マッツ・ミケルセン、主演新作に「多様性が欠けている」ことを指摘した記者への反論が話題に ©THE RIVER 「本作はデンマーク製作ということで、キャストはみな北欧人種です。ですので、多様性に欠けているわけですが……」。記者会見でこう指摘されたマッツ・ミケルセンは、呆れた様子で首を振りながら「何を言っているんだい……?」と苦笑した。第80回ヴェネツィア国際映画祭、ミケルセン主演映画『The Promised Land(原題)』の記者会見での一コマだ。米Deadlineが伝えたこの様子は、YouTubeやSNSでも映像が拡散されている。 デンマーク人と名乗った記者が尋ねようとしているのは、米アカデミー賞の作品賞部門応募資格として、出演者やスタッフの多様性に関する基準が設けられることが2024年(第96回)より適応される件への見解だ。これは、キャスティングや製作、インターンやマーケティングの人