その一言が余計です。: 日本語の「正しさ」を問う (ちくま新書) 【本の概要】◆今日ご紹介するのは、サブタイトルにあるように「日本語の正しさ」を考える1冊。 著者の山田敏弘さんは、日本語文法の専門家ということで、類書に比べてかなり「ガチ」な内容でした。 アマゾンの内容紹介から。「見た目はいいけど」「まあ、がんばって」何気なく使った言葉で相手を傷つけた経験はありませんか。よりよいコミュニケーションのために日本語の特徴に迫る一冊。 今回は本書の中から「やったらイカン」的なNGを7つ選んでみましたのでご覧ください! いつも応援ありがとうございます! 【ポイント】■1.「コーヒーでいいです」の「で」 人は代わりの表現がある場合、その複数の表現間の差を知りたくなります。「コーヒーがいいです」と言えば直接的であるのに「コーヒーでいいです」というのはなぜだろう。そんなふうに考えると、「ああ、『コーヒーで