自らが動かない植物は、様々な方法を使って種子を遠くまで運ぶ。 フタバガキ科ショレア・シアメンシスのは、種子が入った5枚羽根がの翼果をヘリコプターのプロペラのようにクルクルと回転させ、少しでも遠くまでと運んでいく。 その落下する瞬間は、神秘的でとてもうつくしいんだ。 羽のついた種のヘリコプター部隊 この映像は海外のTwitterで最近話題となっていたものだが、撮影したのはタイに住み、世界中の木の実の収集や動植物の観察を続けている研究者、山東智紀(@TomokiSANDO)さん。 「ふしぎな木の実図鑑」 発刊を記念して、この動画をアップしてみる。 図鑑のp70に掲載しているフタバガキ科のShorea siamensisの落果の様子。 pic.twitter.com/m5gInqVeoE — Tomoki SANDO (@TomokiSANDO) November 24, 2020 撮影場所はタ