鉄道利用などでためられるJR東日本の「JREポイント」に不正アクセスして利用者に成りすまし、ポイントで高額化粧品を購入したとして、警視庁国際犯罪対策課などは、不正アクセス禁止法違反と詐欺の疑いで、中国籍で埼玉県蕨(わらび)市南町、解体工、曲楊容疑者(23)を逮捕した。調べに対し「新型コロナで雇ってくれるバイトもなく、お金がほしくてやった」などと容疑を認めている。 逮捕容疑は、6月24~25日、東京都北区東田端の駅ビル内にあるドラッグストアで計4回、男女4人のJREポイントのアカウントに不正アクセスし、ポイントで美容液など計12点(販売価格計9万7356円)を購入し、詐取したとしている。 国際犯罪対策課によると、曲容疑者は中国の通信アプリ「微信(ウィーチャット)」の書き込みを見て今回の実行役を買って出ていた。指示役からIDとパスワードの送信を受け、指定された店舗で商品を購入し、約4万円の報酬