DTrace とは FreeBSD には、Solaris から拝借してきた DTrace と言う仕組みが入っています。 DTrace を使うと、「どっかのプロセスがファイルを何回 openしたか」とか「いくつかのプロセスでsendtoシステムコールでどれだけ時間がかかった」といったシステムの細かな情報をリアルタイムで検知できます。システム全体に(kernel含めて)通過型のブレークポイントを仕込むという感じのことが、プログラムに変更をかけること無く、またシステムにそれほど負荷をかけることなくできてしまうという仕組みです。FreeBSDでは 10 から GENERICカーネルで使えます。 DTrace は /usr/sbin/dtrace というコマンドに D言語(D言語君で有名なあのD言語とはまったく関係ない別もの。awk に近い)でスクリプトを渡して、「このイベントが来たらこんな風にログ