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ブックマーク / www1.odn.ne.jp (11)

  • Xenom's English Database (英語データベース)

    - '21/04/14 「英独仏冠詞:通念」に「(33) 固有名詞(形容詞修飾・付置規定等)」を追加。このシリーズの追加は一旦終了。 - '21/04/13 「英独仏冠詞:通念」に「(32) 固有名詞(事象等)」を追加 - '21/04/12 「英独仏冠詞:通念」に「(31) 固有名詞(企業・組織)」を追加 - '21/04/11 「英独仏冠詞:通念」に「(30) 固有名詞(建造物)」を追加 - '21/04/10 「英独仏冠詞:通念」に「(29) 固有名詞(自然物)」を追加 - '21/04/09 「英独仏冠詞:通念」に「(28) 固有名詞(人名・国名等)」を追加 - '21/04/04 「英独仏冠詞:直接規定」に「属格(A の B)(11)」を追加。このシリーズの追加は終了 - '21/04/03 「英独仏冠詞:直接規定」に「属格(A の B)(10)」を追加 - '21/04/02 

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    qpq 2010/05/15
  • 武富健治『鈴木先生』→『鈴木先生』3巻の「解説」を書きました

    武富健治『鈴木先生』 ※ネタバレがあります ※『鈴木先生』3巻の「解説」を書きました 「その苗字が示す通り、鈴木先生はごく普通の人であり、ごく普通の人が、まるで『神』かその使徒であるような聖人君子として理想の教師像に気で向き合ったとき、どのような苦悩になるのか、この作品は見事に描き出している」(宮大人/毎日新聞夕刊06年10月31日付「マンガの居場所」)。 1巻が出て読んだとき、すでにネットでは話題になっていた。 面白い作品だとは思ったが、ネット評が「絶賛」にちかいものばかりだったのには違和感が残った。漫棚通信ブログ版が1巻について「この作品、フツーに、まじめに、リアルを描いてるだけに見えます」と淡々とした評価を書いたのに、親近感を覚えた。 http://mandanatsusin.cocolog-nifty.com/blog/2006/09/index.html まず、ぼくが1巻のさ

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    qpq 2007/03/13
  • NHKスペシャル「ワーキングプアII 努力すれば抜け出せますか」の感想

    2006年12月10日放映のNHKスペシャル「ワーキングプアII 努力すれば抜け出せますか」は、前作「ワーキングプア 働いても働いても豊かになれない」の第2弾。 非常に戦闘的な、言い換えると論争的な中身だった。 前作はワーキングプア(働く貧困層。生活保護水準以下ととりあえず規定されている)の実態とそれを生み出す構造を描いた。これにたいして、「II」はもちろん引き続きワーキングプアの実態を描くのだが(前作に1400通もの反響があり、キャスターの鎌田自身も未曾有の経験だという)、サブタイトルにあるように「努力すれば抜け出せる」という議論に、ルポを通して反論している。 「努力すれば抜け出せますか」という疑問、そして反語として。 「ワーキングプアといっても、努力すれば抜け出せるではないか」――これは自己責任論にもとづく最も有力な議論である。実際にインターネット上でも前作への反響としてこのような議論

  • 岩田靖夫『ヨーロッパ思想入門』

    岩田靖夫『ヨーロッパ思想入門』 あるMLで、ぼくの「フリーター漂流」についての解説の感想がのっていて(ぼくの解説についてではなく、おそらく番組への感想であろうけど)、“自分より下がある、という安心を与えるもの”などという感想があったのを見た。 苛酷な搾取にさらされる請負労働者の実態をみて、「自分より下がいるんだ」と思うメンタリティについていろいろと考える。 「この人には、見るべき面影はなく、輝かしい風格も、好ましい容姿もない。彼は軽蔑され、人々に見棄てられ、多くの痛みを負い、病を知っている。彼は私たちに顔を隠し、私たちは彼を軽蔑し、無視していた。彼が担ったのは私たちの病、彼が負ったのは私たちの痛みであったのに。私たちは思っていた。神の手にかかり打たれたから、彼は苦しんでいるのだ、と。彼が刺し貫かれたのは、私たちの背きのためであり、彼が打ち砕かれたのは、私たちの咎のためであった。……私たちの

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    qpq 2006/12/15
  • 三田紀房『ドラゴン桜』13~14巻

    三田紀房『ドラゴン桜』13~14巻 ※それ以前の『ドラゴン桜』の感想はこちら 「東大生の親はみんな金持ち」――この「世間では常識とされてるある情報の解釈が正しいか検証」するという宿題を国語教師・芥山は出す。「これを調べて自分なりの結論を明日発表してもらいます」と芥山は言い残す。 『ドラゴン桜』は、偏差値が非常に低い高校を、超進学校に改造するため、手始めに、勉強がまったくダメダメだった男女各一人を初年度に東大に進学させるプロジェクトを描いた漫画である。 しかし、ここでずいぶんひどいごまかしがおこなわれている。 このごまかしについては、13巻を読んだ時点ではぼくは「まあしょうがないか」と思っていたが、14巻でになって許容しがたいものになったので、ちょっとそのごまかしについて書いておこうと思う。 まず、この「東大生の親はみんな金持ち」という命題なのだが、常識的に考えて、みんな金持ちなわけがない。

  • 『18歳の今を生きぬく 高卒1年目の選択』

    『18歳の今を生きぬく 高卒1年目の選択』 なかなか興味深い調査である。 若い人がどのようにフリーターになるか、あるいは、正規の職につくか、あるいは進学の夢を持ち直すのか、を追跡した調査だ。 統計では質が捨象されてしまう、という方法と逆の方に行けば、「ルポ」というやり方があるだろう。 NHKドキュメンタリーの「フリーター漂流」や「ワーキングプア」などはこの方法をとった。事態の質をあらわしていると思える「典型的」人物を探し、その人間に焦点をあてて、問題を浮かび上がらせるという手法である(むろんそのなかで「統計」は駆使されるが、統計と典型的人物は画然と分かれている)。 この調査がとった方法は、いわばその中間をいくものだった。 東京の公立高校を2つ選んで、高三生89人から聞き取りをおこない、その後の過程を2年間にわたって追跡し、インタビューをくり返したものなのだ。 〈私たちは、あえて中間層以下

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    qpq 2006/11/10
  • 「フリーター漂流」『自動車絶望工場』 

    土曜日(2005年2月6日)に放映されたNHKスペシャル「フリーター漂流」を観た。 フリーターのなかでも、モノづくりの現場での「請負」と呼ばれる種類の労働にしぼって描いたもので、監督官庁もなく法規制も弱い分野であるために、現代の「合法」的世界のなかでももっとも苛酷な搾取がおこなわれている分野の一つだ。 請負(業務請負)は、派遣に似ている。 ある工場で人がほしい。そのとき、工場をもっている発注元の企業は、業務請負会社にたのむ。請負会社にはフリーターが大量に雇われており、それらが隊伍をくんで発注元の企業におくりこまれる。 派遣とちがうのは、派遣のばあいは、おくりこまれた先の企業が、その労働者を指揮・命令することになるのだが、請負のばあいは、請負会社がまるごと仕事をひきうけ、請負会社の指揮・命令のもとで労働者たちは働くことになるのだ。 派遣のばあいは、派遣法などもあって法の規制もあるが、請負の方

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    qpq 2006/08/03
  • NHKスペシャル「ワーキングプア 働いても働いても豊かになれない」:

    2006年7月23日放映のNHKスペシャル「ワーキングプア――働いても働いても豊かになれない」を見た。 「フリーター漂流」では、非正規雇用という貧困をうみだす根源へと迫ったが、今回はこの非正規雇用の問題もふまえたうえで、地域や自営業の衰退、社会保障の貧弱さ、貧困の世代をこえた再生産、「希望格差」など、日社会の全体像へと広がっていった。 ちなみに「ワーキングプア」とは、「働く貧困層」の意味で、もともとはアメリカで広がっている事態を説明する概念である。 ここでは、「働いているのに生活保護水準以下という人」を指す言葉として使われており、全国で400万世帯とも、それ以上ともいわれている。日の全世帯の10分の1である。番組では紹介がなかったが、平均世帯人数(1世帯2.36人)で掛けても、1000万人前後がこのような生活を強いられているということになる。 「フリーター漂流」の果てに まず最初に、3

  • 清原なつの『花図鑑』

    清原なつの『花図鑑』 「いつかきっと この世にただひとり 生涯の恋人に出会うのだ その時こそ私は 嫌悪することなく 男性の肉体を受け入れることが 出来るだろう」 という主人公のモノローグではじまるのは、吉野朔実『恋愛的瞬間』の一短編。 「なんてことを言っていたら あっという間に30歳になってしまった 見合い写真を見て 『写真が私を押し倒しに来るような気がして 怖い!!』 と泣いていたよーこちゃんも 『世界中のすべての男の腰に男性器がついていると思うと ハキ気がする!!』 と叫んでいた安西良子も 『妊婦って醜いわよね よくまあ恥ずかし気もなく 表を歩けるものだわ みっともない』 と言っていた真由美までもが 妊娠してしまった (やることやって) みんなみんなお母さんになってしまった」 美人で清潔感がある主人公は、セックスへの嫌悪ゆえにセックスができないのだ。 ぼくは、吉野が描いたこの3人のセリ

  • 松宮健一『フリーター漂流』

    NHKスペシャル「フリーター漂流」の制作ディレクターである松宮健一が、同番組を単行化したものである。 の内容は、まず番組の内容をほぼ組み入れている。 もちろん、ナレーションをそのまま起こしたものではなく、単行用に書き下ろされたものだ。 このは、番組内容をなぞるにとどまらない。 番組で取材した人の「その後」をフォロー 特長の一つは、番組で紹介したフリーターたちの「その後」をフォローしていることである。 やはり気になるのは、映像の最後を「かざった」Hさん(※1)だろう。 35歳、もう後がないという焦燥でいっぱい、なおかつ実直な印象をうけるHさんの運命は、番組のテーマとは別に、個人的な関心を抱かずにはおれない存在だ。 くわしくは書を読んで知ってほしいのだが、一つだけ。 Hさんは、あの後、ある事情で、50代の男性に、請負の仕事について質問される深刻な場面に遭遇することになる。50代の男性

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    qpq 2006/05/08
  • 手塚治虫『シュマリ』

    手塚治虫『シュマリ』 手塚治虫の青年漫画には、かなりひんぱんに「強姦」が登場する。 『アドルフに告ぐ』でも、『きりひと讃歌』でも、強姦が登場し、女性が屈服させられる。この『シュマリ』でも、主人公のシュマリをはじめ、男爵夫婦や太財炭坑社長のように一種の「和姦」の体裁をとった強姦シーンが登場する。 他の男性漫画家たちが隠蔽したかった男女間の力関係を、手塚はこうした暴力のなかに、はっきりと描き出そうとした。強姦は、どれも女性が暴力のうちに男性に支配されていく「手続き」として存在する。 男女間の問題に限らない。 手塚は、あらゆるものを実に明示的に、はっきりと描く作家であると思う。 メタファーを使う場合も、あまりわかりくくはない。錯綜せず、シンプルに描く。 『シュマリ』とあわせて、少年漫画である『どろろ』も読んだのだが、戦争政治の抑圧によって、人間が殺されていくところを、遠慮会釈なく大量に描く。ま

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