DITA入門 しくみと概念 DITAとは、ドキュメント記述・管理のための「しくみ」です。この「しくみ」の目的と、基本的な概念を紹介します。 DITAとは DITA(Darwin Information Typing Architecture)は元はIBMが策定した、「技術文書」(テクニカルドキュメント)を記述・管理するための仕様で、その後、この仕様は構造化情報の標準化団体であるOASIS(Organization for the Advancement of Structured Information Standards)[1]に寄贈され世界標準の仕様となりました。 DITAはXML(Extensible Markup Language)[2]文書として記述します。 XMLは、HTMLのように文書にタグ付けをする言語ですが、HTMLとの大きな違いとして「文書の決まりを自分で作れる」という