フィリピンの首都マニラで、総合病院から別の病院に移送される、ココナツ酒を飲んだ後に不調を訴えた患者ら(2019年12月22日撮影)。(c)Ted ALJIBE / AFP 【12月23日 AFP】フィリピンで、高濃度のメタノールを含んだとみられるココナツ酒を飲んで8人が死亡し、数百人が病院に搬送された。当局が23日、明らかにした。 被害者は全員、先週末に首都マニラ南東のリサール(Rizal)で行われたパーティーに参加しており、酒を飲んだ後に腹痛を訴えた。 マニラにあるフィリピン総合病院(Philippine General Hospital)のホセ・ヨナス・デルロサリオ(Jose Jonas Del Rosario)医師はAFPに対し、被害者のうち9人が重体だと述べた。 警察によると、病院に搬送された300人は全員、同地域で購入された同じ銘柄の酒を飲んでいたという。 これを受けて地元政府は