大挙して鳥取にやってきた松本サポーター。彼らの出現で今季のJFLはさらににぎやかになった【宇都宮徹壱】 Jリーグ開幕から遅れること1週間後の3月14日、JFLが12年目のシーズン開幕を迎えることとなった。ここ2シーズン、都内で横河武蔵野FCの開幕戦にお邪魔してきたのだが、今回は故あってガイナーレ鳥取対松本山雅FCによる「Jリーグ準加盟対決」を取材することにした。会場は、鳥取のとりぎんバードスタジアム。この日は晴天に恵まれ、絶好の開幕日和となった。この天気なら観客数3000人超えは間違いないだろう(実際、公式発表では4523人だった)。 それにしても――と、スタ飯にしてはやや高め(700円)の大山黒牛カレーを食しながら、あらためてJFL開幕の風景の変化を思う。レプリカユニホームを着た観客の多さもさることながら、スポンサー関連の出店の多さも、もはやJリーグと比べて全く遜色(そんしょく)がない