近代の大阪市発展の礎を作ったのは、第6代大阪市長である池上四郎氏。天王寺公園に銅像が建てられています。 その後継として赴任したのが、当サイトで何度も取り上げている第7代大阪市長の、關一氏です。 池上市長は1920年(大正9年)2月に大阪市営地下鉄建設の調査へ着手させ、1925年(大正14年)に基本計画を発表。後継の關市長はそれを引き継いで建設を進め、御堂筋線梅田~心斎橋間の開業を果たしたのです。 その地下鉄建設にあたり、關市長を技術面でサポートした、名参謀「清水 熙(しみず ひろし)」建設部長をご存知でしょうか。 心斎橋駅にレリーフが埋め込まれている大阪地下鉄ファンとしては足向けられないこの偉大な方について、今日はご紹介したいと思います。 ひっそりと このレリーフは、大阪地下鉄の最初の駅である、御堂筋線心斎橋駅南改札の隅の方にて設置されています。 右がホームへのエスカレーターですね。本当、