ノルウェーの科学者アンドレアス・ストール氏がこのほど発表した研究結果によると、東京はもし3月14、15日にまとまった雨が降っていれば、福島第1原子力発電所の北西の地域と同様の放射線量上昇に見舞われていた可能性がある。 ストール氏は科学サイト、ネイチャーニュースに対し、「極めて高濃度の固まりが東京の上空を通った期間があったが、雨は降らなかった」と指摘。「状況はずっと悪かった可能性がある」と述べた。 同氏の研究では、3月11日の地震と津波を受けた福島第1原発事故によるセシウム137放出が3万5000テラベクレル(テラは1兆)と、日本政府が6月に発表した推計1万5000テラベクレルの2倍以上だったとみている。ただ、両推計とも誤差の範囲は大きい。 ストール氏はまた、東京消防庁の緊急消防援助隊が原子炉4号機の使用済み燃料貯蔵プールに放水した後の3月19日に放出が突然減ったことに言及。4号機から大量の
フランス放射線防護原子力安全研究所(IRSN)は28日までに、東京電力福島第1原子力発電所事故で海洋に流出した放射性物質セシウム137の総量が2万7000テラ・ベクレル(テラは1兆倍)に上ると推計する試算を発表した。 東電が公表している数値の20倍にあたるとしている。同研究所は、過去に経験したことのない規模の放射性物質の海洋流出になると指摘した。 同研究所は東電と文部科学省の観測データをもとに計算。海洋汚染は3月21日以後顕著になり、総流出量の82%が4月8日までに流れ出したとしている。
最初に言っておくが、「人に好かれようと思うな、嫌われろ!自分勝手に自由に生きろ!」この本はそんな自己チュー的な考えを推奨するものではない。だからこそベストセラーなのだ。 「嫌われる勇気」の本は日本で200万部、世界で443万部も売れている。それは、この本がありきたりの自己肯定本ではなく、現代人に「心の平和をもたらす」ための本質が説かれている。からに他ならない。 「え、でも嫌われる勇気でしょ?嫌われても強く生きろってことじゃないの?」と思うだろう。違うのだ。わかりやすく言葉を付け加えるなら、自由に生き、他者と共存する幸福感を得たいなら、嫌われる勇気を持て、ということなのだ。 ちなみに、このブログではあくまでも「嫌われる勇気」の本のあらすじと感想を述べている。舞台版やドラマ版は原作とは内容が異なるので、注意してくれ。 「嫌われる勇気」本のあらすじをチェック! この「嫌われる勇気」はアドラー心理
「フクシマ」論―原子力ムラはなぜ生まれたのか [著]開沼博[評者]上丸洋一(本社編集委員)[掲載]2011年7月17日著者:開沼博 出版社:青土社 価格:¥ 2,310 ■能動的に原発を「抱擁」した歴史 福島は、どのようにして「原子力ムラ」となり「フクシマ」となったか。その主題を「中央と地方」「戦後成長」との関係から追究する。約400ページの本書は一部を除いて3・11以前に書かれた。福島県生まれの若い研究者の学術論文が、未曽有の大震災をへて注目を集めている。 「(原発が)ないならないほうがいい」 著者のインタビューに福島県の50代の女性が答える。それでも「出稼ぎ行って、家族ともはなれて危ないとこ行かされるのなんかよりよっぽどいいんじゃないか」と。 原子力ムラは自ら能動的に原発を「抱擁」(受容)している。その「幸福感」に著者は着目し、ムラを受動的な存在とみる見方を退ける。 本書を読みながら
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