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早川書房の最大80%オフセールに便乗してSFやファンタジー、ミステリの名作傑作を並べた以下の記事が300ブクマを獲得してわりと読まれた。 結果、アフィリエイトの報酬がそこそこの額になっていて、ありがたいかぎりである。 海外の名作SF中心のいってしまえば平凡なラインナップなので、こんなに需要があるとは思わなかった。 ここで取り上げたSF小説はオールタイム・ベスト級の有名作品が多く、頭のどこかに「いまさら紹介しても」という気持ちがあったのだが、そうはいってもほとんどの人は読んでいないのである。 あたりまえといえば、あたりまえのこと。思い込みで判断しないで書いてみよ、という教訓を得るべきだろう。ほんと、先入観や固定観念は良くない。 ちなみに、現在、国内のSF小説は何度目かの黄金時代を迎えているといわれていて、非常に質が高い作品が次々と発表されている。 その一方、どこかで読んだのだがファンの年齢は
まえせつ~百合とは女性表現の多様性を前提にする作品群である。 ①『小林さんちのメイドラゴン』(50%ポイント還元) ②『小林さんちのメイドラゴン カンナの日常』(50%ポイント還元) ③『神絵師JKとOL腐女子』(50%オフ) ④『アンドロイドは経験人数に入りますか?』(61%ポイント還元) ⑤『嫌われ魔女令嬢と男装皇子の婚約』(61%ポイント還元) ⑥『小春と湊 わたしのパートナーは女の子』(45%ポイント還元) ⑦『彩純ちゃんはレズ風俗に興味があります』(37%~61%ポイント還元) ⑧『私の推しは悪役令嬢。』(49%~50%ポイント還元) ⑨『私の百合はお仕事です!』(49%~50%ポイント還元) ⑩『月が綺麗ですね』(50%ポイント還元) ⑪『合法百合夫婦本』&『チヨちゃんの嫁入り』(50%ポイント還元) ⑫『欠けた月とドーナッツ』(49%~50%ポイント還元) ⑬『女ともだちと結
まえせつ 番外『おいしい関係』 10位『べしゃり暮らし』 9位『君は淫らな僕の女王』 8位『終末のハーレム』 7位『相席いいですか?』 6位『ALL YOU NEED IS KILL』 5位『かぐや様は告らせたい』 4位『銀河英雄伝説』 3位『ダイヤモンドの功罪』 2位『ゴールデンカムイ』 1位『推しの子』 まえせつ いま、Amazonで集英社の『ヤングジャンプ』連載作品を中心とした電子書籍に41%とか51%のポイント還元が付いていますね。大人気の『推しの子』などが実質半額で買えるわけで、かなりお得なセールだと思います。 その他、はなはだしきは【期間限定無料】の作品なども混じっています。そこで、個人的に好きなヤンジャンマンガ(など)をベスト10の形式で並べてみました。ご参考になさっていただければ幸い。 番外『おいしい関係』 おいしい関係 1 (クイーンズコミックスDIGITAL) 作者:槇
KADOKAWAの傑作小説を紹介してみる。 ●時代小説 冲方丁『天地明察』 山田風太郎『柳生忍法帖』 山田風太郎『魔界転生』 山田風太郎『八犬伝』 ●SF 池上永一『シャングリ・ラ』 小松左京『復活の日』 小松左京『日本沈没』 小松左京『果しなき流れの果に』 半村良『太陽の世界』 光瀬龍『宇宙年代記【合本版】』 森見登美彦『ペンギン・ハイウェイ』 山田正紀『神狩り』 山本弘『神は沈黙せず(上)(下)』 ●ミステリ 青崎有吾『地雷グリコ』 赤川次郎『三毛猫ホームズの推理』 綾辻行人『Anotehr』 綾辻行人『殺人鬼』 綾辻行人『霧越邸殺人事件』 乙一『GOTH』 馳星周『不夜城』 初野晴『ハルチカシリーズ』 横溝正史『本陣殺人事件』 横溝正史『獄門島』 米澤穂信『古典部シリーズ』 ●ファンタジー 荻原規子『西の善き魔女』 マーガレット・ワイス&トレイシー・ヒックマン『【合本版】ドラゴンラン
ハヤカワの傑作小説を紹介するよ。 ●海外SF グレッグ・イーガン『順列都市(上)(下)』 グレッグ・イーガン『ディアスポラ』 グレッグ・イーガン『しあわせの理由』 アンディ・ウィアー『プロジェクト・ヘイル・メアリー(上)(下)』 オーソン・スコット・カード『エンダーのゲーム』 ウィリアム・ギブスン『クローム襲撃』 アーサー・C・クラーク『宇宙のランデヴー』 アーサー・C・クラーク『太陽系最後の日』 ニール・スティーヴンスン『スノウ・クラッシュ(上)(下)』 コードウェイナー・スミス『スキャナーに生きがいはない』 ダン・シモンズ『ハイペリオン』 フィリップ・K・ディック『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』 テッド・チャン『あなたの人生の物語』 ロバート・A・ハインライン『夏への扉』 ロバート・A・ハインライン『月は無慈悲な夜の女王』 レイ・ブラッドベリ『火星年代記』 グレッグ・ベア『鏖戦/
ルックバック (ジャンプコミックスDIGITAL) 作者:藤本タツキ 集英社 Amazon 初めに、退屈なほど自明の事実をひとつ。 『ファイアパンチ』、『チェンソーマン』などの長編で知られる漫画家藤本タツキが2021年に発表したマンガ『ルックバック』はまさに記憶に残すべき傑作だった。 ファイアパンチ 1 (ジャンプコミックスDIGITAL) 作者:藤本タツキ 集英社 Amazon チェンソーマン 1 (ジャンプコミックスDIGITAL) 作者:藤本タツキ 集英社 Amazon 幼くして画業に優れたあるふたりの少女が漫画家をめざし、幾たびとなく成功と挫折をくり返しながら前へ、前へ進んでゆこうとするこの物語は、発表からわずか30分(!)でTwitterにおけるトピックのランキングで2位にまで上昇するという快挙を生み、いまではなかば伝説的に語られることとなっている。 悪ふざけとリリシズムを巧みに
【若者とSFと】 【面白いSFはたくさんあるのだけれど】 【さいごに】 この記事はこちら()からはてなブックマークに登録できます。もし面白いと思われましたら何かしら言及していただけるととても嬉しいです。よろしくお願いします。それでは、記事へどうぞ。 【若者とSFと】 「これ一休よ、若者にSFを流行らせてくれ」 「では殿様、まずはSFを定義してください」 — 柞刈湯葉(いすかり・ゆば) (@yubais) 2024年5月7日 飯田一史さんの「中高生にSFを読んでもらうには」と題した講演録が話題だ。 「狭義のSF小説」が読まれなくなっていることと、どうすれば読まれるようになるかが切々と語られていて、なかなか説得力に富んでいる。 飯田さんはかつての『ベストセラー・ライトノベルのしくみ』以来、若年層の読書週間についての定量的な調査をもとに「いまじっさいに何が読まれているのか」を語ってきた数少ない論
【暗黒をも頽廃をも受け入れる犯罪都市とその狩人】 【「ポリコレを無視した」わけではない】 【さいごに】 この記事はこちら()からはてなブックマークに登録できます。もし面白いと思われましたら何かしら言及していただけるととても嬉しいです。よろしくお願いします。それでは、記事へどうぞ。 【暗黒をも頽廃をも受け入れる犯罪都市とその狩人】 先日配信開始した『シティハンター』(と『T・Pぼん』)を見るためにNetflixを再開しました。 シティーハンター 1巻 (ゼノンコミックス) 作者:北条司 コアミックス Amazon T・Pぼん(タイムパトロールぼん)(1) (ビッグコミックススペシャル) 作者:藤子・F・不二雄 小学館 Amazon で、さっそく見たのだけれど、これが評判に違わぬハイクオリティ。このところ、『沈黙の艦隊』(秀逸!)や『ゴールデンカムイ』(傑作!)など、とてもまともに実写映像化で
【問題解決の三つのプロセス】 【もしあなたが「モテたい」のなら】 【ほかの場合でも解決策は同じ】 【さいごに】 この記事はこちら()からはてなブックマークに登録できます。もし面白いと思われましたら何かしら言及していただけるととても嬉しいです。よろしくお願いします。それでは、記事へどうぞ。 【問題解決の三つのプロセス】 この記事は面白かった。 「タスク管理」という技術がある。 端的に言うと、大きな仕事は小さく分けて処理しよう、と言う発想をもとに、「あいまいな状態の仕事を、明確に定義された小さな仕事に分割し、実行可能にする」技術だ。 この「小さく分けて処理」する技術は、ある意味人類の偉大な発明であり、大抵の難易度の高い仕事にこの技術を使うことができる。 数学の問題。 実験プロトコル。 プログラミングやシステム開発。 企業再生。 巨大な橋をかけること。 人間を遠い宇宙に送り込んだりすること。 こ
【本文】 【さいごに】 Everything should be made as simple as possible, but not simpler. ものごとはできるかぎりシンプルにすべきだ。しかし、シンプルすぎてもいけない。 アインシュタイン 【本文】 ありがたい。「チッ、1位の奴しぶといな」とか思ってたけど普通にめちゃ面白い記事だった。みんな読んでほしいhttps://t.co/4luQZ2b65Y https://t.co/UENi3VEb5Q — 黒猫ドラネコ (@kurodoraneko15) 2024年5月3日 ドーモ、その1位の奴です。 あまり正面から褒められることがないので(貶されることはたくさんある)、自分の記事を肯定的に評価してもらえると嬉しいですね。 わざわざ拡散していただいてありがたいかぎり。ほんとうは自分のブログでも取り上げておくべきだよなーといまさらながら
【作家と作品を分けて考えることはできるのか?】 【Fanaticな思い入れが人をファンにする】 【「推し活」とは違うあり方で人と向き合う】 【さいごに】 この記事はこちら()からはてなブックマークに登録できます。もし面白いと思われましたら何かしら言及していただけるととても嬉しいです。よろしくお願いします。それでは、記事へどうぞ。 【作家と作品を分けて考えることはできるのか?】 ジャーナリストの佐々木俊尚さんが「コロナ禍を機に、長年ファンだったあるアーティストの実像に失望してしまった。どうすれば良いのか」という内容の質問に対し以下の場所で答えていた。 実に難しい問題ですね。おっしゃっている喪失感は、わたしも良くわかります。近年のさまざまな世界的ニュースにからんで「え……この人がそんな発言してるの……」とガッカリしてしまうことがとても増えてしまいました。 (中略) とはいえ、若い世代の芸能人は
この記事はこちら()からはてなブックマークに登録できます。もし面白いと思われましたら言及していただけるととても嬉しいです。よろしくお願いします。 それでは、記事へどうぞ。 善悪の彼岸 (光文社古典新訳文庫) 作者:ニーチェ 光文社 Amazon 怪物と戦うものはその過程で自らが怪物とならぬよう気をつけよ。深淵を覗く時、深淵もまたこちらを覗いているのだ。 『ぼっち・ざ・ろっく!外伝 廣井きくりの深酒日記』を読んだ。 ぼっち・ざ・ろっく!外伝 廣井きくりの深酒日記 1巻 (FUZコミックス) 作者:はまじあき,くみちょう 芳文社 Amazon タイトルからわかるとおり、アニメ化されて話題をさらった『ぼっち・ざ・ろっく!』の番外編で、本編の裏側を描く内容となっている。 ぼっち・ざ・ろっく! 1巻 (まんがタイムKRコミックス) 作者:はまじあき 芳文社 Amazon LIVE STAGE「ぼっち
この記事はこちら()からはてなブックマークに登録できます。もし面白いと思われましたら言及していただけるととても嬉しいです。よろしくお願いします。 それでは、記事へどうぞ。 【「原作に忠実」とは?】 【原作の改変】 【作品のコアとは?】 【京アニの達成】 【さいごに】 【「原作に忠実」とは?】 もう皆さんご存知のことと思うが、『セクシー田中さん』などの作品で知られる漫画家の芦原妃名子さんが亡くなられた。自殺だったと報道されている。 セクシー田中さん(1) (フラワーコミックスα) 作者:芦原妃名子 小学館 Amazon また、その裏には作品のドラマ化に関するトラブルがあったことも語られている。 Twitterやnoteなどのソーシャルメディアではやれ脚本家が悪いの、いやプロデューサーが主犯だのと悪者さがしが行われているが、ぼくはその点に関してはいうべき言葉を持たない。 ぼくとしては一切の自制
この記事はこちら()からはてなブックマークに登録できます。もし面白いと思われましたら言及していただけるととても嬉しいです。よろしくお願いします。 それでは、記事へどうぞ。 「真のポケモン」? 『ポケモン』の保守性。 ラーメンとロックとサイエンス・フィクション。 野蛮さの魅力。 【さいごに】 「真のポケモン」? 「ポケモンのパクリ」とも「真のポケモン」とも呼ばれる日本発のインディーゲーム『パルワールド』が話題を集めている。 現状ではわずか3000円ちょっとで購入できるハードルの低さもあって、発売後わずか数日で600万本という凄まじい大ヒットを記録している。 国産インディーゲームでありながら世界に指さきがとどいたわけで、まさに歴史的快挙といって良いだろう。 しかし、その一方で露骨に『ポケモン』や『ARK』、『ゼルダの伝説 ブレス・オブ・ザ・ワイルド』といった先行作品を模倣したとされる倫理的な「
この記事はこちら()からはてなブックマークに登録できます。もし面白いと思われましたら言及していただけるととても嬉しいです。よろしくお願いします。 それでは、記事へどうぞ。 【毒を食む時代】 【禁酒法という高貴な実験】 【有毒快楽文化】 【毒と生きる】 【参考資料】 【さいごに】 【毒を食む時代】 毒を食むことについて考えている。 この場合の「毒」とは、ひとつの比喩で、人間にとって害があるもの全般を指す。 害があるのならふれなければ良さそうなものだが、ご存知の通り、わたしたちはしばしばあきらかに有毒なものに耽溺してしまう生きものだ。 からだに悪いとわかっていても夜ごと深酒してしまったり、あるいはポテトチップスやラーメンを食べ過ぎてしまったりした経験が一度もないという人はむしろ少数派だろう。 「毒」という概念をもっと広く捉えるなら、危険だとわかっていても不倫に溺れてしまったり、搾取的なホストク
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この記事はこちら()からはてなブックマークに登録できます。もし面白いと思われましたら言及していただけるととても嬉しいです。よろしくお願いします。 それでは、記事へどうぞ。 【ホス狂いという名の「病」】 【やめたくてもやめられない】 【問題の本質はどこにあるのか?】 【さいごに】 【ホス狂いという名の「病」】 「ホス狂い」という現象をひとつの「病」と捉えてみる。何が見えてくるか? ホストクラブ問題、「ホストに狂う女が悪い」「成人なんだから」みたいな話で切って捨てる人を相当数見たんだけど、詳しく追った話なんか読んでると、薬物依存の回復とかの話に近い感じするんだよな。で、依存させておいて性風俗で稼がせるまでがシステム化してることが問題なんだと理解してるんだが… — はなびら葵 (@hollyhockpetal) 2023年11月23日 「キャバに貢いだおっさんは救済されないだろ」って意見も見たけ
ことばの刃は、ときとして人を刺し殺す。 『羽生結弦 孤高の原動力』(AERA特別編集) 朝日新聞出版 Amazon トップスケーターの羽生結弦さんが離婚を発表した。 ご報告がございます。 これからも前を向いて進んでいきます。 宜しくお願いいたします。 pic.twitter.com/fq3IGszBM8 — 羽生結弦official_Staff 公式 (@YUZURUofficial_) 2023年11月17日 結婚発表直後の離婚であるが、その理由はマスコミのつきまといや不審者のストーキング行為、また(おそらくはネットの匿名での)誹謗中傷にあるという。 現在、様々なメディア媒体で、一般人であるお相手、そのご親族や関係者の方々に対して、そして私の親族、関係者に対しても誹謗中傷やストーカー行為、許可のない取材や報道がなされています。生活空間においても、不審な車や人物に徘徊されることや、突然声を
なぜ、わたしたちは人を差別するのでしょうか? ネットの俗語に「かわいそうランキング」という言葉があります。 元々は「白饅頭」こと御田寺圭さんがネットで提唱した言葉で、かれの著書『矛盾社会序説』でもその概念が説明されています。 矛盾社会序説 作者:御田寺圭 イースト・プレス Amazon つまり、この社会における弱者にはわりあいに「かわいそう」と感じられる人とそうでない人がいて、人はつい「かわいそう」と感じられる人(かわいそうランキングの高い人)にだけ同情してしまうという話です。 それはこの社会に「共感困難な弱者」がいるという話へつながり、そこからいわゆる「弱者男性論」が展開していきます。 世の中には色々な弱者がいるが、「かわいそうランキング」が上の弱者たちは援助や救済を受けることができる。その意味で「かわいそうランキング」が下の弱者男性たちこそがほんとうの弱者だというわけです。 御田寺さん
映画『ゴジラ-1.0』(以下『マイナスワン』)を批判する動画を見ました。 非常に面白い。 ある種の政治的観点からこの映画を批判する意見は当然、出て来ると思っていました。 単なる難癖に過ぎないような批判は無数にあるけれど、この動画はきわめてロジカルだし、非常に説得力がある感じ。 そしてその上で、まったく共感できない(笑)。 この動画は主に映画の「リアリティ」と「人間ドラマ」について批判しているのですが、物凄く丹念に批判されているにもかかわらず、ほとんど納得がいかない。 ほんとうに作品の本質が理解されていない、何ひとつ伝わっていないんだなあといっそ感心するくらい。 そしてまた、山崎貴という監督はほんとうに舐められている、あなどられているんだということもあらためて感じますね。 小説でもマンガでもそうだけれど、カルト的に「とがった」作家に比べ、一見して「わかりやすい」エンターテインメントを展開する
0.はじめに。 1.「殺すべきか、死ぬべきか、それが問題だ」。 2.『実存的貧困とはなにか』と「黒子のバスケ脅迫事件」。 3.ポストモダンの萌芽。 4.イワン・カラマーゾフとしての渡邊博史。 5.なぜ三井寿は湘北高校バスケ部を襲撃したのか。 6.自分から自分への距離は遠い。 7.「心の闇」のなかの光。 【配信サイト】 【お願い】 0.はじめに。 この記事の姉妹記事で「男性編」です。 ジョーカーのような「ダークヒーロー」をめざす犯罪者たちの「心の闇」とはなにか。その秘密をさぐろう。 ジョーカー [Blu-ray] ホアキン・フェニックス Amazon 1.「殺すべきか、死ぬべきか、それが問題だ」。 かつて、かの天才劇作家シェイクスピアが生み出した復讐の王子ハムレットは極限の苦悩に際して呟いた。 「生きるべきか、死ぬべきか、それが問題だ。(To be or Not to be, that is
「あの」ひろゆきが、相模原障害者殺傷事件をモデルにした映画『月』の感想を述べていた。 「弱者に優しい社会」と綺麗事を言って自己陶酔する人は多いですが、自分の手やお金を使って弱者を助けはしない。 彼らの本音は「弱者は見えないところでひっそり死んでほしい」 「障がい者でも生きる価値がある」と言いながら中絶で障害を持つ赤子を殺し、自分では育てない。https://t.co/cDtDBxKIg8 — ひろゆき (@hirox246) 2023年10月31日 まあ、いつものひろゆきというか、「ひろゆきならそう言うだろうなあ」という印象なので驚きはなく、むしろ得感がある。 そう、ひろゆきはいつも、この映画で描かれているような「偽善」と「綺麗ごと」を批判する。 ときに「論破王」といわれることがあるひろゆきは、多くの人が目を背ける社会の「矛盾」に目をつけ、それを指弾することでまわりからの注目を集めるのだ。
朝日新聞の「「エビデンス」がないと駄目ですか? 数値がすくい取れない真理とは」という記事が批判を浴びている。ネットではほぼ「炎上」状態である。 『「エビデンスに殴られている」 分断の道具に使われる客観性』 逆だろ逆。 「科学という棍棒で」と同様、「エビデンスで殴られた!」とかいう被害者ムーブかまして、理不尽を押し通して社会の分断を図っているのはオマエら。 このふざけた記事を24時間全文読めます。 https://t.co/AAr4ZyJOVH — 💙💛 k u r i t a 🐈⬛ 🐈 𓃭 𓃠 (@kuri_kurita) 2023年11月1日 「エビデンス」がないと駄目ですか? という朝日の記事。 ダメだよ。 エビデンスがないとき何をもって判断するのか。 権威だよ。その場の勢いだよ。暴力だよ。 くだらない話を垂れ流すな。 https://t.co/Om01qjInoq —
「ホス狂い」という言葉をご存知だろうか。 主に女性をあいてにする遊興施設であるホストクラブに通いつめ、何百万、何千万という大金を浪費して「ホスト遊び」に夢中になる女性たちを指す俗語だ。 そういった女性たちのなかには、違法な売春を行ってそのカネをホストに貢ぐ人物が少なくないことが知られており、社会問題化している。 ホス狂い ~歌舞伎町ネバーランドで女たちは今日も踊る~(小学館新書) 作者:宇都宮直子 小学館 Amazon ホス狂い 作者:大泉りか 鉄人社 Amazon メイド喫茶で働いてお金貯めて整形してコスプレイヤーになってホス狂いしてAV女優になった話 hilia TALK 作者:高嶋 めいみ 主婦の友社 Amazon そうでなくても一般に「ホス狂い」は社会的逸脱として見られる行動であり、社会が彼女たちを見る目は冷たい。 もちろんインターネットでもそうで、ツイッターを検索すると、そのよう
このようなツイートを見かけた。 「強い女」概念、しばしば「わがまま」とか「男をいじめたりアゴでこき使う」になりがちで、まあある種の願望の発露なんだろうけど、「え~、君にとっての『強い』ってそういうことなんだ…」と思ってしまう。 それってサル山のボス的な強さであり、「有害な男らしさ」に属するものじゃないかなぁ。 — 新納 (@niinow_g) 2023年10月22日 ここから「強い女」を巡るやり取りが色々と広まっていったようだ。たとえばこういう話もある。 「強い女」、個人的には、正直なところ草薙素子とかエボシ様とかそこらへんの偉大なる前例が良すぎて、そこから発展させるのがすごく難しく感じる次第です(宮崎駿とか富野由悠季とか押井守とか庵野秀明とか幾原邦彦とかが描いてきた「強い女」の引力が強すぎるんだ! 助けてくれ!!!!) — 籠原スナヲ (@suna_kago) 2023年10月23日 「
先日、その当時の『SFマガジン』の編集長である今岡清さんが『ガンダム』ノベライズの掲載を断わった話を回想していて、それにその頃のいわゆる「『ガンダム』SF論争」が絡んでちょっと話題になった。 昔話16 私は石頭なんだろう、SFマガジンにふさわしくないと思うと売れっ子作家の作品でも掲載しなかった。栗本薫の「時の石」、高千穂遙の「変態の方程式」、梶尾真治の「包茎牧場の決闘」等々。そればかりかガンダムまで掲載を断った。後でいろいろ言われたけど、いまでも間違ったとは思ってない。 — 今岡清 (@k_imaoka) 2023年8月8日 時の石 (角川文庫 緑 500-3) 作者:栗本 薫 KADOKAWA Amazon 個人的には、ある雑誌の編集長がその編集方針にもとづいて原稿を不掲載にすることは、たとえ相当の人気作品であろうとあって当然だと考える。 そもそも、ファンが大勢いるなら雑誌のカラーに合っ
「この世には不思議なことなど何もないのだよ」とは、京極夏彦の百鬼夜行シリーズに登場する京極堂こと中善寺敦彦の決めゼリフだが、凡夫のわたしにはやはり不思議なことがある。 そのひとつが、ソーシャルメディアで活動しているフェミニスト、いわゆる「ツイフェミ」は、なぜああもオヤジ的になってしまったのだろうかということだ。 そもそも、フェミニストにとって傲慢で保守的なオヤジは天敵といってもいいくらいの存在であるはずである。 本来であれば、フェミニストの行動や言動がそういったオヤジを連想させることなどありえないし、あってはならないはずだ。 しかし、それにもかかわらず、じっさいにツイフェミのアクションは否応なくそういったオヤジたちに似ているとわたしは感じる。 「それはただおまえがそう思うだけだろ」といわれるかもしれないが、この手の意見はたまに見かけるものだ。 こっちの家父長制オヤジも、あっちのフェミニスト
Twitterで以下のように呟いたところ、ちょっと反響があった。 でも「「厭世的で皮肉屋で怠惰に見えるが実はすごい才能をもっており、不本意ながら大活躍してしまい周囲にチヤホヤされる」キャラ」を作ってもヤン・ウェンリーにはならないんですよね。ヤンの本質的魅力ってどこにあるのかというところはぼくはいまもはっきり言語化できません。 https://t.co/IBTFekZg4A — 海燕 (@kaien) 2023年10月9日 銀河英雄伝説(1) 黎明篇 創元SF文庫/田中芳樹(著者) ノーブランド品 Amazon 銀河英雄伝説〈1〉黎明篇 (徳間文庫) 作者:田中 芳樹 徳間書店 Amazon 銀河英雄伝説〈VOL.1〉黎明篇(上) (徳間デュアル文庫) 作者:田中 芳樹 徳間書店 Amazon 以下、このように続く。 ヤンの能力は「チート」ではないけれど「才能」ともちょっと違う気がする。「才
『セックス依存症になりました』の津原隆太さんがTwitterで以下のようなことをつぶやいていた。 立ちんぼや風俗で働いてる人たち。 実はめちゃくちゃ根性ありますよ。 そうじゃないと危険に身を晒してまで、好きでもない汚いおじさん、おじいちゃんにまで性的サービスなんてできません。 ただ自尊心は低く、その根性を正しい方向に使うことが出来なくなってしまっている人々だなと感じます。 — 津島隆太 (@Tsm_Ryu) 2023年10月3日 「過酷な作業に耐える根性はあるが、自尊心は低く、その根性を正しい方向に使うことができなくなってしまっている人々」。 こういった評価は「立ちんぼや風俗で働いている人たち」、すなわち違法ないし合法の「セックスワーカー」に対してしばしば向けられるものだろう。 いろいろな経験をしてきた結果、自分を尊重する心が低くなり、結果として「親からもらった自分のからだ」を大切にするこ
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