フォトグラファー、音楽プロデューサー。自己のレーベル「Yumi’s Alley」主宰。『渋谷毅/エッセンシャル・エリントン』でSJ誌のジャズ・ディスク大賞<日本ジャズ賞>受賞。現在、JazzTokyoにフォト・エッセイ「音の見える風景」を連載中。 Interviewed by Kenny Inaoka 稲岡邦彌  2018年7月 写真提供:望月由美 ♪ 8月、キングレコードから「Yumi’s Alley Masterpiece Collection」リリース Jazz Tokyo:望月さんの自主レーベル Yumi’s Alleyの7タイトルが今月キングレコードから「Yumi’s Alley Masterpiece Colle

                                                            INTERVIEW #175「望月由美」
                                                          • 植草⇒タモリ レコードコレクション整理の話ほか~1985年の『ジャズ批評』より – ジャズの話

                                                            1985年に発売された『ジャズ批評』No.52の特集は「ジャズを100倍たのしむ」。 特集タイトルどおり、見どころいっぱい、読みどころ満載な号だと思います。 特に、植草甚一さんの遺品であるレコードコレクションを譲り受けた(買い取った)タモリさんですが、忙しすぎてなかなかレコードを整理できなかったとのこと。 そこで! レコード整理係をかって出た方がいらして、その方の記事が掲載されています。なんと3年かかっても、まだ整理が終了していないのだとか。 今回は、この記事をメインに紹介した動画をアップしてみました。 コメント イヤダローさんからのコメント。 「五分後の世界」へのレス、ありがとうございました。85年といったら、日航機墜落、山一抗争、阪神優勝、豊田商事事件、グリコ森永事件等々、物情騒然とした年でした。故宮崎学氏曰く、「関西が輝いた最後の年」。実際、関西発の事件が多いですよね。当時、河田町に

                                                            • #03 『Masayuki Takayanagi=Nobuyoshi Ino with Masabumi PUU Kikuchi / Live at Jazz inn Lovely 1990』 『高柳昌行=井野信義 with 菊地雅章 /ライヴ・アット・ジャズイン・ラブリー』』

                                                              text by Kenny Inaoka 稲岡邦彌 NoBusiness Records NBCD 135 Masayuki JoJo Takayanagi 高柳昌行- guitar Nobuyoshi Ino 井野信魏- bass Masabumi PUU Kikuchi 菊地雅章- piano 1. Trio III  18:04 2. Duo I (Takayanagi – Ino) 15:21 3. Duo II (Takayanagi – Ino)  11:53 4. Trio I 20:57 5. Trio II 11:10 Track 1,4 & 5 improvised and composed by M.Takayanagi, N.Ino and M.Kikuchi / Track 2 & 3 improvised and composed by M.Takayanagi

                                                                #03 『Masayuki Takayanagi=Nobuyoshi Ino with Masabumi PUU Kikuchi / Live at Jazz inn Lovely 1990』 『高柳昌行=井野信義 with 菊地雅章 /ライヴ・アット・ジャズイン・ラブリー』』
                                                              • 南佳孝 | BEGINNINGS INTERVIEW 10 | 記憶の記録LIBRARY

                                                                歌い出しだけで、リスナーの心を鷲づかみにする深く、美しい歌声。その圧倒的な力量から、南佳孝さんは自他共に認める歌の天才少年――ナチュラル・ボーン・シンガーだったのではないかと想像していた。しかし、歌への自意識の芽生えについて投げかけた質問に対する、ご本人の答えは「僕は子供の頃、本当に歌がヘタクソで、音程もとれなかった……」。ビートルズに影響を受けたバンドではドラムを担当し、その後ジャズ・ギタリストに師事をし、最終的にはソングライターに目標を定める。ジャズ喫茶でアルバイトをしながら、ジャズを浴びるように聴き続ける。ロックのフィールドにいた同世代の東京出身ミュージシャン達とは異なる道を進みながら、デビュー時には合流をして名盤をつくり上げるまでのストーリー。「ソングライター」を目指した若者に「シンガー」としての才能が開花し「シンガー・ソングライター」が誕生するまでの彷徨。 洋楽との出会い、ビート

                                                                  南佳孝 | BEGINNINGS INTERVIEW 10 | 記憶の記録LIBRARY
                                                                • 今田勝: Now!! (1970) レコードで聴いてみた - K’s Jazz Days

                                                                  今田勝: Now!! (1970, Three Blind Mice => Think! Record) Three Blind Mice – TBM-2 1. Nostalgia(今田勝) 10:15 2. Alter(今田勝)8:49 3. Gehi Dorian(今田勝) 10:00 4. The Shadow Of The Castle(今田勝) 9:53 今田勝(p), 三森一郎(ts,ss), 水橋孝(b), 小津昌彦(ds) Engineer: 神成芳彦, 黒田賢志 Executive-Producer: 魚津嘉章 Producer: 藤井武 Producer [Associate]: 佐賀和光 Recorded on 1970.8.10,11, at 東京アオイ・スタジオ ---------------------------------------------------

                                                                    今田勝: Now!! (1970) レコードで聴いてみた - K’s Jazz Days
                                                                  • 【インタビュー】T-SQUARE 育ての親 青木幹夫氏スペシャルインタビュー!『T-SQUARE 45TH Anniversary Celebration Concert』moraダウンロード 独占先行配信リリース記念! | | moraトピックス

                                                                    昨年、レコードデビュー45周年を飾る通算50枚目のオリジナル・アルバム『VENTO DE FELICIDADE~しあわせの風~』をリリースし、東京国際フォーラムホールA
にてセレブレイション・コンサートを行なったT-SQUARE。そのデビュー45周年記念公演の模様を完全収録したライブ音源『T-SQUARE 45TH Anniversary Celebration Concert』がDVDとBlu-rayの発売に先駆けて、3月25日にmoraよりダウンロード配信が開始される。 今回のインタビューは株式会社ティースクエア・ミュージックエンタテインメントの代表、青木幹夫氏。デビュー前から現在までのザ・スクエアを最も間近で見てきた彼ならではのエピソードや、4月24日に発売されるライヴDVDとBlu-rayの詳細と、一足先に始まる音源先行配信について、そしてバンドへの愛を語っていただいた。 inte

                                                                      【インタビュー】T-SQUARE 育ての親 青木幹夫氏スペシャルインタビュー!『T-SQUARE 45TH Anniversary Celebration Concert』moraダウンロード 独占先行配信リリース記念! | | moraトピックス
                                                                    • 及川公生の聴きどころチェック – JazzTokyo

                                                                      #902『Satoko Fujii & Joe Fonda / Thread of light』 『藤井郷子&ジョー・フォンダ/スレッド・オブ・ライト』 及川公生の聴きどころチェック, No. 287 3月 05日, 2022年  — 及川公生      閲覧回数'21,205回 複雑な録音、あるいはピアノの複雑さを鑑賞して録音のあり方を聴くサンプルか? #901『Yusei Takahashi & Sadanori Nakamure / NŪ』 『高橋祐成&中牟礼貞則/NU』 及川公生の聴きどころチェック, No. 287 3月 05日, 2022年  — 及川公生      閲覧回数'23,840回 ピアノとギターの演奏の親密さと楽器の精密さを聴く。 #902 『キット・ダウンズ/ヴァーミリオン』 『Kit Downes / Vermillion』 及川公生の聴きどころチェック, No

                                                                        及川公生の聴きどころチェック – JazzTokyo
                                                                      • Lee Konitz: Unaccompanied Live In Yokohama (1996) 饒舌な静謐さ、そして今井和雄 - K’s Jazz Days

                                                                        Lee Konitz: Unaccompanied Live In Yokohama (1996, P.S.F. Records) 1. The Nearness Of You 18:09 2. Thingin' 5:34 3. Darn That Dream 4:52 4. Play Fiddle Play-Kary's Trance 7:59 5. Subconcious-Lee 5:08 6. Duo Improvisations For Alto Saxophone And Acoustic Guitar 10:30 7. Duo Improvisations For Alto Saxophone And Electric Guitar 8:02 Lee Konitz(as), 今井和雄 (g on 6, 7) Recorded live at ST Spot, Yokohama

                                                                          Lee Konitz: Unaccompanied Live In Yokohama (1996) 饒舌な静謐さ、そして今井和雄 - K’s Jazz Days
                                                                        • 飯島晃『コンボ・ラキアスの音楽帖』岡田拓郎の“Radical Guitarist”第4回 | ギター・マガジンWEB|Guitar magazine

                                                                          岡田拓郎をナビゲーターに迎え、カテゴライズ不可能な個性派ギタリストたちの作品を紹介する連載、“Radical Guitarist”。第4回は日本からのエントリー! 高柳昌行に師事し、フリージャズやノイズなども演奏してきた早世のギタリスト、飯島晃。今回紹介する『コンボ・ラキアスの音楽帖 = A Music Book Of Combo Rakia’s』では、アコースティック・ギターによる美しい音色で、ノスタルジックな情景を描いている。本作の魅力について、岡田拓郎に解説してもらおう。 文=岡田拓郎 デザイン=山本蛸 『コンボ・ラキアスの音楽帖 = A Music Book Of Combo Rakia’s』 飯島晃 Puff Up/PUF-2/1990年リリース ―Track List― 01〜05. Five Songs For A Fox In The Thorn = いばらのサギ師(1〜5

                                                                            飯島晃『コンボ・ラキアスの音楽帖』岡田拓郎の“Radical Guitarist”第4回 | ギター・マガジンWEB|Guitar magazine
                                                                          • 高柳昌行  『Eclipse/侵蝕』 - 幻の猫たち 改訂版

                                                                            高柳昌行 Masayuki Takayanagi and New Direction Unit 『Eclipse/侵蝕』 CD: P.S.F. Records ISKRA-001/PSFD-8025 ¥2,940(税込) 1. First Session 1 (gradually projection)  10:47 2. First Session 2 (gradually projection)  9:07 3. Second Session (mass projection)  25:23 Personnel Masayuki Takayanagi (el-g) Kenji Mori (as, fl, recorder) Nobuyoshi Ino (el-b) Hiroshi Yamazaki (ds, perc) Recorded on March 14, 1975 at Tok

                                                                              高柳昌行  『Eclipse/侵蝕』 - 幻の猫たち 改訂版
                                                                            • #644 『Masayuki Takayanagi&Nobuyoshi Ino with Masabumi Kikuchi / Live at Jazz-inn Lovely 1990』『高柳昌行&井野信義 with 菊地雅章/ライヴ・アット・ジャズイン・ラブリー1990』

                                                                              text by Kimio Oikawa 及川公生 NoBusiness Records NBCD 135 Masayuki JoJo Takayanagi – guitar Nobuyoshi Ino – bass Masabumi PUU Kikuchi – piano 1. Trio III  18:04 2. Duo I (Takayanagi – Ino)  15:21 3. Duo II (Takayanagi – Ino)  11:53 4. Trio I 20:57 5. Trio II 11:10 Track 1,4 & 5 improvised and composed by M.Takayanagi, N.Ino and M.Kikuchi / Track 2 & 3 improvised and composed by M.Takayanagi and N.Ino.

                                                                                #644 『Masayuki Takayanagi&Nobuyoshi Ino with Masabumi Kikuchi / Live at Jazz-inn Lovely 1990』『高柳昌行&井野信義 with 菊地雅章/ライヴ・アット・ジャズイン・ラブリー1990』
                                                                              • 高柳昌行・阿部薫 「ステーション '70」限定アナログ盤が発売|ニュース&インフォメーション|JAZZ|ディスクユニオン・オンラインショップ|diskunion.net

                                                                                ※LP 高柳の書斎に50年間眠っていた阿部薫との伝説のセッション!! ジャズベッドに続く、世紀の大発掘音源-第2章-(限定アナログ盤) Side A MONO ver. / Side B STEREO ver. を収録!! ------------------------ 本棚の一番奥から埃まみれの1本のテープが見つかった。 テープと一緒にレコード化する際の1枚のメモ。 凝縮された密度の高い究極のマスプロダクション。 2人の息遣いまで聞こえるリアルなグラジュアリープロダクション。 おそらくこれは2人のDUOでは最高の作となるでしょう。 JINYADISC 斉藤安則 ------------------------ 阿部薫について 「20年間ジャズをやっているけど、こんな恐ろしいミュージシャンに出会ったことはない。彼は今迄のミュージシャンとは次元が違う。感性、知性どちらにも溺れず、総合的な意

                                                                                  高柳昌行・阿部薫 「ステーション '70」限定アナログ盤が発売|ニュース&インフォメーション|JAZZ|ディスクユニオン・オンラインショップ|diskunion.net
                                                                                • 岡田拓郎とduennのエンタメ化に抗う音楽精神 その社会的機能は? | CINRA

                                                                                  2020.06.12 Fri Sponsored by Okada Takuro+duenn『都市計画(Urban Planning)』 毎日のように同じ時刻に鳴り響く防災行政無線の放送。店先で通行人に向けてマスクを売り込む声。不気味なほど静まり返った繁華街。あるいはこれまで気づきもしなかった虫の音との出会い。アパートの一画は以前に比して賑やかだ。新型コロナウイルスの災禍は都市部の音風景を少なからず変えてしまった。「新しい生活様式」という言葉を持ち出すまでもなく、多くの人々の生活様式それ自体が変わりつつある——むろん変わりようがない人々もいる。そのような時代に新しい録音作品はどんな意味を持つのだろう。 ギタリスト / 作曲家 / プロデューサーとして活躍する岡田拓郎と、福岡を拠点にイベント企画やレーベル運営も手がけるサウンドアーティストduennによる、2016年の『無常』以来4年ぶりとな

                                                                                    岡田拓郎とduennのエンタメ化に抗う音楽精神 その社会的機能は? | CINRA