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はじめに まだ読み途中なんだけれども、Malcolm Gladwell氏のOutliersを今更ながら読んでいます。去年の秋くらいからアメリカ出張の度に、この本が本屋で平積みになっていて、何て言ったって、Gladwellといえば、"Tipping Point"を書いた人ですから、きっとこれも流行るだろうなと思っていたけれども、時間が過ぎ去ってしまっていました。勝間和代さんが翻訳し、日本語訳が最近出版されましたね。時代遅れにならないように読んでおこうと思いますが、Gladwell氏の英語は読みやすいので、原文で読むことにしました。 Outliers: The Story of Success 作者: Malcolm Gladwell出版社/メーカー: Little, Brown and Company発売日: 2008/11/18メディア: ペーパーバック購入: 1人 クリック: 1回この商
アートは科学とテクノロジーに何をもたらすのか? EUが取り組む「S+T+ARTS(Science, Technology & the ARTS)」アートの視点を科学とテクノロジーに結び合わせることで、研究やビジネスに展開していくプロジェクト「S+T+ARTS(Science, Technology & the ARTS)」。EU本部のあるベルギーの首都、ブリュッセルで行われたネットワーキングイベントをリポートする。 文=金井美樹 情報社会・メディア総局での展示風景から。オルガ・キッセレヴァの数式作品を見る欧州委員会DGコネクトのディレクター、ロベルト・ヴィオラ © Basile Rabaey – S+T+ARTS Symposium Brussels 芸術的な視点を科学と技術に結び合せる 欧州連合(EU)の政策執行機関、欧州委員会(EC)による政策のひとつである「S+T+ARTS(Scie
「はちゃめちゃ」であることの定義 先日のSFC中高同窓会の幹事会には、SIVの活動を一緒にやった学生、私のSFCの授業を履修した学生も多数参加していた。大学にいると教員と学生という面倒な関係になってしまう部分があるが、同窓会は普段の関係は忘れて、純粋に先輩と後輩として接することのできる貴重な場だ。 その中には、私がSIVで一緒に活動していたある学生が参加していた。その学生は、良い意味で生意気で、自分の信じることに向って突進していく。そのときに、軋轢が生じることがあってもそれを恐れずに前へ進んでいく。若さゆえの「はちゃめちゃさ」を持っている。私からすると、自分の昔を見ているようで、頼もしく、心地よく、応援したくなる学生だ。私よりも遥かに有能で心から尊敬している後輩の一人だ。でも一方で、先輩としては叱らないといけないときもある。しかしながら、自分自身がその学生の立場であったならば、叱られても反
第9回国際東アジア科学史学会の報告と,新装した機関誌East Asian Science, Technology, and Medicineの紹介(学会消息)
▲ render by BRICK 中国・深圳では「Shenzhen Science & Technology Museum」の建設が計画されており、Zaha Hadid Architectsがその設計案を公開した。現在は工事が進⾏中であり、竣工は2023年後半を予定している。 この博物館は、開発が進められているGuangzhou-Shenzhen Science and Technology Innovation Corridor(広州・深圳科学技術イノベーション回廊)の中核として、Guangming Science City(光明科学城)内に設置される施設。 ▲ render by BRICK ▲ render by Slashcube ▲ render by Slashcube 中国全⼟の⼤学や教育機関、イノベーションセンターと連携して世界規模の科学都市を形成し、深圳がイノベーション
MBAの学生が修士論文のテーマを考えるためには大枠以下のことを考えてみると良いと思います。 まずはじめに、以下のことを考えてみて下さい。 (A)が(B)に与える影響 (C)による(D)の実現方法に関する研究 修士論文でまとめようとするテーマについて、ABCDに何があてはまるかを考えてみましょう。ちなみに理系でいうところの前者が理学、後者が工学になります。社会科学では強いていえば、前者が分析アプローチ、後者がデザインアプローチになるのだと思います。 MBAの学生はおそらく、この前者と後者両方が答えられることが重要です。前者のみの研究は「実践なき理論」、後者のみの研究は「理論なき実践」になりがちです。 僕にとっての良いリサーチ・クエスチョンはこの前者と後者の両方の視点を持っているものです。 さて、上記の穴埋めを考えるにあたっては、以下のような点を考えてみると良いと思います。 社会科学の研究とい
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