Twitterのほうを見てくれている人は知っているかもしれないけれど、現在noteの有料月額マガジン「もとくらの深夜枠」にて、【クレイジーJAPAN】という連載をやらせてもらっている。テーマは「文化人類学」*1なのだけど、映画『君の名は。』の話をしてみたり、元汚部屋住人さんを取材してみたりと、我ながら「何がやりたいんだ?」感が満載の連載である。自由にやらせてくれている深夜枠編集長・くいしんさん(@Quishin)には、感謝しかない。 note.mu そんな状況なのだが、しかしあくまで「文化人類学」がテーマと言い張りたいのであれば、この人物に触れないわけにはいかないだろう。というわけで、今回は【クレイジーJAPAN】の宣伝をかねて、レヴィ=ストロースの話を少ししてみようと思う。 インセスト・タブーと『親族の基本構造』 レヴィ=ストロースとはご存知のとおり、構造主義というやつを打ち立てたフラン
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