俳優の横浜流星が主演を務めるNHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(NHK総合など)の第1回が5日、放送され、ドラマの中盤で描かれた遊女の全裸遺体が登場する場面が、多くの視聴者を驚かせた。 天下泰平、文化隆盛の江戸時代中期を舞台に、親なし、金なし、画才なし…ないない尽くしの生まれから歌麿、北斎、山東京伝、滝沢馬琴を見いだし、写楽を世に送り出して“江戸のメディア王”として時代の寵児にとなった快男児「蔦重」こと、蔦屋重三郎(つたや・じゅうざぶろう)の波乱万丈の物語。 話題となったのは、蔦重が、捨て子だった自身の幼少期から親身になってくれた遊女、朝顔(愛希れいか)が亡くなったと聞きつけ、彼女の亡骸が運び込まれた近所の寺に駆けつける場面。墓穴を掘る人夫の傍らには息絶えた遊女が4体、売り物になる着物をはぎ取られ、土の地面の上に無造作に転がされており、そのうちの1体が朝顔だった。借金のかたとし