独裁者はなぜ間違えるのか？――「バカだから」では説明できない毛沢東・習近平の判断ミス：高口康太 | 記事 | 新潮社 Foresight(フォーサイト) | 会員制国際情報サイト

中国共産党の秘密主義は国家機密の定義が非常に曖昧かつ広範なのが特徴だ［2024年3月5日、北京で開幕した全人代で政府報告を聞く習近平総書記＝中国・北京］（C）XC2000/shutterstock.com 「あいつはバカだからさ」 こうしたストレートな習近平総書記批判を耳にする機会が増えた。コロナ対策では爆発的な感染拡大が起きた後、もう止められないと“誰もが”わかっていたはずなのに、何カ月もゼロコロナ対策に固執した。あるいは足元の不動産危機と経済低迷では大規模な景気対策が必要だと“誰もが”わかっていたはずなのに小出しの対策で時間を浪費してしまった……となると、悪態の一つもつきたくなるのだろう。 しかし、熾烈な権力闘争を勝ち抜いて中国のトップの座を勝ち取った人物が本当に「バカ」なのだろうか。 もう少し、もっともらしい説明を持ち出すならば、「独裁者のジレンマ」という話になろうか。強力な権力を持

[petronius7]

答えが書いてないので私の回答を書いておこう、権力維持に正しい行動と国が繁栄する行動は違うから。だからプーチンは無謀な戦争に突き進むし、毛沢東は文化大革命を起こした訳だ。

[kenjou]

人間は誰でも間違える。独裁国家以外では権力者が重大な間違いを犯そうとすると周囲が止めるが、独裁国家ではそれができない。だから時に甚大な被害をもたらす愚策が実行に移されてしまう。

[settu-jp]

「独裁者」になっちゃうと自分に入る情報も自分でコントロールする形なので聞きたい情報しか入ってこないのもあるね。小規模でも個人でも情報は選んじゃうもんね

[gaikichi]

国と組織が大きすぎて中国共産党の指導層も情報をすべて把握しているわけではない＆勝手な行動や無駄なことをする地方幹部やら末端工作員の多さが理由ぽい。これ中国に限らず長期政権の全体主義国家あるあるじゃね

[cider_kondo]

さっと原本出してくるエレニさん凄え。内ゲバを正当化してる結語4(p.555-)で異端はメンシェビキの手先だから鏖(意訳)と書いてるな(そのくせ5で間違いは間違いと認めろとか6で労働者から学べとか書いてて無理ゲー感ある…

[nuara]

独裁制は必ずお友達の利益優先になって崩壊すると分析してた本があったなあ。

[corydalis]

中国はねぇ、目標が達成されたことになってる情報しか上がってこないことが多いのよwww。日本は逆で現場から正確な情報は上がってくるが中央が数字を捏造改竄しちゃう。なので日本の方が独裁者がやりたい放題に。

[mute0108]

だって　にんげん　だもの

[palo]

『中国では何が国家機密なのか、究極的には不透明なのです。(略)きわめて恣意的な定義なのです。中国の政治指導者はこのような閉鎖的な情報環境の中で情報収集・処理の仕事を行っているわけです。』

[room661]

ユヴァルノアハラリの新著Nexusで説明されている。プーチンや習近平や毛沢東というシステムでは自己修正メカニズムが機能しないから長期的には必ず失敗する。

[eggplantte]

長期間権力を持ち続けると感覚が狂うのよね

[hkanemat]

トップコメの「権力維持に正しい行動と国が繁栄する行動は違う」を見るにつけ、わーくにニッポンや合衆国も同じだなあと思うなど。

[Caerleon0327]

独裁だとバランスがとれない（でも、商品開発では、いろんな人の意見を取り入れると角がなくなって中途半端なものしかできない）

[okbc99]

“「中国共産党が公表しないことはすべて国家機密であり、国家機密だからこそ公表してはならない」というトートロジーな解釈です。”

[rgfx]

ナショナルセキュリティの実践（あと手が届かない場所をどう割り切るか）を合理的にやれてない、ように見える。

[amicus_aganes]

“に振り回されることになります。 米国”

[oktnzm]

超リアルシヴィライゼーションを全手動でやれってのに近いから間違えない方が難しいのかも。

[mirai28724]

独裁国家、は確かにそうなんだけど、今の中国（またはロシア）を見ると、これは失敗、なのかどうか…（何をもってそれが失敗って言えるのか）。いわゆる共産主義は失敗したかもしれませんけれども。

[circled]

優生学が科学だった時代もあれば、同性愛が病気だった時代もあった。本人が変わらないと、時代が常識や正解を変えて来るからいずれ詰む。とはいえ民主主義で選ぶ政治家も結局は老害になるし、人間には無理な話だよ

[turanukimaru]

「歴史的経緯」「ソ連共産党の教本」「独裁を守る」ために秘密主義であり、秘密主義であるから独裁者に必要な正しい情報も上がってこない。正しい情報が無いから間違える。という話か。

[Eiichiro]

この論文を日本で書いてることがこの人がすごすぎる。大丈夫なのか心配になる。中国にいても、アメリカにいても書けないから、正解なのだろうか？むしろ貴重な情報源として大事にされることもあるのだろうか？

[horaix]

マルクスがいた19世紀後半なら傑出した独裁者が全てを掌握する共産主義が機能したのかもしれんけど、情報化社会の現代はエラーを訂正できない弊害が大きすぎる/20世紀で共産主義はもう時代遅れの欠陥品になってるのよ

[ttanimichi]

逆にリー・クアンユーはなぜ間違えなかったのか教えて欲しい。賢かったから？

[gui1]

馬鹿な政治家が小さい失敗でうだうだ言われる社会体制にしとくしかないんだよ。民主主義っていうんだけどな。共産主義は馬鹿が発覚したときには手遅れ。たくさん人が死んでる(´・ω・｀)

[nori__3]

自分より有能なやつがいると、蹴落とされるから失脚させるとかはあるだろう。そしてイェスマンばかりが集まっていく。

[hunyoki]

習近平は自分の身の安全が第一だから国家経済と安全が天秤にかかる状況なら答えは一択

[neco22b]

答えが書いてない気がするが推測するに秘密主義かつ解釈の余地を残した指示により下部組織が忖度し指導者の意図どうりに動かない。下部組織から上がってくる膨大な情報も下部組織の忖度や思惑が混ざっているから？

[yamamototarou46542]

意思形成と情報収集・分析の経路に「異常」や偏りがあるから？

[pqw]

習近平がバカな訳がない。少なくとも私には理解できないレベルで賢いはず。彼のことは嫌いだが、中国をコントロールするというのは本当に難しいだろう。我々が思うような民主主義にしたら五胡十六国に割れる。

[kamezo]

斜めに読んだ限りでは「なぜ間違えるか」は書かれてない？／独裁者が愚かに見えるだけで、実は賢い人も間違えるのだが、独裁制ではそれが修正される機会がほとんどないから、ということではないのかしら。

[Betty999]

トップは孤独だから、というだけでは