アップルは、情報セキュリティーのエキスパートであり著書「欠陥ソフトウェアの経済学-その高すぎる代償-」で知られるDavid Rice氏をグローバルセキュリティー・ディレクターとして招き入れるとのこと(CNET記事)。 CNETによれば、iPhone及びiPadが次々と企業に浸透していくなか、企業からのセキュリティー保護の要請が高まっているため、情報セキュリティーのエキスパートであるRice氏の起用に踏み切ったのだろうとのこと。Rice氏は現在、モントレグループの専務取締役及びIANS(情報セキュリティーコンサルティング企業)の重役を務める。アップルのグローバルセキュリティー・ディレクターに就任するのは3月頃になりそうだとのこと。 Appleが秘密主義なのは今に始まったことではないが、今回のRice氏の起用についても慎重な姿勢で、やすやすとコメントには応じてくれないようだ。