遅いパソコンをそのまま使うのはストレスがたまるだけ。簡単なチューニングで体感速度の向上を図ることができる。遅いパソコンを快適に使うポイントは、“余計な処理”をやらせないこと。OSのバックグラウンド処理やアニメーション効果などを可能な限りストップさせる。 バックグラウンド処理の筆頭格がウイルス検査だ。家庭のパソコンで外部とやり取りしていない場合、遅くて辛抱できないなら、一時的にオフにするのも手だ(図1、図2)。ネット経由の侵入を防ぐファイアウオール機能も、オフにするとネットの速度が上がる(図3、図4)。ただし、あくまでも窮余の策なので、目的を果たしたら設定を必ず元に戻す。もちろん、会社でやるのは絶対にNGだ。ちなみにファイアウオールがなくても、Wi-Fiルーターやウェブブラウザーはある程度の侵入を防いでくれる。 図1 動きが遅くて我慢できない場合、外部とやり取りしない家庭のパソコンならDef