昨年(2019年)12月20日に、経済産業省から「株式会社イーシーキューブが提供するサイト構築パッケージ「EC-CUBE」の脆弱性等について」が発表された。EC-CUBEを利用しているECサイトに対して、クレジットカード番号等が窃取される危険性があることについての注意喚起が目的である。 今日、インターネットを活用するすべての企業・個人にとって、情報セキュリティは極めて大切だ。とりわけEC事業者にとっては、万が一の事態が発生した際の被害が重大であることに鑑みれば、しっかりとした対応が求められるところである。 しかし、具体的にどのように対応すべきなのかわからない、というEC事業者も少なくない。そこで、ウェブアプリケーション脆弱性診断やウェブセキュリティ強化支援などを手掛けるEGセキュアソリューションズ株式会社の代表取締役である徳丸 浩氏と、株式会社イーシーキューブの取締役社長である金 陽信氏、