systemdのバージョン256に /homeディレクトリ以下のファイルを削除してしまうバグがあったそうで,修正版の 256.1 がリリースされています. systemdのissuesによると,一時ファイルを一括削除する systemd-tmpfiles --purge コマンドが /home以下を不要ファイルと誤判定して削除するそうです tmpファイルを消すだけのコマンドと見せかけて,home以下も消すという邪悪なバグなので注意が必要です. 心配な人は systemd のバージョンを確認しておきましょう systemdのバージョンの確認方法 以下のコマンドを実行してsystemdのバージョンを確認します $ systemctl --version バグ有り,/homeが消える可能性がある場合 1行目にsystemd 256 (256-1)と表示されます.バグあり版です.何かの拍子に/ho
しくじりエンジニア!私みたいになるな! - Qiita 人間であれば誰しも「しくじったこと」が一度はあると思います。 あなたがエンジニアとして「しくじったこと」で思い浮かぶものは、どんな内容でしょう? を思い浮かべてのポエムです...。もちろん具体的な誰かの顔をイメージする記事ではないですが、社会人も 20 年そこそこになると「余計なこといっちゃったなー」とか、「うわあああ! (頭の中で後悔)」とか、後になって胸にチクっとくる場面を、(割と)(これでも)(幾度となく) 経験しています。 Unsplash 本番サーバー60台のホスト名を全部 cat にしてしまった話 #Linux - Qiita とか、WHERE 句を付けずに DELETE 文を流すとかも記憶のどっかにあるけど、言うて対システムの失敗は「(せいぜい数週間) 頑張れば」どうにかリカバリできることの方が多いのではと感じます。 一
遠隔でシステムを操作するツールである「SSH」への攻撃をわざと行わせて行動を観察する「ハニーポット」を30日間にわたって設置した結果をセキュリティエンジニアのソフィアン・ハムラウイ氏が公開しています。 What You Get After Running an SSH Honeypot for 30 Days https://blog.sofiane.cc/ssh_honeypot/ ハムラウイ氏はカーネルが「6.8.0-31-generic」でOSが「Ubuntu 24.04 LTS x86_64」のマシンを用意し、ハニーポットとして使用しました。 30日に行われたログイン試行は合計1万1599回で、1日あたり平均386回ログインが試されている事がわかります。 ログインを試す際に使用されたユーザー名のランキングには「root」や「admin」「ubuntu」「support」など、標準で
「Linuxカーネル2.6解読室」(以降、旧版)出版後、Linuxには多くの機能が追加され、エンタープライズ領域をはじめとする様々な場所で使われるようになりました。 それに伴いコードが肥大かつ複雑化し、多くのエンジニアにとって解読不能なブラックボックスとなっています。 世界中のトップエンジニア達の傑作であるLinuxカーネルにメスを入れ、ブラックボックスをこじ開けて、時に好奇心の赴くままにカーネルの世界を解読する「新Linuxカーネル解読室」プロジェクト。 本稿では、旧版第21章で解説されていたソケットインターフェースについて、カーネルv6.8のコードをベースに主にデータ構造を中心に解説します。 はじめに ソケットの実体と概要 ソケット操作関数の実装 ファイル操作関数によるソケット操作の実装 次回予告: ソケット生成編 執筆者 : 須田 哲志、稲葉 貴昭 ※ 「新Linuxカーネル解読室」
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