「予測は難しい。とりわけ未来の予測は難しい」 偉大な量子物理学者ニールス・ボーアが言ったとされるこの言葉から、本書を始めたい。 未来について話す本。未来に向かって進もうとする本だ。 (「序章 未来の雇用の衝撃」より) 『ポップな経済学』(ルチアーノ・カノーヴァ著、高沢亜砂代訳、ディスカヴァー・トゥエンティワン)は、このようなフレーズからスタートします。そして本書を書いたのは、“Disruption(破壊)”が叫ばれるいまの時代に、まだ答えのない多くの問題を明らかにし、新たな課題を提起するためなのだそうです。 本書では、経済に応用されるテクノロジーの歩みをたどっていく。経済学は今、その姿を大きく変えつつある科学だ。それは経済危機のためでもある。危機はそれを予見すべきであった経済学者を追い詰めている。 しかし、科学という言葉を使う以上、経済学もほかの科学と同様、これまでも進化してきたし、これか
Nickはロシアのセントピーターズバーグ出身のソフトウェアデベロッパー/ブロガーです。彼による他の記事はこちらをご参照ください。 UXとは何でしょう? 多くの人は、UXとは製品がどのように機能するかというユーザビリティのことを指すと思いがちです。しかし、UXは「有用性」より、「使用感」が全てなのです。ユーザビリティに加えて感情的な関係性を考慮することで、満足のいくUXを作り上げることができるのです。 UXは、ユーザビリティではなく感情的なもの。 「楽しい(Delight)」という言葉は、製品を使う上で心地よいと感じる瞬間について表すためによく使われます。楽しみがあれば、製品をより魅力的にできるのです。これはデザインをする際に配慮すべきコアな要素です。この記事では、楽しく、わくわくするようなUXを作り上げるためのコツをいくつか紹介します。 楽しいひとときを作り上げる ユーザーを楽しませるよう
Image Credit: Diffbot Google サーチでセレブや有名ランドマーク、あるいは製品についてサーチしたとき、結果ページの右側に表示されるインフォボックスを目にしたことがある人は多いだろう。そこに表示される情報は、Google の Knowledge Graph から引用された情報に基づいている。Knowledge Graph とは、ウェブ検索や Google Home をはじめとするスマートスピーカーの検索結果を向上させるために使用されるエンティティ・データベースのことだ。Knowledge Graph には、16億件以上もの情報が記録されている。その大半は、人、場所、モノについてのよくある質問への回答のために、人間の作業チームが数百万単位のウェブサイトを定期的にチェックし、クラウド上で集めたものである。 しかしながら、Mike Tung 氏に言わせれば、それを行うもっ
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