東京を代表するターミナル駅・駅。そのに200メートルほどのデッキが誕生した。手掛けたのは東急だ。このデッキは将来、東の宮益坂と西の道玄坂を水平で結び、一度も地上に降りることなく移動することができるようになる。新宿や池袋でも改造計画が控える中、〝の宿命〟とも言われる谷地形をどう克服し、逆にどう長所に変えていくか。東急の大改造の中身を追うと……。 東西を結ぶ〝背骨〟が登場 「ではすり鉢状の谷地形をどう克服していくかが課題となっている。その課題を解決するため、再開発では縦動線の整備に加え、横の広がりも整備している」と語るのは、東急開発事業部開発計画グループ開発計画担当の齊藤慎太郎氏だ。 100年に一度の大改造──。再開発では、こんな言葉が飛び交っている。そんなスローガンを体現する施設が新たに開業した。歩行者デッキ「ヒカリエ ヒカリエデッキ」だ。今回はビルではなく、建物の外に張り出した板敷きのデッ