大量の燃料を消費してもわずかな物資しか宇宙に打ち出せないロケット技術に代わり、地表から静止軌道まで続くエレベーターを建造する「軌道エレベーター」という技術が提唱されています。そんな中、空の上に浮かばせたケーブルを使って、軌道エレベーターよりも低コストに宇宙に足を伸ばせる「スカイフック」計画について、科学系YouTubeチャンネルのKurzgesagtが解説しています。 1,000km Cable to the Stars - The Skyhook - YouTube 現行の技術で宇宙に行くのは、「花火を詰め込んだリュックを背負って一輪車で登山するようなもの」だと表現するKurzgesagt。 というのも、ロケットで地球の重力を振り切るには、大量の燃料を燃やして時速4万キロの速度を出さなければならず、膨大な費用と事故の危険がつきものだからです。 しかも、苦労してロケットを打ち上げても、実際