【▲ スーパーヘビー試験機「BN4」に搭載されたスターシップ試験機「SN20」。イーロン・マスク氏のツイートより(Credit: SpaceX/Elon Musk)】日本時間2021年8月6日22時頃、スペースXはテキサス州ボカチカの同社施設「スターベース」において、開発中の大型宇宙船「スターシップ(Starship)」の無人試験機「SN20」を、スターシップの軌道飛行時に用いられるブースター「スーパーヘビー(Super Heavy)」の試験機「BN4」に初めて搭載しました。スーパーヘビーを含むスターシップの全長は120mで、これはアポロ計画で使われた「サターンV」ロケットの全長110.6mを上回ります。 スターシップは全長50m、直径9mの再利用型宇宙船です。全長70mのスーパーヘビーと組み合わせることで旅客輸送用のクルー型なら100名を、貨物輸送用のカーゴ型なら100トンのペイロード(