「緊急事態宣言まで名古屋飛ばし」。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、政府が7日に出す意向の特別措置法に基づく緊急事態宣言で、愛知県が対象の7都府県に入っていないことがツイッターなどのSNS上で注目されている。 【写真】記者会見する愛知県の大村秀章知事=2020年4月6日午前10時48分、愛知県公館、岩尾真宏撮影 「#名古屋飛ばし」は、有名歌手の全国ツアーなどが開かれない名古屋の状況を表す言葉で、SNSなどで度々話題になっていた。 SNSでは、「感染者が多いのに大丈夫なんでしょうか」「コロナに関しても飛ばされる運命」などと、不安の声も上がっている。 愛知県では7日未明までに計239人の感染が確認され、緊急事態宣言が出される兵庫、埼玉、福岡各県より多い。死者は計21人と東京都に次ぐ多さだ。大村秀章知事は愛知県内の感染状況について「(1日あたり)20、30、40人と(感染者が)ふき上がっていく