・なんでも知っている人ではなく、なんでも考える人になる。 ・考える習慣とは、思考の時間を確保することです。純粋に、考えるためだけの時間です。 ・「考えのかけら」をひたすら紙に書き出し、頭の中をビジュアル化する。 ・あまりにも拙いものだと、叩き台にすらなりません。ほぼ完璧にできあがっている企画書をもとにディスカッションをし、さらに良くなるよう内容を詰めていく。これが「叩き台を検討する本来の目的」です。 ・未完成なものは人と共有しない。これを自分のルールにする。 ・「叩き台」という言葉を便利な免罪符にして、完成度の低い未完成の企画書で説明しようとしたら、せっかくの良いアイデアも「意味がわからない」と却下されたり、「つまらない企画だ」と誤解されたりする危険があります。 ・習慣のひとつ目は、観察すること。人、状況、自然などを常に観察し、「次はどうなるか?」といつも想像する習慣がつくと、想像力は豊か
・南北戦争で、奴隷制度の撤廃を求めたリンカーン大統領は共和党で、奴隷制度維持のために内戦を引き起こした南部連合は民主党だった。 ・ニュー・ディールとは、トランプでのカードの配り直しのことで、富の再分配によって、開いてしまった貧富の格差を減らして、全員をスタート地点に並ばせようとするニュアンスがある。 ・福音派の源であるプロテスタントには「予定説」という思想がある。「この世に起こることはすべて神の計画通りだ」という考えだ。天才も神の意志だと。 ・うちの婆ちゃんが言ってました。動物にエサをやるなって。なぜかわかりますか。連中は増えるからです。特に何も考えない奴に限って子沢山です。 ・ティーパーティー支持者の79%は白人、しかも50%は50歳以上。見渡す限り、若者は一人もいない。 ・「他の国がどうあれ、アメリカには関係ない」という例外主義。「よその国では」とすぐ比べたがる日本とは逆だ。 ・視聴者
・難関といわれるような高校や大学の入試問題にしても、「知っているか知らないか」「覚えているか覚えていないか」が合否を分けるベースになっています。そこを目指した日本の教育システムも、「知っているかどうかの勝負」を前提とした知識を詰め込んでいきます。そのため、一つのことを10時間かけて考え抜くといった能力には、なかなかフォーカスが当たらなくなっている。 ・ブログやTwitterで議論しているのを見ていると、「議論が浅い」とかじられる場合がほとんどです。なぜそう感じるのかといえば、こうした議論のほとんどは、「現在、誰にでも手に入れられる情報をもとにした、1手先か2手先、せいぜい3手先までしか読んでいないもの」だからです。 ・どんな市場でもそうなのでしょうが、多様なものが出てくれば、新しいほう、新しいほうへとライトなユーザーは流れていきます。新しいものが手軽で楽しみやすいものであるなら、なおさらそ
・ここ20年ほど、米国の製造業について雇用が減少していると嘆くコメントはよく聞くが、それに伴って製造能力が低下しているという話はまず耳にしない。実際、雇用は減少したが、製造量は増加を続けているからだ。 ・ひとつしか試さない場合、アントレプレナーではなくて政治家が増えてしまいます。100もの優れたアイデアから自分のアイデアを採用してもらう必要があるからです。それでは駆け引きや売り込みが得意な人ばかりが増えてしまいます。 ・これがクールかどうか、まだわかっていないから。それなのに友だちを招待しなさいって? そんな危ないこと、できるわけがないじゃない。そんなことをしたらどう思われるか……これが変だったら私まで変だって思われちゃう。 ・IMVUを選ぶ顧客はオンラインで「新しい」友だちを得たいと考えていたのだ。既存のソーシャル製品はいずれも現実世界における顧客のアイデンティティーが中心だった。それに
・「理解する」のと「同意する」のは全く別だ。 ・どんなに馬鹿げた計画でも、失敗したときに無能の誹りを受けるのは現場の人間だ。こればかりはいつの世も変わらぬ不条理である。 ・カウンターのグラスには、白いミルク。この酒場の穢れに染まることを拒絶しているかのように純白の。 ・世の中には、カーペットの汚れを自分で洗浄することさえ億劫だと思うほど物臭な人々もまた存在するのだ。汚れを落とすという労働、その手間隙と引き換えならば対価を支払うことさえ辞さないという呆れたブルジョワジー思想は、現代においてなお健在だ。故にカーペット洗浄という職種が電話帳に名を連ねることになる。 ・このロックという男の不思議なところは、こんな風に「赤の他人の心配をする」という妙な趣味を持ていることである。 ・特定のシチュエーションが整えば特定の行動を取る。 ・KGBに飼われた裏切り者が安月給では買えないはずのジャガーを乗り回し
・この手の凝りすぎた改造銃というのはまったくのナンセンスだ。こと仕事道具というものは「当たって殺せりゃそれでいい」のが大原則である。数ミリ単位の命中精度やら銃把の握り心地やらに拘るのは、趣味人の道楽でしかない。 ・立場上の優劣は、官僚くずれの彼女にとって絶対的な意味を持つ。 ・同僚を蹴落とすことこそがどんな功績にも勝る出世の近道という認識があり、事あらば仲間内の足の引っ張り合いに血道を上げる傾向にあった。 ・どんなに気難しかろうと正しい手順さえ踏めば従順になってくれるメカの相手をしている方が、よほどベニーの性に合う。 ・本人の素顔が晒されてる画像は一枚も見当たらない。この日記に記載されているのは「誰が何処で死んだか」の記録でしかなく、「誰が殺したか」を特定できる手がかりは一切ない。 ・傍目にはもう相当無残な有様なのだろう。だが、知ったことではない。鏡さえ見なければいいのだ。 ・アフガニスタ
・印刷機が誕生した後の情報オーバーロードは、宗派主義を助長した。さまざまな宗教的思想が、より多くの情報、より多くの「証拠」によって証明可能となり、異なる意見を受け入れないようになった。今日、同じようなことが起きているのではないだろうか。 ・私たちの予測には問題がある。人間は物事を予測するのが大好きだが、決して上手ではない。 ・「誰も予想していなかった」。無罪を主張できないときには無知を主張する。予測が外れたときの第一声として耳にすることが多いセリフだ。 ・S&Pやムーディーズは、もっぱらウォール街の一流投資銀行に就職できなかったような人材を雇っているにもかかわらず、その特権的地位を利用して巨額の収益を手にしてきた。 ・怖いのは、自分が対処できると思っているが、実際には対処できないリスクである。 ・需要と供給は負のフィードバックの一例である。値段が上がれば売上は落ちる。負のフィードバックは、
・過去に起きたことを描写するだけで、なぜ起きたのかという洞察のない「記述的分析」に関しては、新たな解説書はもう必要ないだろう。 ・「データサイエンスはポルノのようなものだ」と言った。ポルノを定義するのは難しくても、見ればポルノだとわかる。 ・現代は大規模なコモディティ化が進んでおり、どの企業も同じようなものを売り、同じように振る舞う。 ・1人の記者が巧妙に口火を切れば、評論家が筋書きどおりに議論を炎上させ、報道がさらに炎を煽る。 ・データは、同じ重さの黄金以上の価値がある。当然だ。データには質量がないのだから。 ・抗生物質を使いすぎると超耐性の病原菌が出現するように、詐欺探知の努力は図らずも、より強力な敵を生む。 ・電車の中で高齢者や妊婦に席を譲るときは、「妊娠や高齢という繊細な個人データを推測しようとしている」のか、それとも助けが必要な人に手を差し伸べているだけか。 ・推測が悪いと決めつ
・世の中は「利用される人」と「利用する人」に分かれます。しかし、悲しいかな、世の中のほとんどの人が「利用される人」にされてしまうのです。なぜなら、日本の学校教育が教えてくれるのは「自分の意見を言わない「利用される人」になる方法」だからです。 ・多くの会社では、仕事以前に仲良くなることが優先して行なわれます。そこから変な情が生まれて、利潤を追求するビジネス集団からかけ離れていくのです。 ・中間管理職や上層部の人間は、自分の地位や既得権益を失いたくないので、会社の上層部が決めた方針に逆らう勇気がなくなっています。そこへ若く何も失うものがないあなたが登場し率直な意見をどんどん言えば、自分の代弁者として重宝して取り立ててくれる可能性が高いのです。 ・友人というのは、あなたの成長と共にどんどん相手が変わっていくものです。なぜなら、人間の進化というものは、つき合う人間関係の変化によって引き起こされるも
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