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ブックマーク / science.srad.jp (130)

  • 高校の化学で習う「ゴム状硫黄の色」は誤り、17歳が確認 | スラド サイエンス

    高校の化学の教科書などで「褐色」と記述されている「ゴム状硫黄」の色が、実際は黄色だったことが 17 歳の高専生の実験により確認された。出版社側も間違いを確認、教科書の修正につながったそうだ (朝日新聞の記事) 。確認したのは山形県の鶴岡高専 物質工学科 3 年の高橋研一さん。 硫黄は加熱 / 冷却の仕方により「ゴム状硫黄」「単斜硫黄」「斜方硫黄」という 3 つの形になることが分かっており、単斜硫黄と斜方硫黄は黄色、ゴム状硫黄は褐色と言われていた。しかし高橋さんは指導教員から「黄色のゴム状硫黄ができたことがある」と聞き、実際に実験で確かめたところ、純度が 99.5 % の結晶硫黄からゴム状硫黄を作った場合は黄色になることが判明。褐色になるのは硫黄中の鉄粉などの不純物が原因だったことを確かめた。 これを受け、高橋さんの指導教員である金綱秀典教授が執筆に参加していた化学の教科書の写真を差し替えた

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    qnighy 2009/01/07
  • 地球以外の天体で初めて液体の撮影に成功 | スラド サイエンス

    Wired Visionによれば、2005年に土星の衛星であるタイタンに着陸した後にホイヘンス探査機が撮影した写真の1枚に、同探査機の縁に一時的に形成されたメタンの滴と見られるものが写っていたそうだ。(元記事右側の写真の矢印部分) タイタンに常に液体メタンがあるという訳ではなく、探査機から発せられた熱によって湿度の高い大気が立ちのぼり、それが探査機の冷たい部分で冷やされて液化したものと考えられるそうだ。

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    qnighy 2008/12/18
  • 「砂糖には依存性がある」との研究発表 | スラド サイエンス

    米プリンストン大のバート・ヘーベル氏は10日、アリゾナ州で行われた米神経精神薬理学会議で「砂糖の大量摂取は、薬物乱用と非常に似た作用を脳に与える可能性がある」と発表した。 砂糖水を大量に与えたラットでは、薬物乱用時に人や動物に見られるのと似た行動や神経系統への変化が確認され、「禁断症状や、砂糖を非常に欲しがるような長期的な後遺症の兆候さえ示した」という。 とのこと。 チョコレート依存症なんて言葉もあるように、巷間言われていたことなのですが、それがラットを使った実験で医学的に証明されたということらしいです。 わたしもときどき無性に甘いものがべたくなるときがありますが、この記事を思い出して我慢したいと思います。ダイエットにもなるしね。

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    qnighy 2008/12/16
  • 故障したLHCの写真公開 | スラド サイエンス

    今年9月、CERNの大型ハドロン衝突型加速器(LHC)でヘリウム漏れのトラブルが発生し実験が中断しているが、New Scientistに破損したLHCの写真が掲載されている(家記事)。ヘリウム漏れによって来真っ直ぐであるはずの連結部分が歪んだり、支柱が床から外れたりしており、損傷が激しいことが見てとれる。修理には20億円以上かかると見込まれており、運転再開は2009年春になるそうだ。

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    qnighy 2008/12/16
  • 脳内で思い浮かべた画像をコンピュータで推測することに成功 | スラド サイエンス

    ストーリー by hylom 2008年12月12日 11時25分 脳の中を覗かれるのは誰もが嫌だけど、 部門より 脳活動を分析することで、目で見たものをコンピューター上で再現することに、国際電気通信基礎技術研究所などのチームが成功したそうです。 記事によると、機能的磁気共鳴断層撮影(fMRI)を使って測定することで実現しているようです。 最初にまず、被験者に縦横10列の100マスがランダムに点滅する画像を見てもらい、脳活動のパターンを記録しておくことで、その後、見た文字や図形を推定して再現できるようになるとのこと。記事にある写真を見る限りでは、かなりの精度で再現できているようです。

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    qnighy 2008/12/13
    カオスヘッドですねわかります
  • 内分泌かく乱物質で男性の女性化が進行中? | スラド サイエンス

    内分泌かく乱物質は生体にホルモン的な作用を及ぼし、多くの場合雄を雌化させ生態系を乱すと耳にしたことのある/.Jerも多いかと思う。これらの物質が人間の男性も脅かしているという記事がThe Independentに掲載されている(家記事)。 内分泌かく乱物質の汚染が激しいカナダ、ロシア及びイタリアの地域を調査したところ、男の子の2倍の数の女の子が生まれていたという。また、通常女の子100人あたり男の子は106人ほど生まれるのだが、世界的な傾向として最近は男性の割合が減ってきており、これも内分泌かく乱物質によると影響みられている。 Rotterdam's Erasmus大学で行われた研究では、PCBにさらされた母体から生まれた男の子は、男の子の典型的な玩具より人形やおままごとセットなどを好んだとのこと。他にも、内分泌霍乱物質にさらされた母親から生まれた男の子は、性器の大きさが小さく、また女性

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    qnighy 2008/12/11
  • 人類最古の大麻使用の痕跡、発見される | スラド サイエンス

    中国北西の吐魯番(トルファン)のシャーマンの墓の埋葬品から2700年前の大麻が発見された(家記事より)。 大麻は乾燥した状態で789グラムあり、革の籠に入れられ、さらに木製のボウルにいれられており、シャーマンが死後の世界で使うために埋葬されたとみられている。大麻は極めて乾燥した気候およびアルカリ性の土壌によって良好な保存状態が保たれており、独特の臭いは失われているものの、緑色を保っていた。 分析によると、有効成分であるテトラヒドロカンナビノール(THC)は比較的高い濃度があったが、サンプルが古すぎて正確な成分比率を出すには至らなかった。 今回発見された大麻は繊維や物としてではなく、精神活性を目的として使用されていたとみられているが、パイプなどの埋葬品などはなかったため、どのように使用されていたかは未解明とのこと。研究者らによると薬理活性物質としての大麻使用の証拠としては恐らく最古のもの

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    qnighy 2008/12/07
  • E=mc^2が量子色力学の理論を用いて素粒子レベルで証明される | スラド サイエンス

    欧州物理学チームが、特殊相対性理論の「E=mc2」をついに証明したそうです。 この式は、もはや知られすぎていて常識だと思っていたのですが、陽子や中性子の質量を形成している実態は何なのかについて研究していたグループが、スーパーコンピュータを使ってその謎に挑み、クォークとグルーオンの動きや相互作用によって発生するエネルギーが陽子や中性子の質量の実態であると突き止め、あの有名な式から導かれる質量が、これまで存在が確認できなかった95%分の質量を埋めていると証明したのだそうです。 陽子や中性子はクォークがグルーオンで結束されてできた粒子ですが、単体だとグルーオンには質量がなく、クォークの質量も陽子や中性子が持つ質量の5%にしかならず、残りの95%の質量がドコから来るのか今まで謎だったのだとか。

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    qnighy 2008/11/26
    『エネルギーを放出して楽々減量、「グルーオン」ダイエット!!』
  • ブラックジャックでは、トランプを4回シャッフルすればok? | スラド サイエンス

    ストーリー by nabeshin 2008年11月19日 11時34分 普段の遊びならリフル2回、ヒンズー1回が多い 部門より 1デッキのトランプを完全にランダムに近い状態にするには、7回シャッフルする必要があるという理論がある(この場合のシャッフルは、まずデッキを2つに分け、その後互いの束から数枚ずつが入れ違いになるようにする方法)。この理論はスタンフォード大学の数学者でありマジシャンでもあるパーシ・ディアコニスとコロンビア大学のデビッド・ベイヤーによって1992年に証明されたが、プロのディーラーは7回もシャッフルしないことが多かったため当時は波紋を広げたそうだ。 そのディアコニスとベイヤーは、ブラックジャックなどの一部のゲームに限れば4回シャッフルすれば充分ランダムになるという説をこの論に新たに加える予定とのこと(Science Newsの記事)。簡単に言えば、ブラックジャックではス

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    qnighy 2008/11/19
    「ランダムに近い状態=ガンダム」
  • 「好き」や「嫌い」を判断する際に活動する脳の部位は重なっている | スラド サイエンス

    「好きと嫌いは紙一重」、などと言われますが、イギリスの神経生物学者であるSemir Zeki氏らにより、人間が「好き」や「嫌い」を判断する際に使う脳の部位は非常に近く、一部は同じ部分を使っているという研究結果が発表されました(Reutersの記事、論文「Neural Correlates of Hate」)。 研究ではまず、17人の男女に彼らが嫌っている人物の写真を見せてその際の脳の活動を観測し、嫌いという感情を発生させる部分(hate circuit)を特定しました。ところが、このhate circuitは嫌いな相手だけでなく、自分が好きな相手の写真を見た際にも働くことが観察されたそうです。 「好き」と「嫌い」で、脳内で完全に同一の個所が作用する訳ではないようなのですが、脳内で似たような部位がその感情に影響することが、「好きと嫌いは紙一重」などと言われることに影響しているのではないでしょ

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    qnighy 2008/11/06