東京・上野の国立科学博物館は、小惑星探査機「はやぶさ」が小惑星「イトカワ」から持ち帰った微粒子を、7月17日より展示する。JAXAの協力を得て、「はやぶさ」と同等の大きさに作られたレプリカと共に常設展示する予定。 展示は、国立科学博物館の地球館の2階で行われ、微粒子観察システムと呼ばれる光学顕微鏡を利用して、0.049mmの微粒子を1人あたり1分の持ち時間で観覧することができる。この微粒子は、かんらん石の単結晶で、隕石の衝突などによってできた破断面も見られるという。 JAXAの太陽系科学研究系准教授の安部 正真氏は、微粒子から小惑星「イトカワ」の歴史が見えると語る。 「イトカワは元々20~30kmの母天体であったが、小惑星同士の衝突などにより破壊された。今のイトカワはラブルパイル天体と呼ばれるがれきの寄せ集めだ」(安部氏)。 今後、太陽風や銀河宇宙線による宇宙風化という現象によって、小惑星
来る2013年7月21日に第23回参議院選挙が行われる。選挙で毎回指摘されるのが、投票率の低さ。では、実際に投票しなかったら、どんな不利益があるというのか? その点について、これまであまり明らかではなかった(少なくとも筆者の記憶に残るほど分かりやすいものはなかった)が、投票しなかったことで生じる不利益を明示してくれる調査結果が登場した。 東北大学大学院経済学研究科の吉田浩教授と経済学部加齢経済ゼミナール所属の学生らは、1967年からの衆・参国政選挙の年齢別投票率と国の予算の統計を収集し、両者の関係を分析した。その結果、若年世代(20歳から49歳まで)の投票率が低下するに従って、国債発行額が増加し、社会保障支出も若年世代よりも高齢世代(50歳以上)に多く配分されていたことが分かった。 さらにこの分析結果を用いて試算すると、選挙棄権により若年世代の投票率が1%低下すれば、若年世代1人当たり年間
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く