「N-02B」が1000分の1秒単位で切り詰め追い求めた“瞬撮”の快感:開発者に聞く「N-02B」(1/3 ページ) NECが開発した、NTTドコモ向けの2009年冬モデル「N-02B」は、その高速で快適なカメラ機能に特長があり「瞬撮」ケータイという愛称を持つ。カメラの起動が約0.8秒、クイックショット時の撮影間隔が約1.5秒という、1220万画素カメラを搭載した携帯電話としては世界最速クラスの起動時間と撮影間隔を実現した端末だ。 2009年冬モデルは、ケータイカメラの高画素化競争に拍車がかかり、各社から1200万画素を超えるセンサーを搭載したモデルが登場した。そんな中、NECは「写真を撮る快感」を追求し、徹底的に処理速度を高速化して、他社との差別化を図った。