「Scala関数型デザイン&プログラミング ―Scalazコントリビューターによる関数型徹底ガイド」(以下、 FP in Scala)という本を読んでいます。 ところどころプログラミングの演習問題が出てきて、これを解いていかないとちゃんと理解できなさそうなのですが、 Scala で書くのも当たり前すぎてつまらない(?)ので、 JavaScript (TypeScript) で書いてみようと思いました。 今回は第5章に出てくる遅延評価を取り上げます(次回があるかどうかは分かりません)。 コードは以下に公開しています。 https://github.com/kimamula/fp-in-javascript/tree/master/lazy-array 遅延評価とは 「実際に必要になるまで、値の評価を遅延させる」ことです。 Haskell はデフォルトで遅延評価ですし、 Scala でも明示的
