災害時の情報取得はさらに難しく では、今後、大規模災害の被害に遭った場合、どのようにして情報を取得すべきなのか。 検討候補の1つ目にラジオを挙げたい。ラジオや音声多重放送(複数音声を重ねる放送、ステレオ/サラウンド放送を含む)のみを受信できるチューナーは受信料契約義務の対象外だからだ。映像出力不可のチューナーなら契約義務は生じない。 そのため、ラジオが聴ける(FMラジオとIPサイマルラジオ「radiko.jp(ラジコ)」双方の聴取に対応する)スマホ、通称「ラジスマ」という選択肢はあるが、最近ではチューナー搭載によるコスト増加がメーカーの負担となり、ラジオチューナーすら搭載しない機種が増えている。 (※)一部機種は市販のイヤフォンやUSB Type-Cから3.5mmオーディオジャックに変換するアダプタが必要 2023年に発売される機種でラジスマ対応の表記があるのは「AQUOS R8 SH-5