ジョーンズ氏は、自身が目にしてきた、ビジネスリーダーや共同創業者が犯しがちなコミュニケーション上の問題行動のうち、最も深刻なものを6つ挙げてくれた。意見の相違への対処法から、問題があったときに、取り返しがつかなくなるまで見て見ぬふりをする、といった行動まで、多岐にわたる。 1. ビジネスに使われる言語しか理解していない ジョーンズ氏によれば、あらゆるビジネスチームが操る言語は、3つのタイプに分類できる。それは、機能的(operational)、心理的(psychological)、原型的(archetypal)の3つだ。 機能的言語は、「大半のチームが比較的うまくこなしている」言語だと、ジョーンズ氏は解説する。それは、こうした言語が仕事上のタスクと密接に結びついているからだ。これと比べて、心理的言語は慎重さを必要とするという。 「こちらはさらに熟考する必要があり、リソースを使う。話を聞く際