静的型付言語の一種でありながら型付を必要とせず、可読性やメモリの安全性も高い言語「Blawn(ブラウン)」のプロトタイプをたった数週間で開発した上原直人さん。「U-22プログラミング・コンテスト2019」では、経済産業大臣賞(総合)を受賞。いちやく世間の注目を集めた。TECH PLAYER AWARD 2020で「NEXT TECH PLAYER 賞」を受賞した、まだ16歳の素顔に迫った。 紙飛行機作りとプログラミングはどこか似ている 小中学校でのプログラミング教育の必修化などもあって、プログラムに興味を持つ子どもたちが増えているが、プログラミング言語そのものの開発に手を出そうという人はまだ少ない。アプリを作るのとは違った生みの苦しみが予想されるからだろう。 しかし、次世代のエンジニアを表彰する「NEXT TECH PLAYER 賞」を受賞した上原直人さんは、そんな苦しくもあり、刺激的でも