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【プロフィール】 【はじめに】 ①此ノ木よしる『進撃のえろ子さん~変なお姉さんは男子高生と仲良くなりたい~』 ②榎本あかまる『この会社に好きな人がいます』 ③もんでんあきこ『エロスの種子』 ④金田一蓮十郎『ゆうべはお楽しみでしたね』 ⑤小西明日翔『来世は他人がいい』 ⑥ハナツカシオリ『焼いてるふたり』 ⑦ふじた『ヲタクに恋は難しい』 ⑧志茂『部長と社畜の恋はもどかしい』 ⑨山田金鉄『あせとせっけん』 ⑩山田金鉄『かさねと昴』 ⑪浜田咲良『金曜日はアトリエで』 ⑫310『アラサーだけど、初恋です。』 ⑬糸川一成『今日もベランダで』 ⑭雨隠ギド『おとなりに銀河』 ⑮若木民喜『結婚するって、ほんとうですか』 ⑯ましろ『山田くんとLv999の恋をする』 ⑰秋★枝『恋は光』 ⑱ma2『私たちが恋する理由』 ⑲板倉梓『瓜を破る』 ⑳夜宵草『ReLIFE』 【プロフィール】 プロライターの海燕です。書評
【プロフィール】 【はじめに】 江戸川乱歩+夜汽車「人でなしの恋」 江戸川乱歩+しきみ「押絵と旅する男」 江戸川乱歩+ホノジロトヲジ「人間椅子」 夢野久作+ホノジロトヲジ「死後の恋」 夢野久作+ホノジロトヲジ「瓶詰地獄」 坂口安吾+夜汽車「夜長姫と耳男」 荻原朔太郎+しきみ「詩集『青猫』より」 泉鏡花+ホノジロトヲジ「外科室」 谷崎潤一郎+夜汽車「刺青」 芥川龍之介+げみ「蜜柑」 【プロフィール】 プロライターの海燕です。書評や映画評などを掲載しています。 現在、マルハン東日本さまのウェブサイト「ヲトナ基地」で定期的に記事を掲載中。ランキングを席捲! お仕事の依頼、個人的な連絡などは以下のページからどうぞ。 ボタンをクリックするとこのブログを継続して購読できます。よろしくお願いします。 それでは、記事へどうぞ。 【はじめに】 〈乙女の本棚〉をご存知だろうか。 一度くらいは書店の店頭で見かけ
先日、『アポカリプスホテル』というタイトルのテレビアニメの企画が発表された。 事件である! いや、アニメの企画そのものは一年に何百本もあるわけで、よほど特徴的なものでないかぎり(『エヴァ』の新作をテレビシリーズでやります、とかさ)さほど話題にならないのだが、それでもやっぱりこの作品は事件であり、ネットのある箇所は激しくどよめいている。 いったいこの聞き慣れないタイトルのどこが事件なのか? じつは、「あの」竹本泉がキャラクターデザインを務めているのだ! こう書いただけで「まあ、なんということでしょう!」となる人もいると思うが、そうでない人のためにいちおう説明しておこう。 竹本泉は、少女マンガ雑誌でデビュー、その後はマニア(まあつまりオタク)向けのマンガ雑誌とか、ゲーム雑誌などで連載を続け、その類例のない作風で一部ではきわめて高い評価と熱狂的な支持を集める「特殊作家」だ。 どこが特殊なのかとい
みんな大好き、現代少年マンガの最高傑作『HUNTER×HUNTER』の最新刊第38巻が出たので、さっそく読みました。 HUNTER×HUNTER モノクロ版 38 (ジャンプコミックスDIGITAL) 作者:冨樫義博 集英社 Amazon まあ、『少年ジャンプ』で読んではいたのだけれど、やはりまとめて読んでみて初めて見えてくるものもある。とくにこの作品の場合、一週ごとに読んでいってもさっぱりという感じではあるし。 で、単行本一冊をまとめて読んだ感想なのですが、いやあ、たぶんみんないっていると思うけれど、文字が多い(笑)。ほとんど「小説か!」という情報量の多さで、一冊読むのに非常に時間がかかる。 『攻殻機動隊』や『ファイブスター物語』でもここまで読了コストが高くないんじゃないかと思うくらい。 攻殻機動隊(1) (ヤングマガジンコミックス) 作者:士郎正宗 講談社 Amazon ファイブスター
ボタンをクリックするとこのブログを購読できます。よろしくお願いします。 ●はじめに――ちょっと地球をひっくり返してみませんか? ①法月綸太郎「カニバリズム小論」 ・同じ作家のオススメ短編集 ②麻耶雄嵩「遠くで瑠璃鳥の鳴く声が聞こえる」 ・同じ作家のオススメ短編集 ③乙一「華歌」 ・同じ作家のオススメ短編集 ④綾辻行人「どんどん橋、落ちた」 ・同じ作家のオススメ短編集 ⑤連城三紀彦「親愛なるエスくんへ」 ・同じ作家のオススメ短編集 ⑥川島誠「電話がなっている」 ・同じ作家のオススメ短編集 ⑦森博嗣「卒業文集」 ・同じ作家のオススメ短編集 ⑧山本周五郎「なんの花か薫る」 ・同じ作家のオススメ短編集 ⑨栗本薫「コギト」 ・同じ作家のオススメ短編集 ⑩鮎川哲也「達也が嗤う」 ・同じ作家のオススメ短編集 ⑪ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア「男たちの知らない女」 ・同じ作家のオススメ短編集 ⑫シオド
友人のペトロニウスさんが、日本一ともいわれる長岡花火の観戦旅行記を上げているので、ぼくも便乗してちょっと書いておく。 長岡花火 平和への祈り 真珠湾に咲くふるさとの花 [DVD] ドリーミュージック Amazon この空の花 -長岡花火物語 松雪泰子 Amazon まあもちろんというか、ぼくもいっしょに見てきたわけなのですが、とくにたくさん写真とか動画を撮ってきたわけではないので、その素晴らしさを伝えるすべがなく、ひっそりと心のなかに秘めておこうかと考えていました。 でも、やっぱりせっかく貴重な体験をしたわけだから、すこしは自慢しておく必要があるかなと考えなおし、こうして記事を書いているわけです。 いや、じっさい自慢しても良いくらいすごい体験でしたね。長岡花火そのものの素晴らしさもさることながら、わずか数日前に行動を開始してからあっというまに計画を立て、往路と復路を確保し、その場に集まって
「中年が人生に輝きを取り戻す、唯一のコツ」という記事を読んだ。 人が中年になるとやる気を失ってしまう、いわゆる「中年の危機」について書かれた内容で、中年が人生に輝きを取り戻すカギは「予測可能性」にあると記されている。 中年の悲哀の本質は何か。 それは、「人生の予測可能性の高さ」です。 つまり、「私の人生はこんなもので、これからも特に大きなイベントは何も起きない」とわかってしまうことに起因するのです。 これは「希望のなさ」というか、人生が消化試合に入ってしまったことを意味します。 先が見えたゲームほどつまらないものはないです。 結末のわかっている推理小説は興ざめです。 ネタバレされた映画の魅力は半減します。 先が読めてしまった人生は、色褪せます。 不安定な人生に比べて、予測可能性の高い人生は、一見すると安定していて良いように感じます。 が、実は「予想外」のない、ルーティンワークをこなすような
●まえがき~面白い本、色々あります。 ●ビジネス/経済 ①ときど『東大卒プロゲーマー』 ②ウォルター・アイザックソン『イーロン・マスク(上)(下)』 ③保手濱彰人『武器としての漫画思考』 ④竹村俊助『書くのがしんどい』 ⑤グラント・サバティエ『FIRE 最速で経済的自立を実現する方法』 ●趣味/実用 ⑥リンダ・グラットン&アンドリュー・スコット『LIFE SHIFT』『LIFE SHIFT2』 ⑦アービンジャー・インスティチュート『自分の小さな「箱」から脱出する方法』 ⑧つんく『凡人が天才に勝つ方法』 ⑨Pha『しないことリスト』 ⑩先崎学『うつ病九段』 ●歴史/地理 ⑪塩野七生『ローマは一日にしてならず』 ⑫りゅうちぇる『こんな世の中で生きていくしかないなら』 ⑬出口治明『全世界史』 ⑭木村朗子『紫式部と男たち』 ●社会/政治 ⑮ジョナサン・ゴッドシャル『ストーリーが世界を滅ぼす』 ⑯阿
早川書房の最大80%オフセールに便乗してSFやファンタジー、ミステリの名作傑作を並べた以下の記事が300ブクマを獲得してわりと読まれた。 結果、アフィリエイトの報酬がそこそこの額になっていて、ありがたいかぎりである。 海外の名作SF中心のいってしまえば平凡なラインナップなので、こんなに需要があるとは思わなかった。 ここで取り上げたSF小説はオールタイム・ベスト級の有名作品が多く、頭のどこかに「いまさら紹介しても」という気持ちがあったのだが、そうはいってもほとんどの人は読んでいないのである。 あたりまえといえば、あたりまえのこと。思い込みで判断しないで書いてみよ、という教訓を得るべきだろう。ほんと、先入観や固定観念は良くない。 ちなみに、現在、国内のSF小説は何度目かの黄金時代を迎えているといわれていて、非常に質が高い作品が次々と発表されている。 その一方、どこかで読んだのだがファンの年齢は
まえせつ~百合とは女性表現の多様性を前提にする作品群である。 ①『小林さんちのメイドラゴン』(50%ポイント還元) ②『小林さんちのメイドラゴン カンナの日常』(50%ポイント還元) ③『神絵師JKとOL腐女子』(50%オフ) ④『アンドロイドは経験人数に入りますか?』(61%ポイント還元) ⑤『嫌われ魔女令嬢と男装皇子の婚約』(61%ポイント還元) ⑥『小春と湊 わたしのパートナーは女の子』(45%ポイント還元) ⑦『彩純ちゃんはレズ風俗に興味があります』(37%~61%ポイント還元) ⑧『私の推しは悪役令嬢。』(49%~50%ポイント還元) ⑨『私の百合はお仕事です!』(49%~50%ポイント還元) ⑩『月が綺麗ですね』(50%ポイント還元) ⑪『合法百合夫婦本』&『チヨちゃんの嫁入り』(50%ポイント還元) ⑫『欠けた月とドーナッツ』(49%~50%ポイント還元) ⑬『女ともだちと結
まえせつ 番外『おいしい関係』 10位『べしゃり暮らし』 9位『君は淫らな僕の女王』 8位『終末のハーレム』 7位『相席いいですか?』 6位『ALL YOU NEED IS KILL』 5位『かぐや様は告らせたい』 4位『銀河英雄伝説』 3位『ダイヤモンドの功罪』 2位『ゴールデンカムイ』 1位『推しの子』 まえせつ いま、Amazonで集英社の『ヤングジャンプ』連載作品を中心とした電子書籍に41%とか51%のポイント還元が付いていますね。大人気の『推しの子』などが実質半額で買えるわけで、かなりお得なセールだと思います。 その他、はなはだしきは【期間限定無料】の作品なども混じっています。そこで、個人的に好きなヤンジャンマンガ(など)をベスト10の形式で並べてみました。ご参考になさっていただければ幸い。 番外『おいしい関係』 おいしい関係 1 (クイーンズコミックスDIGITAL) 作者:槇
KADOKAWAの傑作小説を紹介してみる。 ●時代小説 冲方丁『天地明察』 山田風太郎『柳生忍法帖』 山田風太郎『魔界転生』 山田風太郎『八犬伝』 ●SF 池上永一『シャングリ・ラ』 小松左京『復活の日』 小松左京『日本沈没』 小松左京『果しなき流れの果に』 半村良『太陽の世界』 光瀬龍『宇宙年代記【合本版】』 森見登美彦『ペンギン・ハイウェイ』 山田正紀『神狩り』 山本弘『神は沈黙せず(上)(下)』 ●ミステリ 青崎有吾『地雷グリコ』 赤川次郎『三毛猫ホームズの推理』 綾辻行人『Anotehr』 綾辻行人『殺人鬼』 綾辻行人『霧越邸殺人事件』 乙一『GOTH』 馳星周『不夜城』 初野晴『ハルチカシリーズ』 横溝正史『本陣殺人事件』 横溝正史『獄門島』 米澤穂信『古典部シリーズ』 ●ファンタジー 荻原規子『西の善き魔女』 マーガレット・ワイス&トレイシー・ヒックマン『【合本版】ドラゴンラン
ハヤカワの傑作小説を紹介するよ。 ●海外SF グレッグ・イーガン『順列都市(上)(下)』 グレッグ・イーガン『ディアスポラ』 グレッグ・イーガン『しあわせの理由』 アンディ・ウィアー『プロジェクト・ヘイル・メアリー(上)(下)』 オーソン・スコット・カード『エンダーのゲーム』 ウィリアム・ギブスン『クローム襲撃』 アーサー・C・クラーク『宇宙のランデヴー』 アーサー・C・クラーク『太陽系最後の日』 ニール・スティーヴンスン『スノウ・クラッシュ(上)(下)』 コードウェイナー・スミス『スキャナーに生きがいはない』 ダン・シモンズ『ハイペリオン』 フィリップ・K・ディック『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』 テッド・チャン『あなたの人生の物語』 ロバート・A・ハインライン『夏への扉』 ロバート・A・ハインライン『月は無慈悲な夜の女王』 レイ・ブラッドベリ『火星年代記』 グレッグ・ベア『鏖戦/
ルックバック (ジャンプコミックスDIGITAL) 作者:藤本タツキ 集英社 Amazon 初めに、退屈なほど自明の事実をひとつ。 『ファイアパンチ』、『チェンソーマン』などの長編で知られる漫画家藤本タツキが2021年に発表したマンガ『ルックバック』はまさに記憶に残すべき傑作だった。 ファイアパンチ 1 (ジャンプコミックスDIGITAL) 作者:藤本タツキ 集英社 Amazon チェンソーマン 1 (ジャンプコミックスDIGITAL) 作者:藤本タツキ 集英社 Amazon 幼くして画業に優れたあるふたりの少女が漫画家をめざし、幾たびとなく成功と挫折をくり返しながら前へ、前へ進んでゆこうとするこの物語は、発表からわずか30分(!)でTwitterにおけるトピックのランキングで2位にまで上昇するという快挙を生み、いまではなかば伝説的に語られることとなっている。 悪ふざけとリリシズムを巧みに
オルクセン王国史~野蛮なオークの国は、如何にして平和なエルフの国を焼き払うに至ったか~(サーガフォレスト)1 作者:樽見京一郎 一二三書房 Amazon オルクセン王国史~野蛮なオークの国は、如何にして平和なエルフの国を焼き払うに至ったか~(サーガフォレスト)2 作者:樽見京一郎 一二三書房 Amazon そういうわけでもう以前から各所で話題になっていた『オルクセン王国史』をいまさらながらに読み始めたのですが――これが! 傑作! いや、ちょっと面白すぎるでしょ。 最近、小説の好みがうるさくなりすぎて、自分に合う作品を見つけられずにいたのですが、これはねー、ほんとにちょっと破格ですね。いままで読んだ「小説家になろう」の作品のなかでもいちばんぼく好みの作品かも。 そもそも、ぼくはいわゆる「なろう小説」とかライトノベルは好きでずっと読んでいるのですが、やっぱり文章力に難点がある気がして、あまりハ
【若者とSFと】 【面白いSFはたくさんあるのだけれど】 【さいごに】 この記事はこちら()からはてなブックマークに登録できます。もし面白いと思われましたら何かしら言及していただけるととても嬉しいです。よろしくお願いします。それでは、記事へどうぞ。 【若者とSFと】 「これ一休よ、若者にSFを流行らせてくれ」 「では殿様、まずはSFを定義してください」 — 柞刈湯葉(いすかり・ゆば) (@yubais) 2024年5月7日 飯田一史さんの「中高生にSFを読んでもらうには」と題した講演録が話題だ。 「狭義のSF小説」が読まれなくなっていることと、どうすれば読まれるようになるかが切々と語られていて、なかなか説得力に富んでいる。 飯田さんはかつての『ベストセラー・ライトノベルのしくみ』以来、若年層の読書週間についての定量的な調査をもとに「いまじっさいに何が読まれているのか」を語ってきた数少ない論
【暗黒をも頽廃をも受け入れる犯罪都市とその狩人】 【「ポリコレを無視した」わけではない】 【さいごに】 この記事はこちら()からはてなブックマークに登録できます。もし面白いと思われましたら何かしら言及していただけるととても嬉しいです。よろしくお願いします。それでは、記事へどうぞ。 【暗黒をも頽廃をも受け入れる犯罪都市とその狩人】 先日配信開始した『シティハンター』(と『T・Pぼん』)を見るためにNetflixを再開しました。 シティーハンター 1巻 (ゼノンコミックス) 作者:北条司 コアミックス Amazon T・Pぼん(タイムパトロールぼん)(1) (ビッグコミックススペシャル) 作者:藤子・F・不二雄 小学館 Amazon で、さっそく見たのだけれど、これが評判に違わぬハイクオリティ。このところ、『沈黙の艦隊』(秀逸!)や『ゴールデンカムイ』(傑作!)など、とてもまともに実写映像化で
【問題解決の三つのプロセス】 【もしあなたが「モテたい」のなら】 【ほかの場合でも解決策は同じ】 【さいごに】 この記事はこちら()からはてなブックマークに登録できます。もし面白いと思われましたら何かしら言及していただけるととても嬉しいです。よろしくお願いします。それでは、記事へどうぞ。 【問題解決の三つのプロセス】 この記事は面白かった。 「タスク管理」という技術がある。 端的に言うと、大きな仕事は小さく分けて処理しよう、と言う発想をもとに、「あいまいな状態の仕事を、明確に定義された小さな仕事に分割し、実行可能にする」技術だ。 この「小さく分けて処理」する技術は、ある意味人類の偉大な発明であり、大抵の難易度の高い仕事にこの技術を使うことができる。 数学の問題。 実験プロトコル。 プログラミングやシステム開発。 企業再生。 巨大な橋をかけること。 人間を遠い宇宙に送り込んだりすること。 こ
【本文】 【さいごに】 Everything should be made as simple as possible, but not simpler. ものごとはできるかぎりシンプルにすべきだ。しかし、シンプルすぎてもいけない。 アインシュタイン 【本文】 ありがたい。「チッ、1位の奴しぶといな」とか思ってたけど普通にめちゃ面白い記事だった。みんな読んでほしいhttps://t.co/4luQZ2b65Y https://t.co/UENi3VEb5Q — 黒猫ドラネコ (@kurodoraneko15) 2024年5月3日 ドーモ、その1位の奴です。 あまり正面から褒められることがないので(貶されることはたくさんある)、自分の記事を肯定的に評価してもらえると嬉しいですね。 わざわざ拡散していただいてありがたいかぎり。ほんとうは自分のブログでも取り上げておくべきだよなーといまさらながら
【作家と作品を分けて考えることはできるのか?】 【Fanaticな思い入れが人をファンにする】 【「推し活」とは違うあり方で人と向き合う】 【さいごに】 この記事はこちら()からはてなブックマークに登録できます。もし面白いと思われましたら何かしら言及していただけるととても嬉しいです。よろしくお願いします。それでは、記事へどうぞ。 【作家と作品を分けて考えることはできるのか?】 ジャーナリストの佐々木俊尚さんが「コロナ禍を機に、長年ファンだったあるアーティストの実像に失望してしまった。どうすれば良いのか」という内容の質問に対し以下の場所で答えていた。 実に難しい問題ですね。おっしゃっている喪失感は、わたしも良くわかります。近年のさまざまな世界的ニュースにからんで「え……この人がそんな発言してるの……」とガッカリしてしまうことがとても増えてしまいました。 (中略) とはいえ、若い世代の芸能人は
この記事はこちら()からはてなブックマークに登録できます。もし面白いと思われましたら言及していただけるととても嬉しいです。よろしくお願いします。 それでは、記事へどうぞ。 善悪の彼岸 (光文社古典新訳文庫) 作者:ニーチェ 光文社 Amazon 怪物と戦うものはその過程で自らが怪物とならぬよう気をつけよ。深淵を覗く時、深淵もまたこちらを覗いているのだ。 『ぼっち・ざ・ろっく!外伝 廣井きくりの深酒日記』を読んだ。 ぼっち・ざ・ろっく!外伝 廣井きくりの深酒日記 1巻 (FUZコミックス) 作者:はまじあき,くみちょう 芳文社 Amazon タイトルからわかるとおり、アニメ化されて話題をさらった『ぼっち・ざ・ろっく!』の番外編で、本編の裏側を描く内容となっている。 ぼっち・ざ・ろっく! 1巻 (まんがタイムKRコミックス) 作者:はまじあき 芳文社 Amazon LIVE STAGE「ぼっち
この記事はこちら()からはてなブックマークに登録できます。もし面白いと思われましたら言及していただけるととても嬉しいです。よろしくお願いします。 それでは、記事へどうぞ。 【「原作に忠実」とは?】 【原作の改変】 【作品のコアとは?】 【京アニの達成】 【さいごに】 【「原作に忠実」とは?】 もう皆さんご存知のことと思うが、『セクシー田中さん』などの作品で知られる漫画家の芦原妃名子さんが亡くなられた。自殺だったと報道されている。 セクシー田中さん(1) (フラワーコミックスα) 作者:芦原妃名子 小学館 Amazon また、その裏には作品のドラマ化に関するトラブルがあったことも語られている。 Twitterやnoteなどのソーシャルメディアではやれ脚本家が悪いの、いやプロデューサーが主犯だのと悪者さがしが行われているが、ぼくはその点に関してはいうべき言葉を持たない。 ぼくとしては一切の自制
この記事はこちら()からはてなブックマークに登録できます。もし面白いと思われましたら言及していただけるととても嬉しいです。よろしくお願いします。 それでは、記事へどうぞ。 「真のポケモン」? 『ポケモン』の保守性。 ラーメンとロックとサイエンス・フィクション。 野蛮さの魅力。 【さいごに】 「真のポケモン」? 「ポケモンのパクリ」とも「真のポケモン」とも呼ばれる日本発のインディーゲーム『パルワールド』が話題を集めている。 現状ではわずか3000円ちょっとで購入できるハードルの低さもあって、発売後わずか数日で600万本という凄まじい大ヒットを記録している。 国産インディーゲームでありながら世界に指さきがとどいたわけで、まさに歴史的快挙といって良いだろう。 しかし、その一方で露骨に『ポケモン』や『ARK』、『ゼルダの伝説 ブレス・オブ・ザ・ワイルド』といった先行作品を模倣したとされる倫理的な「
この記事はこちら()からはてなブックマークに登録できます。もし面白いと思われましたら言及していただけるととても嬉しいです。よろしくお願いします。 それでは、記事へどうぞ。 【毒を食む時代】 【禁酒法という高貴な実験】 【有毒快楽文化】 【毒と生きる】 【参考資料】 【さいごに】 【毒を食む時代】 毒を食むことについて考えている。 この場合の「毒」とは、ひとつの比喩で、人間にとって害があるもの全般を指す。 害があるのならふれなければ良さそうなものだが、ご存知の通り、わたしたちはしばしばあきらかに有毒なものに耽溺してしまう生きものだ。 からだに悪いとわかっていても夜ごと深酒してしまったり、あるいはポテトチップスやラーメンを食べ過ぎてしまったりした経験が一度もないという人はむしろ少数派だろう。 「毒」という概念をもっと広く捉えるなら、危険だとわかっていても不倫に溺れてしまったり、搾取的なホストク
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この記事はこちら()からはてなブックマークに登録できます。もし面白いと思われましたら言及していただけるととても嬉しいです。よろしくお願いします。 それでは、記事へどうぞ。 【ホス狂いという名の「病」】 【やめたくてもやめられない】 【問題の本質はどこにあるのか?】 【さいごに】 【ホス狂いという名の「病」】 「ホス狂い」という現象をひとつの「病」と捉えてみる。何が見えてくるか? ホストクラブ問題、「ホストに狂う女が悪い」「成人なんだから」みたいな話で切って捨てる人を相当数見たんだけど、詳しく追った話なんか読んでると、薬物依存の回復とかの話に近い感じするんだよな。で、依存させておいて性風俗で稼がせるまでがシステム化してることが問題なんだと理解してるんだが… — はなびら葵 (@hollyhockpetal) 2023年11月23日 「キャバに貢いだおっさんは救済されないだろ」って意見も見たけ
ことばの刃は、ときとして人を刺し殺す。 『羽生結弦 孤高の原動力』(AERA特別編集) 朝日新聞出版 Amazon トップスケーターの羽生結弦さんが離婚を発表した。 ご報告がございます。 これからも前を向いて進んでいきます。 宜しくお願いいたします。 pic.twitter.com/fq3IGszBM8 — 羽生結弦official_Staff 公式 (@YUZURUofficial_) 2023年11月17日 結婚発表直後の離婚であるが、その理由はマスコミのつきまといや不審者のストーキング行為、また(おそらくはネットの匿名での)誹謗中傷にあるという。 現在、様々なメディア媒体で、一般人であるお相手、そのご親族や関係者の方々に対して、そして私の親族、関係者に対しても誹謗中傷やストーカー行為、許可のない取材や報道がなされています。生活空間においても、不審な車や人物に徘徊されることや、突然声を
なぜ、わたしたちは人を差別するのでしょうか? ネットの俗語に「かわいそうランキング」という言葉があります。 元々は「白饅頭」こと御田寺圭さんがネットで提唱した言葉で、かれの著書『矛盾社会序説』でもその概念が説明されています。 矛盾社会序説 作者:御田寺圭 イースト・プレス Amazon つまり、この社会における弱者にはわりあいに「かわいそう」と感じられる人とそうでない人がいて、人はつい「かわいそう」と感じられる人(かわいそうランキングの高い人)にだけ同情してしまうという話です。 それはこの社会に「共感困難な弱者」がいるという話へつながり、そこからいわゆる「弱者男性論」が展開していきます。 世の中には色々な弱者がいるが、「かわいそうランキング」が上の弱者たちは援助や救済を受けることができる。その意味で「かわいそうランキング」が下の弱者男性たちこそがほんとうの弱者だというわけです。 御田寺さん
映画『ゴジラ-1.0』(以下『マイナスワン』)を批判する動画を見ました。 非常に面白い。 ある種の政治的観点からこの映画を批判する意見は当然、出て来ると思っていました。 単なる難癖に過ぎないような批判は無数にあるけれど、この動画はきわめてロジカルだし、非常に説得力がある感じ。 そしてその上で、まったく共感できない(笑)。 この動画は主に映画の「リアリティ」と「人間ドラマ」について批判しているのですが、物凄く丹念に批判されているにもかかわらず、ほとんど納得がいかない。 ほんとうに作品の本質が理解されていない、何ひとつ伝わっていないんだなあといっそ感心するくらい。 そしてまた、山崎貴という監督はほんとうに舐められている、あなどられているんだということもあらためて感じますね。 小説でもマンガでもそうだけれど、カルト的に「とがった」作家に比べ、一見して「わかりやすい」エンターテインメントを展開する
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