はじめに 前回「【AI】Deep Metric Learning」でDeep Metric Learningを用いた異常検知について紹介しました。 こちらも教師なし学習の枠組みであり、学習時には正常データのみを用いて、正常データの特徴量空間を学習。そして、未知データに対して、正常データで学習した空間からの逸脱度を基準に異常検知を行いました。 入力した画像が「正常」か「異常」かを高精度で自動判定してくれるのは良いのですが、画像全体での異常検知なので、「異常はわかったけど、どこが異常なの?」と聞きたくなるのが正直な所です。「異常です」とブザーやサイレンを鳴らすだけでなく、「〇〇が異常です」と教えてくれるようにその異常箇所の検知(可視化)をやって行きたいと思います。 異常箇所検知には、Autoencoderベースのもの、GANを利用したもの、その組み合わせなど、様々な手法が提案されていますが、今